我が家のタロが小学3年生の頃、少年野球チームに入団しました。
オットの繋がりで、地域外のチームに入ることになり、もちろん私自身は知り合いゼロ。
元々超人見知りである母の私と、何故だかとても団結して仲の良い母軍団とは、全く馴染めないままでした。
そんな少年野球のチームに馴染めないと悩んでいた私が、心がけたことは『あいさつ』『なるべく顔を出す』『子どもたちと仲良くなる』『無理しない』の4つです。
そんな心がけにより、入団して3年経ち「馴染めない…。」と落ち込むことはなくなりました。
少年野球に入団することで、母がしんどいと感じてしまう理由や、少年野球の母あるあるなどもご紹介します。
そうそう!分かる~!などと気軽にご覧ください。
少年野球で母が全く馴染めない!しんどい私が心がけたこと4つ
タロが少年野球に打ち込めば打ち込むほど、周りのお母さんたちと馴染めない私は落ち込みました。
馴染めない中にいるの嫌~。練習や試合に顔を出すのが、本当に憂鬱…。
しかし我が子の勇姿は、この目で見届けたい。
そこで私が、すでに団結しているお母さんたちに馴染むために行ったことは下記の4つです。
- とにかくあいさつをする
- 参加できるときは、なるべく顔を出す
- 子ども達にも積極的に話しかける
- 無理して話そうとしない
とにかくあいさつをする
あいさつは、コミュニケーションの基本中の基本!
監督コーチはもちろん、お母さん達にも、必ずあいさつしていました。
幸いにも無視するようなお母さんは1人もおらず、あいさつをすることで、自然とお母さんたちの近くのポジションを位置どることができます。
しかし『あいさつする』=『馴染める』とはなりません。
あくまでも馴染めない私は、あいさつした後も気まずい時間を送ることになります。
あいさつはあくまでもきっかけにすぎません。それでもあいさつは、必ず必要なことだと思っています。
参加できるときはなるべく顔を出す
馴染めない1番大きな原因は、馴染めない、あまり関わりたくないからと言って、練習中にできる限り顔を出さないようにしていたことです。
しかしタロが試合に出るようになり、さすがに試合はしっかり見てあげたいと思うようになりました。
試合ぐらいは全て顔を出そうと思ったのが、チームに馴染めるようになった1番のきっかけかなと思います。
試合を見ていると自然と応援の声は合うし、試合の流れでよく分からないことなんかはお母さん同士で話しをする。
すると他のことでも、自然と話ができるようになりました。
少年野球のお母さんたちが、妙に団結力があって仲がいいのは、そのあたりにポイントがあるんだろうなと思います。
子ども達に積極的に話しかける
そしてチームに馴染むためには、子どもたちとも仲良くなることは、とても大事なことです。
あの人誰のお母さん?状態だと、子どもたちに話しかけても、そっけない態度しかとってくれません。
しかし小学生男子はやはり素直なので、1度普通に接することができれば、その後も普通に話をしてくれます。
『子どもたちと仲良くなる』→『お母さんたちとも仲良くなれる』実はこれが、手っ取り早くチームに馴染む方法かもしれませんね。
無理して話そうとしない
そしてこれが何より大事。
無理して話そうとしなくても大丈夫です。
少年野球は、お母さんが友達を作りに行く場ではありません。
チームを卒団すれば、もう会うこともないような関係の方々。
当たり障りなくあいさつをして、一緒に応援や子どもたちのサポートができれば、それだけで充分だと思います。
【番外編】野球に詳しくなる!!
