私は1歳と4歳の子を育てる母親です。先日、下の子の1歳児検診に行くと、9ヵ月ごろからは鉄分不足になりやすいので、ほうれん草やひじき·レバーなどを取り入れるように指導がありました。
そこで今回、市販のひじきについておすすめ品を調べてみました。
離乳食に市販のひじきを使う場合、袋から出すだけで簡単に使えるものと栄養価の高いものもがおすすめです。
また、ひじきにはヒ素が多く含まれているという点が不安な要素ですが、適切な下処理をすることで9割ほど減らせることもわかりました。
この記事では、離乳食に使える市販のおすすめひじきと下処理の方法をお伝えします。また、完了期まで使えるレシピも紹介しています。

あなたの離乳食作りのお役に立てたらうれしいです。
離乳食のひじきに市販のおすすめ商品5選


1歳検診では、9ヶ月ごろから鉄分不足になりやすいので、ほうれん草やひじきレバーなどを取るように指導がありました。
下の子はほうれん草が大好きだったので、しばらくほうれん草を食べていましたが、ひじきも食べさせてあげたいと思い、市販のものを探してみました。
離乳食におすすめのひじきには、昔ながらの鉄釜を使った製法で作られた鉄分豊富なものの他にも、袋から出してすぐ使える便利なもがありました。
離乳食におすすめのひじき5選
市販のひじきには、前述のとおり、下ごしらえ不要で袋から出してすぐ使えるものから、昔ながらの下ごしらえが必要な鉄分豊富なものがあります。
どちらも離乳食に取り入れるときは、細かく刻んで使いましょう。
- くらこん
- ヤマナカフーズ株式会社
- はごろもフーズ
- コープ
- 紀州ひじき
ひじきは水戻しするものと思い込んでいた私には、そのまま使える便利なものがあるとは驚きでした。
それでは1つずつ説明しますね。
①くらこん
”こんぶのくらこん”で有名なくらこんから販売されている、水戻し不要の乾燥ひじきです。


価格 | 356円(税込み) |
内容量 | 9g |
産地 | 国内産 |
賞味期限 | 製造後360日 |
調理方法 | ・水戻し·水洗い不要で、煮物ではそのまま調理可能 ・炒め煮やサラダなどに使うときは、約5分の水戻しが必要 |
栄養成分 1袋当り | エネルギー15kcal、たんぱく質1.3g、脂質0.2g、炭水化物5.9g、糖質0g、食物繊維5.9g、食塩相当量0.2g、カリウム342mg、カルシウム135mg、鉄1.2mg ※この表示値は推定値です。 |
茹で戻したものをもう一度乾燥させてあるので、密閉パックに入れておけば、少量ずつでも使いやすいですね。
鉄分のほかに、カルシウムを多く含んでいるのに低脂肪で、女性にも理想の食材ですね。
少し割高感はありますが、有名メーカーの国産品は安心してつかえます。
\調味料と一緒に入れてすぐに煮つけができる/


②ヤマナカフーズ株式会社
三重県伊勢市に本社がある、海産物を多く取り扱っている会社です。水戻し不要の乾燥ひじきです。


価格 | 380円(税込み) |
内容量 | 10g |
産地 | 国内産 |
賞味期限 | 12ヶ月 |
調理方法 | ・水戻し·水洗い不要で、そのまま調理可能 |
栄養成分 100g当り | エネルギー174kcal、たんぱく質13.8g、脂質3.4g、炭水化物65.4g、糖質33.8g、食物繊維31.6g、食塩相当量2.6g、カルシウム1700mg、鉄32mg ※この表示値は推定値です。 |
袋から出して調味料と一緒に煮ればすぐに煮付けができます。
国内産のふっくらしたひじきを使用しています。
\国内産のふっくらひじき使用/


③はごろもフーズ
”シーチキン”で有名なはごろもフーズから販売されている、袋から出してすぐ使えるひじきです。


価格 | 237円(税込み) |
内容量 | 65g |
産地 | 国内産 |
賞味期限 | 19ヶ月 |
調理方法 | ・水戻しや茹でこぼし不要でサラダにも使える ・煮物はそのまま調理可能 |
栄養成分 1袋当り | たんぱく質0.6g、脂質0.13g、炭水化物4.27g、食塩相当量0.1g、食物繊維4.2g、糖質0.07g、鉄1.0mg |
保存期間が長く、常備菜として置いておくことができ便利です。
食物繊維が多く含まれており、腸内環境の改善にもよさそうです。
水戻しも茹でこぼしもいらないので、離乳食にも切って足すだけで栄養がプラスできますね!
\袋から出してすぐ使える/


