小学校の入学準備をしていると話題になる、結局のところ小学生に勉強机はいるのかいらないのか問題。
ママ友の中でも、意見が分かれるところかもしれません。
勉強机いる派・いらない派にもそれぞれ理由があり、各家庭環境や子どもの性格によって大きく違ってきます。
いらない派の理由としては、小学生は1人の部屋では落ち着いて勉強ができない、リビング学習をさせたい、そもそも勉強机を置くスペースがないなどがありました。
また、いる派の理由やおすすめの勉強机、そしていらない派におすすめな小学生向け収納アイテムもご紹介します!
いる派いらない派の意見も知った上で、納得のいくお子さんの勉強スタイルを見つけましょう♪
小学生に勉強机はいらない理由4選!!わが家の体験談も紹介
小学生になるからといって必ずしも勉強机が必要とは限りません。いらない場合もあるのです。
なぜなら、子どもの性格にや学習スタイル、間取りなどの家庭環境から、勉強机が必要と言い切ることはできないからです。
ちなみにわが家でも、2年前に娘が小学生になった際、勉強机は購入していません。
小学生がいる家庭でも勉強机がいらない理由は、下記の4つです。
- 勉強机で1人で勉強できない
- リビング学習をさせたい
- 勉強机を置くスペースがない
- 多様化した勉強スタイル
これから、小学生になっても勉強机がいらない理由を1つ1つ紹介していきます。
1|勉強机で1人で勉強できない
小学生になったとはいえ、特に低学年のうちはまだまだ幼いです。
自分1人の部屋では落ち着かず勉強ができない、みんながいるリビングの方が落ち着いて勉強ができるという子もいます。
また勉強をするための机に向かうのは気が乗らない。ダイニングテーブルでする方がやる気がでるという場合もあるようです。
わが家の場合は、娘が極度の怖がりなので、1人で勉強机に向かって勉強できる姿が想像すらできませんでした。
2|リビング学習をさせたい
親が家事などをしつつも、子どもの勉強の様子を見ることができる為、リビング学習を選ぶ家庭も増えています。
リビング学習であれば、親も子もお互いに目が届きやすく安心感を得られるメリットがありますし、子どもが宿題などで困っている時にすぐにフォローすることができます。
また近くにいることで自然と会話が増え、学校での出来事など子どもとのコミュニケーションの時間にもなるでしょう。
わが家もリビング学習をしています。子ども様子がよく分かり、おすすめです。
3|勉強机を置くスペースがない
家の間取りによっては、そもそも子ども部屋がなく、勉強机も置くスペースがないという家庭もあるでしょう。
勉強机はしっかりとした造りのため、どうしても場所をとります。
そうなると限られた生活スペースを圧迫しかねない為、勉強机を購入をしないというケースも多いようです。
わが家もリビング学習をするにあたり、リビングに勉強机を置くことも検討しましたが、そんなスペースはなく、購入は断念しました。
4|多様化した勉強スタイル
最近は学校から1人に1台タブレットの貸し出しがあるなど、オンライン学習も増えています。
昔と違い紙とペンが必要ではない場面も多いのです。そうなると勉強する場所が机の上でなくても構わなくなり、勉強机が必ずしも必要とはならないのです。
実際、娘もタブレット学習をする時には、日々色々な場所で学習しています。
ダイニングテーブルでイスに座ってしている日もあれば、ソファでしている日、床でしている日まであります。毎日その日の気分で様々な場所で勉強しています。
勉強机がないデメリット
わが家では実際に勉強机を購入せず、リビング学習を約2年間行っています。
そんなわが家での勉強机がないデメリットとしては、下記の2つがあげられます。
- ダイニングテーブルで勉強しているので、ごはんの時間と重なると片づけが大変
- 学習用品とおもちゃが混在してしまう
片付けについては、ごはんができあがるより早めのタイミングで複数回声かけをすることで、私がごはんを出したい時にはテーブルの上が片付いているようになりました。
約2年間リビング学習をしてきて、学用品とおもちゃが混ざり合ってしまうという事態や、下の子に宿題の邪魔をされて困ったこともあります。
試行錯誤を重ね、子ども達が片付けやすい場所や仕分けしやすい方法を考え、ランドセルや学用品だけをまとめて収納することで、おもちゃと混ざらないようになりました。
また、娘が宿題をする時にはあえて下の子もイスに座るようにし、隣でお絵描きをしたり折り紙をして一緒に過ごすようにしたところ、邪魔をする回数が減りました。
後ほど、勉強机以外の収納アイテムについてもご紹介します。
勉強机はいらないと決めたわが家ですが、今後娘の様子を見ながら購入するという選択も大いにあります。
小学生に勉強机がいる理由とは?おすすめの勉強机4選も!!