こちらは私が心がけたことではないですが、1番手っ取り早く馴染む方法かもしれません。
全くコミュニケーションを取らずとも、野球に詳しいとなれば、馴染めないという悩みは、一気に吹き飛ぶでしょう(笑)
試合のスコアブックを書けたり、審判ができたりとなれば、馴染めるどころか、チームの中でとても重宝される存在になれるでしょう。
それほど少年野球チームにとって、野球に詳しい保護者は大切な存在なのです。
もしもチームに全く馴染めないとお悩みなら、1度野球に詳しくなってみるのはとてもおすすめです。
詳しくなればなるほど、野球を見ること自体が楽しくなるでしょう。
【更に番外編】子どもにチームが合っていないと感じたら逃げるのも1つ【2024年5月更新】
少年野球を頑張ることはとても素晴らしいことです。少年野球に限らず、どんな物でもやると決めたからには続けることはとても素晴らしいことだと思います。
しかしそれは、子どもの精神安定心の安定があってこその頑張りです。
本当に楽しく、心からイキイキと少年野球を楽しめることが、少年野球を続ける大前提だと私は思っています。
もしもお子さんが、「このチームが好きになれない」「頑張るのが辛い」「何のために頑張っているのか分からない」と訴えてくるのであれば、それは逃げ時・辞め時なのかもしれません。
少年野球チームには、そのチームそのチームの独特な空間があります。お子さんの特性によって、合うチーム合わないチームが有って当然です。
今のチームが続けられないからと言って、他のチームでも続けられないかと言えばまったく違います。
今は自分の小学校チームにしか入れないという規則も少なくなっているはずなので、幅広く色々なチームを選択肢に入れることができます。
チームが合わなければ、チームを逃げる選択をしてもいいんだということも頭に置いておくと、お子さんの心も楽になるかもしれないですね。
少年野球で母がしんどいと思う理由4選
少年野球は母をはじめ、保護者はしんどいということをよく聞きます。
なぜしんどいのか、私が思う代表的なものは下記の4つです。
- 入団時点ですでに出来上がっている、母たちの結束
- わが子とチームメイトは、仲間でありライバルでもある
- 練習や試合は、保護者がサポートしなくては回らない
- 基本的に土日はつぶれる(急な予定変更も多い)
入団時点ですでに出来上がっている、母たちの結束
当たり前ですが、既にあるコニュニティーに新しく入っていくのはしんどいですよね。
少年野球に限らず、団体競技のスポーツでは、チームの子どもたちやコーチ陣だけではなく、保護者も一緒に1つの目標に向かって進んでいます。
先ほど、1章目でもお話しした通り、一緒に試合を応援することで、自然と母たちの結束力が高まります。
学年や入団歴が上がれば上がるほど、母たちの本気度も上がってくるでしょう。
そんな中で、本気度もさほどない新人母には、その結束力が厚い壁に感じてしまうのです。
そこでやはりおすすめなのは、1章で紹介した『子ども達に積極的に話しかける』と『野球に詳しくなる』です。
子ども達に積極的に話しかける
子ども達に積極的に話しかけることで、子どもたちと仲良くなれます。
そして、あの子はピッチャーになるための練習を頑張っている、あの子は大人しそうに見えて負けん気は誰よりも強い、などチーム事情も把握できるようになります。
そうすることで、わが子以外の子どもたちも可愛く思え、わが子が出ていない試合であっても、自然と応援したいと思えるようになります。
応援に熱を入れることができれば、既に出来上がっている母たちの結束の中に、少しずつでも入っていくことができるはずですよ。
野球に詳しくなる
これは言うまでもないですが、野球に詳しくさえなれば、試合の応援がしやすくなります。
私は全く野球の知識がなかったので、試合を応援しているフリをしつつ、いつになったら終わるのか、そればかり考えていました(笑)
しかし少しずつルールを分かっていくうちに、試合を見ている時間の感覚が、とても早くなっていったのです。
野球が詳しいとまでいかなくても、ある程度のルールや試合の流れを理解することで、しんどい思いから少し開放されるのではないかなと思います。
わが子とチームメイトは、仲間でありライバルでもある