④コープ
コープオリジナルの商品で、こちらも袋から出してすぐ使えますよ。


価格 | 192円(税込み)2024年10月11日時点 |
内容量 | 40g |
産地 | 国内産 |
賞味期限 | 547日 |
調理方法 | ・水戻しや茹でこぼし不要でサラダにも使える ・煮物はそのまま調理可能 |
栄養成分 1袋当り | エネルギー6kcal、たんぱく質0.4g、脂質0.1g、炭水化物2.3g、糖質0g、食物繊維2.3g、食塩相当量0.065g、カリウム101mg、 |
コープ共済会員の人は、この商品もいいですね。お店にも寄りますが、Aコープなどのスーパーではコープ共済会員の以外の人でも購入できます。
食塩相当量が低く、減塩食品を選びたい方にもぴったりです。
こちらもそのまま袋から出すだけですぐ使えます。離乳食期には刻んで入れるだけで安心です。
⑤紀州ひじき
使用前には、水戻しと茹でこぼしが必要な乾燥ひじきです。鉄分豊富で、貧血気味の人にも最適です。


価格 | 450円(税込み) |
内容量 | 17g |
産地 | 国内産 |
賞味期限 | 製造日から1年 |
調理方法 | 乾燥ひじきのため、水戻しと茹でこぼしをしてからの調理が必要 |
栄養成分 100g当り | たんぱく質 9.3ℊ、脂質 3.1ℊ、炭水化物 55.7ℊ 食塩相当量 1.8ℊ |
昔ながらの鉄釜を使った製法で作っているので、鉄分豊富で栄養満点です。
ひじきなど海産物で有名な三重県産で、ふっくら歯ごたえのある食感を楽しめます。
栄養も食べ応えも満点で、子どもでも満足できそうです。
\昔ながらの製法で鉄分豊富/


ひじきは離乳食にいつから使える?
それではいつ頃からひじきは離乳食として使えるのでしょうか?
ひじきにはミネラルが豊富に含まれています。そのため低月齢の赤ちゃんには、内臓に負担がかかってしまいます。
ひじきを離乳食として使う時期は、離乳食後期の9ヶ月からがいいでしょう。
前述したとおり、生後9ヶ月ごろの赤ちゃんは、離乳食やミルク·母乳を飲んでいても鉄分不足になりやすく、ほうれん草やレバー·ひじきなどの食材を取るように勧められます。
9ヶ月から11ヶ月の赤ちゃんの必要な鉄の量は4.5~6ミリほどです。ひじきを含めいろいろな食材から鉄分を補給できるようにしましょう。
離乳食に使うひじきの選び方
市販されるひじきの種類には、主に長ひじきと芽ひじきがあります。
離乳食にひじきを使うときは、柔らかく口当たりのいい、芽ひじきを使うようにしましょう。
また、ひじきには国産のものと中国産·韓国産のものがあります。その違いは主に天然か、養殖かであることです。流通している約9割が輸入のもので国産の天然ものは1割程しかありません。
それぞれの特徴としては以下のようになります。
国内産 | 荒波や潮風にさらされる厳しい環境で育つため、風味豊かでコシが強く、汚れも少ない |
輸入品 | 静かな海域で養殖されることが多く、常に海中に浸かっているため、気泡が多くみられる |