ここまで小学生に勉強机がいらない理由を紹介してきました。
わが家は勉強机はいらないとしましたが、小学生になったらやっぱり勉強机は必要という意見も多く、実際購入して「良かったよ!」という声も少なくありません。
各家庭の家族構成や子ども性格によっては勉強机が必要という場合もあります。
ここからは小学生に勉強机が必要な理由をお伝えしていきます。
- 子どもに自立してほしい
- 兄弟(特に小さい子)がいる
- 気持ちの切り替えがしやすい
- 勉強机を収納スペースとして使いたい
理由を詳しく見ていきましょう。
1|子どもに自立してほしい
なんでも親に手伝ってもらっていた幼稚園、保育園時代から、1人で朝の準備や自分のスペースを整理整頓できるようになってほしいという考えから購入決めたという家庭もあります。
子ども自身も自分だけの勉強机を持つことで、自分だけのスペースに嬉しくなりますよね。
その気持ちが子どもの自立心を育て、1歩成長する足掛かりになってくれるのではないでしょうか。
2|兄弟(特に小さい子)がいる
兄弟、特に小さい妹や弟がいてリビング学習をすることが難しい場合は、勉強机が必要と感じる家庭が多いです。
勉強机があることで、ここは小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんだけのスペースだと下の子に教えることもできますし、学用品を下の子のおもちゃにされてしまう可能性も減ります。
子ども自身も下の子に邪魔されない自分だけどの場所だと感じれば、勉強に対する集中力もあがりそうです。
3|気持ちの切り替えがしやすい
「勉強机は勉強をする場所」とすることで、遊ぶ場所と勉強する場所を区別することができます。
目の前に大好きなおもちゃがあれば、当然勉強よりも遊びたくなってしまいますよね。
遊びと学習の場所が混在していると、なかなか勉強に集中できず、宿題などもはかどりません。
しっかりと場所を区別することで、子ども自身の気持ちの切り替えもしやすくなり、勉強するモードへ入りやすくなります。
4|勉強机を収納スペースとして使いたい
勉強や学校で使うものはリビングに持ち込みたくない。1か所にまとめておきたい。といった場合にも勉強机は役立ちます。
子どもがいると何かと散らかりがちなリビング。そこへ学用品まで加わるとなると、リビングが物であふれかえってしまう!という家庭には勉強机を置くという選択肢がいいかもしれません。
教科書やノート、定規、鉛筆などの文房具をまとめて収納でき、子どもに管理をさせるようにすれば自分で整理整頓することの癖付けにもなります。
おすすめの勉強机4選
それでは、ここからは勉強机はいる派の声をもとにおすすめの勉強机を4つご紹介していきます!
わくわくランド学習机LOOK
- 幅100cmのコンパクトデスク
- カラーは豊富な7色
- 足元にも収納スペースあり
- 角は丸くなっているので、使用する本人はもちろん、小さいお子さんにも安心
- 価格は21,990円(税込)
狭い部屋でも場所を取らない省スペース設計であり、多機能でもあるコンパクトデスクです。
カラーは7色から選べるので、きっとお子さんの好きな色が見つかるでしょう!
付属のワゴンの引き出しは、軽い力でスムーズに引き出せるスライドレール仕様ですので、子どもが使用する際にも安心です。
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ニトリ 組み合わせデスク
- 様々な組み合わせや、取っ手の色の変更などで自分仕様の勉強机ができる
- 2分割本棚が付いており、収納力抜群!
- 明るさを5段階調整できるLEDライト付き
- 電源タップとコードが置ける棚あり
- 価格は59,990円(税込)
シンプルなデザインで長く使える!組み換えができるのでお部屋のレイアウト変更にも対応可能です。
タブレットが置ける溝があり、タブレット学習をするにはもってこいです。
ワゴンの引き出し最下段は奥までフルオープンだから出し入れしやすく、使いやすいです。
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LOWYA デスクとチェスト付きシステムベッド
- ベッドとデスク、チェストの3点セットでお部屋に統一感が出せる
- 通常のロフトベッドに比べて、圧迫感が少ないミドルタイプ
- デスクとチェストはキャスター付きなので移動は楽々
- 価格は59,990円(税込)
ベッドにかけるハシゴの位置は左右にどちらにも設置できるのでさらにコーディネイトの幅が広がりますね。
ロフトベッドの高さが低めなので、低学年の子どもでも安心して昇り降りできるのが良いところ。
たっぷりの収納がついたデスクは幅120cmとかなり広々です。
ベッドまで付いてこの価格はかなり魅力的です!