これは少年野球に限ったことではないですが、「○○くんがレギュラーで、なんでうちの子は…。」と言うことは必ず出てきます。
今まで試合に出ていなかった子が試合に出るということは、他の誰かが下がったということ。
表面上は仲良く結束しているように見える母たちですが、心の中では何を考えているかは分からないですよね。
せっかくわが子が試合に出られるようになっても、手放しで喜べないのはしんどいです。
けれどそこは勝負の世界。監督の采配なのだからと、胸を張って喜べばいいと思いますよ。
練習や試合は、保護者がサポートしなくては回らない
基本的に少年野球は、保護者やOGなどボランティアで回っていることがほとんどです。
そのため、日程調整から、子どもたちの体調観察、飲み物管理、試合の審判やスコアブックなど、保護者がしなくてはならないことがたくさんあります。
チームによっては、監督へのお茶出し当番なんていうものもあります。
しかしながら、全ての保護者が土日休みという訳でもなく、必然的にサポートにまわる保護者は固定されてきてしまいます。
毎回サポートにまわる方はもちろんですが、実は仕事等で土日になかなか顔が出せない方側も、気持ちの面で何かとしんどいものです。
なかなか顔を出せない場合は、周りへの感謝を忘れずに、できるときにできることをすればいいのです。
意外と毎回サポートにまわっている方は、楽しんでやっているという場合もありますよ。
基本的に土日はつぶれる(急な予定変更も多い)
1番しんどい理由は、土日がつぶれることかもしれませんね。
特にシーズン中は、土日両方試合なんてことも珍しくなく、朝から晩まで時間を縛られる場合も多いです。
そして野外スポーツということもあり、天候にも左右されやすく、午前中で終了予定だったのが、当日になって、午後からになるということも度々あります。
野球以外の予定を組みにくいというのは、なかなかしんどいですよね。
野球に関係ない妹のハナが、野球の予定に振り回されているのは、やっぱり可哀想だなと思う…。
しかしある程度は、割り切ることも必要ですよね。
どうしても大事な予定や、下のお子さんを優先する日があっても良いと思いますよ。
少年野球の母あるある10選♪
最後の章では、まうが思う、少年野球の母あるあるをいくつかご紹介しますね。
- オニギリが大きくなりがち
- どこのコンビニのオニギリが美味しいか詳しくなりがち
- 自分が試合に出るわけでもないのに、母の荷物多くなりがち
- 球場のトイレ事情に詳しくなりがち
- 知ったかで子どもを注意すると、反論くらいがち
- 試合中、我が子にだけ厳しい声かけがち
- 我が子だけが迷惑かけてるんではないかと、母が疑心暗鬼になりがち
- 活躍したときは、焼肉行きがち
- 家族間での話題は、少年野球でもちきりになりがち
- チームメイトのみんなのことが、可愛くて仕方なくなりがち
少年野球は母もしんどいことも多いのは事実です。
しかし子どもや家族みんなでハマれば、家族の絆も深まり、とても有意義な時間になると思います。
そして子どもたちは、唯一無二のかけがえのない仲間を得ることができます。
少年野球のチームのみんなとは、小学校で作る友達とは全く違う、仲間という感じの強い絆を感じることができていると、タロを見ていて思います。
私は、タロを少年野球チームに入団させて、本当に良かったと心から思っています。
まとめ
- 母が少年野球のチームに馴染めないとにきは、『あいさつ』『なるべく顔を出す』『子どもたちと仲良くなる』『無理しない』を心がける
- あいさつは基本中の基本
- 最初は馴染めないと気まずいが、しっかり顔を出せば、すぐ馴染めるようになるはず
- チームの子どもたちさえも可愛く思えたら、勝ち
- 少年野球は母もしんどいことも多いけど、唯一無二な絆や時間を作れる
正直に言うと、少年野球に入団して1年ほどは、タロが野球辞めたいって言わないかな〜と密かに思ってました(笑)
それほどお母さん同士と馴染めないのは、しんどいですよね。
でも今となっては、タロが野球を始めてから、母である私自身も新しい世界を見せてもらっている気がします。
ぜひあなたが、少年野球の母として、素敵な時間を過ごせることを願っています。
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