私としては、赤ちゃんには国内産を選んであげたいです。
ひじきは離乳食に危険?ひじきの下処理と栄養面を解説


ひじきについて調べてみると、ひじきに含まれるヒ素と鉄分についての情報が多く出てきました。
ヒ素ときくと、離乳食に使って大丈夫なのか?危険性はないのかと心配になってしまいます。
結論から言うと、毎日食べ過ぎなければ問題ないということがわかりました。
ここでは、ひじきに含まれるヒ素についてと、鉄分などの栄養素などを見てみたいと思います。
ひじきに含まれるヒ素の危険性は?
2004年イギリス食品企画長(FSA)がひじきには、発癌リスクが指摘されているヒ素が多く浮遊しているため、英国民にひじきを食べないようにと発表しました。
日本でもその発表依頼、ひじきの安全性が不安視されました。ひじきには他の海産物に比べ、多くヒ素が含まれているのです。
しかし、毎日食べ過ぎなければ危険はないということがわかりました。厚生労働省のホームページによると、毎日4.7グラム以上を継続的に摂取しない限り、摂取上限を超えることありません。
今日まで、ひじきを食べたことによるヒ素中毒などの症状を発生した人はいませんでした。
FSAが調査した乾燥品を水戻ししたヒジキ中の無機ヒ素濃度は最大で22.7mg/kgでしたが、仮にこのヒジキを摂食するとしても、毎日4.7g(一週間当たり33g)以上を継続的に摂取しない限り、ヒ素のPTWIを超えることはありません。
海藻中に含まれるヒ素によるヒ素中毒の健康被害が起きたとの報告はありません。
引用 厚生労働省ホームページ ヒジキ中のヒ素に関するQ&APTWI:ヒトが一生にわたり摂取し続けても健康影響が現れない一週間あたりの摂取量の指標
ひじきや海産物に含まれるヒ素の量
平成18年の愛媛大学教育学部による資料を見ると、ほかの乾燥海産物と比べるとひじきにはヒ素が多くふくまれていることがわかります。
海藻 | 乾燥の海藻類1㎏あたりの総ヒ素濃度 |
---|---|
ひじき | 109mg |
わかめ | 36.8mg |
こんぶ | 40.8mg |
含まれるヒ素については、有機ヒ素と無機ヒ素があり、体に害があるとされているのは無機ヒ素です。



赤ちゃんが食べる離乳食であるからこそ、栄養豊富でも体に害なものは取り入れられません。
ひじきのヒ素は正しい処理で1割まで減すことができる
ひじきに含まれるヒ素は、調理方法によってもかなり減らせることがわかっています。
①水戻し②茹で戻し③茹でこぼしの3つの方法がありますが、いずれも戻すときに使った水は、料理などに使わないようにしましょう。
①水戻しでは、5割程度ヒ素を減らすことができます。


②茹で戻しでは、8割程度ヒ素を減らすことができます。


③茹でこぼしでは、9割程度ヒ素を減らすことができます。


長時間水につけたり熱いお湯で茹でても、栄養価を7割も残しているのはうれしいですね!
そのまま使えるタイプのひじきはこのような下処理を、たっぷりの水で水戻ししたり、軽くボイルしたものを容器に入れ蒸しあげて済ませたもので、非常に便利ですよ。
ひじきに含まれる鉄分
ひじきには成長や免疫機能に大きく影響する鉄が多く含まれており、鉄分不足解消によく進められる食品です。
その他に、カルシウム·亜鉛も鉄と一緒に意識してとるといいでしょう。
しかし、2015年の文部科学省の発表によると、以前より鉄分量は減少していることがわかりました。
文部科学省は12月25日付で「日本食品標準成分表2015年版 (七訂)」掲載「ひじき」の可食部100g当り鉄含有量に関し、「鉄釜だと58・2mgの鉄を含むが、ステンレス釜だと6・2mg」と発表しました。
引用 日本ひじき協会
理由としては、ひじき製造に用いられる釜の素材が鉄からステンレスに変わったことが原因とされていました。
しかし、韓国産や中国産のひじきでは、同じようにステンレス製の釜で製造されていても鉄分量は減っておらず、最近は産地によって違うのではといわれています。
以前と比べひじきの鉄分量はかなり少なく紹介されていますが、ほかの食品と比べても鉄分量は2倍ほど多く、ひじきは鉄分補給に十分優秀な食品といえるでしょう。
鉄分はビタミンCの多いブロッコリーやビーマン、たんぱく質の多い肉や魚などと一緒に取ると吸収率がよくなりおすすめですよ。
毎日バランスの良い食事を
徐々にミルクや母乳より離乳食がメインになってくる9~11ヵ月(離乳食後期)には、栄養バランスのとれた食事作りをしていきましょう。
栄養バランスが良い食事とは、主食には炭水化物、主菜にはタンパク質、副菜にはビタミンやミネラルを中心にいろいろな栄養素をまんべんなく取り入れられた食事です。
大人であればこれに脂質を加え、5大要素を取る必要がありますが、赤ちゃんには脂質は内臓に負担がかかるので、少し含まれる程度で大丈夫でしょう。
栄養素それぞれの役目としては、体を作るタンパク質、体を動かす炭水化物と脂質、体の調子を整えるミネラルとビタミンになってきます。
副菜のビタミンやミネラルの取り入れ方は、お互いに作用するようバランスを考えて入れると、より効果的に栄養を取り入れることができます。
ビタミンのうち、ビタミンA·C·E·Kを多く含む食品は野菜や果物です。ビタミンB·Dを含む主な食品は肉や魚海藻類があります。
ミネラルはミネラル無機質ともいい、カリウム·カルシウム·鉄·ナトリウムなどが有名ですね。お互いに作用し合うため、バランスよく取ることが重要です。