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トロフ 組み換えデスク4点セット
- 机のサイドには給食袋や小物がかけられるフック付き
- ワイド設計のデスクで勉強がしやすい
- 生活スタイルの変化に合わせて、組み換えできるから長く使える
- 価格は54,990円(税込)
レイアウトが自由自在なので、子どもの希望やお部屋の雰囲気、さらには各成長段階にも合わせてぴったりのスタイルにできるところが魅力です。
またシンプルなデザインなので、飽きがこず、大きくなっても使えます!
ブックシェルフに可動式のシェルフまで付いており、収納力は抜群です。
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小学生で勉強机なしの場合の収納アイテムとは!?
小学生で、勉強机を購入せず学習をする場合のお悩みとして考えられるのが、学用品の収納方法です。
小学生が必要な学用品は様々、何も対策せずにいるとあっという間に学校で必要な物がどこにあるか分からなくなってしまいます。
勉強机があればまとめて収納できますが、勉強机がない場合はランドセルや教科書の置き場所を作ってあげねばなりません。
小学生のわが子が学習をするリビングの近くに決まった場所を作ってあげることで、整理整頓する習慣も身に着けられるでしょう。
子どもにとって使い勝手の良い環境を作るためのおすすめ収納アイテムをご紹介します。
ニトリ カラーボックスとカラボ用引き出し
ニトリのスタッキングシェルフとカラボを使ったランドセル収納。
意外とランドセルを引っかけるのは子どもには難しい場合がありますが、こちらは上に置くだけなので簡単です。
カラボの中に学校で使う体操服や給食のナプキンなどをしまうようにすれば1か所にまとまってすっきりしますね。
COVEARTH ひとりで準備ができる工夫たくさん ちょっと幅広のランドセルラック
COVEARTHのランドセルラックは、ちょっと幅広設計なので大きめサイズのランドセルが置きやすいところがポイント。
左右どちらでも掛けられるフックが付いているので、給食袋や帽子の置き場所もバッチリ決められます。
ラックの中の仕切り方が横向きのAタイプ、縦向きのBタイプの2種類があり子どもの性格や好みで選べます。
IKEA キッチントロリー
こちらはIKEAのキッチントロリーを利用した移動可能な収納です。
移動することができると狭い部屋の中でも困りませんし、必要なところへ必要な時だけ移動させることも可能です。
このワゴンは安定性・耐久性・安全性に関するイケアのもっとも厳しい基準を満たしているので、子どもが使うのも安心です。
幅もあるので絵具セットなども収納できそうですね。
まとめ
- 小学生でも勉強机がいらない派の理由は、勉強机で1人で勉強できない、リビング学習をさせたい、勉強机を置くスペースがない、多様化した勉強スタイルの4つ
- 勉強机がないデメリットは、ごはんの時間と重なると片づけが大変、学習用品とおもちゃが混在してしまう
- 小学生に勉強机いる派の理由は、子どもに自立してほしい、妹弟がいる、気持ちの切り替えがしやすい、勉強机を収納スペースとして使いたい
- 勉強机は必ずしも必要ではないが、あると収納に便利であったり、子どもの自立心を養うのに役立つ
- 勉強机がなくとも、他の収納アイテムで小学生の子どもが使いやすい収納を作ることは可能
小学生に勉強机がいらないのか、いるのか様々な意見が見受けられます。
入学当初はいらないと思っていたけれど途中で購入を決めた家庭もあれば、せっかく購入したものに使われず買ったことを後悔しているという家庭もあるでしょう。
わが家は娘の入学時に勉強机を購入せず、2年が経ち、現在も勉強机なしでリビング学習をしています。
下の子は来年小学校入学を控えており、今は娘と一緒にリビング学習を始めています。片方が勉強を始めれば、片方もやり出すという良い循環が生まれています。
我が家はこれからも勉強机なしでリビング学習を進める予定です。
とはいえ自分だけの机にはとても憧れている娘なので、いつか本人が欲しいと思った時には購入すると思います。
我が子には勉強机は必要なのか、不要なのか。
子どもの様子をしっかりと観察し、我が子に1番適した学習環境を整えてあげられるようにしたいですね。
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