野菜や果物、ひじきなどの海藻、牛乳などの乳製品に多く含まれていますよ。
離乳食にひじきを完了期まで使えるレシピを紹介
![ひじきの離乳食9ヵ月から完了期まで使えるレシピを紹介
ひじきを使って離乳食を作る時、そのまま使えるひじきであればかなり時短できます。袋から出して時期に適したサイズに切っておきましょう。
鉄分が豊富な乾燥ひじきを選ぶときは、30分水戻し後よく洗い、たっぷりのお湯で5分以上湯でこぼしましょう。茹で上がったものは、時期に合わせて細かくしましょう。
後期(9ヵ月)5㎜程度の粗みじん切り完了期(1歳~1.5歳)長いもので1㎝ほどに切る引用 はらぺこベビー
細かく切ってから1回分の目安5gづつをフリーザーバッグやラップに包んで冷凍しておくと、いつでも食材にプラスすることができ便利ですよ。
それではひじきが食べられるようになった、離乳食後期(9ヵ月)と完了期に分けて簡単レシピを紹介します。
離乳食後期(9ヵ月~11ヵ月)
ひじきはアレルギー源を含んだ食材になります。初めて食べるときは、子どもの体調が良い昼間に、少しずつ与えましょう。
ひじきはあらかじめ柔らかくして適切な大きさに切ったものを準備してください。
ひじき粥
ひじきうどん
ひじきだけの口当たりが苦手な子も、お粥やうどんに混ぜてあげることで食べやすくなります。
いつものお粥やうどんにひじきが入ると、栄養価がぐっとUP しますね‼野菜などの冷凍ストックがあれば、もっと手軽に作れますよ。
ひじき粥
まずはひじき粥の作り方です。全部入れてボタン1つ押すだけの簡単メニューです!
ひじき粥
[6~7食分]米1合 にんじん50g ツナ缶(塩分·オイルフリー)1/2缶 ひじき(もどしたもの)20g
米を洗う
ひじきを5㎜の長さに切る
すべてと水900mlを炊飯器に入れ炊飯にかける
炊き上がったら、マッシャーでにんじんをつぶしながらよく混ぜてできあがり
炊き上がりはやわらかめです。嚙む力に応じて、水の量を調節してください。
残った分は小分けにして冷凍できます。2週間を目途に食べきるようにしましょう。
\小分け冷凍に便利/
ひじきうどん
ひじきうどんの作り方です。
ひじきうどん
[1食分]うどん80g しらす10g にんじん10g 小松菜5g 玉ねぎ5g ひじき(もどしたもの)5g だし汁150ml しょう油2滴
しらすとうどんを下茹でし、1㎝の長さに切る
にんじん、玉ねぎ、小松菜、ひじきを5㎜幅に切る
だし汁でにんじん、玉ねぎを煮る
③がやわらかくなったら、小松菜·うどん·ひじきも入れて煮る
しらすを入れ、しょうゆで風味をつけてできあがり
うどんと一緒にツルツル食べられます。初めての子にも取り入れやすいメニューです。
野菜はお好みでいろいろアレンジしてみてくださいね!
離乳食完了期(1歳~1歳半)
嚙む力がついてきたら、ひじきの定番料理、煮物もいいでしょう。
こちらもやわらかくなったものを、先に1㎝ほどに切っておきましょう。
ひじき煮
ひじきハンバーグ
ひじき煮が残ったときは、ごはんに混ぜてひじきごはんにしてもいいですね。また、ハンバーグは手づかみメニューとしてもおすすめですよ。
乾燥ひじきを使うときは、水戻し済みのひじきのおよそ1/5の量で計算してください。
ひじき煮
ひじきの定番料理です。材料を切って煮込むだけでつくれます。
ひじき煮
[1人分]ひじき(もどしたもの)25g にんじん10g いんげん豆3本 ちくわ1/2本 だし汁50ml しょう油2~3滴
にんじん、いんげん豆、ちくわを8㎜程に細かく切る
鍋にすべて材料を入れてやわらかくなるまで煮込んでできあがり
インゲン豆の代わりに水煮大豆も使えます。その場合は薄皮を取り、細かく刻むようにしましょう。
少し多めに作って冷凍しておくと、いつでも使えて便利ですよ。
ひじきハンバーグ
手づかみ食べの練習にもいいですよ。豆腐が入っているので、柔らかく仕上がります。
ひじきハンバーグ
[4食分]ひじき(水で戻したもの)10g にんじん10g 玉ねぎ5g 木綿豆腐80g 鶏ひき肉40g 片栗粉小さじ1
にんじんと玉ねぎを柔らかくなるまでゆでみじん切りにする
袋に材料を全部入れ、よくもんで混ぜる
袋の端を切り、油を引いたフフライパンに1つずつ絞っていく
焼き色が付いたら裏返し、蓋をして5分蒸し焼きしてできあがり
袋に入れて絞るので、手が汚れません!
ひき肉と豆腐の程よい硬さで、しっかり嚙んで食べる練習になりますね!](https://www.maulog.com/wp-content/uploads/2025/04/rinyuusyoku-hijiki-shihan-osusume17-1024x820.avif)
![ひじきの離乳食9ヵ月から完了期まで使えるレシピを紹介
ひじきを使って離乳食を作る時、そのまま使えるひじきであればかなり時短できます。袋から出して時期に適したサイズに切っておきましょう。
鉄分が豊富な乾燥ひじきを選ぶときは、30分水戻し後よく洗い、たっぷりのお湯で5分以上湯でこぼしましょう。茹で上がったものは、時期に合わせて細かくしましょう。
後期(9ヵ月)5㎜程度の粗みじん切り完了期(1歳~1.5歳)長いもので1㎝ほどに切る引用 はらぺこベビー
細かく切ってから1回分の目安5gづつをフリーザーバッグやラップに包んで冷凍しておくと、いつでも食材にプラスすることができ便利ですよ。
それではひじきが食べられるようになった、離乳食後期(9ヵ月)と完了期に分けて簡単レシピを紹介します。
離乳食後期(9ヵ月~11ヵ月)
ひじきはアレルギー源を含んだ食材になります。初めて食べるときは、子どもの体調が良い昼間に、少しずつ与えましょう。
ひじきはあらかじめ柔らかくして適切な大きさに切ったものを準備してください。
ひじき粥
ひじきうどん
ひじきだけの口当たりが苦手な子も、お粥やうどんに混ぜてあげることで食べやすくなります。
いつものお粥やうどんにひじきが入ると、栄養価がぐっとUP しますね‼野菜などの冷凍ストックがあれば、もっと手軽に作れますよ。
ひじき粥
まずはひじき粥の作り方です。全部入れてボタン1つ押すだけの簡単メニューです!
ひじき粥
[6~7食分]米1合 にんじん50g ツナ缶(塩分·オイルフリー)1/2缶 ひじき(もどしたもの)20g
米を洗う
ひじきを5㎜の長さに切る
すべてと水900mlを炊飯器に入れ炊飯にかける
炊き上がったら、マッシャーでにんじんをつぶしながらよく混ぜてできあがり
炊き上がりはやわらかめです。嚙む力に応じて、水の量を調節してください。
残った分は小分けにして冷凍できます。2週間を目途に食べきるようにしましょう。
\小分け冷凍に便利/
ひじきうどん
ひじきうどんの作り方です。
ひじきうどん
[1食分]うどん80g しらす10g にんじん10g 小松菜5g 玉ねぎ5g ひじき(もどしたもの)5g だし汁150ml しょう油2滴
しらすとうどんを下茹でし、1㎝の長さに切る
にんじん、玉ねぎ、小松菜、ひじきを5㎜幅に切る
だし汁でにんじん、玉ねぎを煮る
③がやわらかくなったら、小松菜·うどん·ひじきも入れて煮る
しらすを入れ、しょうゆで風味をつけてできあがり
うどんと一緒にツルツル食べられます。初めての子にも取り入れやすいメニューです。
野菜はお好みでいろいろアレンジしてみてくださいね!
離乳食完了期(1歳~1歳半)
嚙む力がついてきたら、ひじきの定番料理、煮物もいいでしょう。
こちらもやわらかくなったものを、先に1㎝ほどに切っておきましょう。
ひじき煮
ひじきハンバーグ
ひじき煮が残ったときは、ごはんに混ぜてひじきごはんにしてもいいですね。また、ハンバーグは手づかみメニューとしてもおすすめですよ。
乾燥ひじきを使うときは、水戻し済みのひじきのおよそ1/5の量で計算してください。
ひじき煮
ひじきの定番料理です。材料を切って煮込むだけでつくれます。
ひじき煮
[1人分]ひじき(もどしたもの)25g にんじん10g いんげん豆3本 ちくわ1/2本 だし汁50ml しょう油2~3滴
にんじん、いんげん豆、ちくわを8㎜程に細かく切る
鍋にすべて材料を入れてやわらかくなるまで煮込んでできあがり
インゲン豆の代わりに水煮大豆も使えます。その場合は薄皮を取り、細かく刻むようにしましょう。
少し多めに作って冷凍しておくと、いつでも使えて便利ですよ。
ひじきハンバーグ
手づかみ食べの練習にもいいですよ。豆腐が入っているので、柔らかく仕上がります。
ひじきハンバーグ
[4食分]ひじき(水で戻したもの)10g にんじん10g 玉ねぎ5g 木綿豆腐80g 鶏ひき肉40g 片栗粉小さじ1
にんじんと玉ねぎを柔らかくなるまでゆでみじん切りにする
袋に材料を全部入れ、よくもんで混ぜる
袋の端を切り、油を引いたフフライパンに1つずつ絞っていく
焼き色が付いたら裏返し、蓋をして5分蒸し焼きしてできあがり
袋に入れて絞るので、手が汚れません!
ひき肉と豆腐の程よい硬さで、しっかり嚙んで食べる練習になりますね!](https://www.maulog.com/wp-content/uploads/2025/04/rinyuusyoku-hijiki-shihan-osusume17-1024x820.avif)
ひじきを使って離乳食を作る時は、離乳食後期や完了期それぞれに適したサイズに切っておくと便利です。
そのまま使えるひじきであればかなり時感も短縮できますね。乾燥ひじきを選ぶときは、30分水戻し後よく洗い、たっぷりのお湯で5分以上湯でこぼしてから細かくしましょう。
後期(9ヵ月~11ヵ月) | 5㎜程度の粗みじん切り | ![]() ![]() |
完了期(1歳~1.5歳) | 長いもので1㎝ほどに切る | ![]() ![]() |
<離乳食後期>9ヵ月~11ヵ月
- ひじき粥
- ひじきうどん
<離乳食完了期>1歳~1.5歳
- ひじき煮
- ひじきハンバーグ
ひじきにそれではひじきが食べられるようになった、離乳食後期(9ヵ月)と完了期に分けて簡単レシピを紹介します。
離乳食後期(9ヵ月~11ヵ月)
ひじきはアレルギー源を含んだ食材になります。初めて食べるときは、子どもの体調が良い昼間に、少しずつ与えましょう。
- ひじき粥
- ひじきうどん
ひじきはあらかじめ柔らかくして適切な大きさに切ったものを準備してください。ひじきだけの口当たりが苦手な子も、お粥やうどんに混ぜてあげることで食べやすくなります。
いつものお粥やうどんにひじきが入ると、栄養価がぐっとUP しますね‼
ひじき粥


まずはひじき粥の作り方です。全部入れてボタン1つ押すだけの簡単メニューです!
[6~7食分]米1合 にんじん50g ツナ缶(塩分·オイルフリー)1/2缶 ひじき(もどしたもの)20g
- 米を洗う
- ひじきを5㎜の長さに切る
- すべてと水900mlを炊飯器に入れ炊飯にかける
- 炊き上がったら、マッシャーでにんじんをつぶしながらよく混ぜてできあがり
炊き上がりはやわらかめです。嚙む力に応じて、水の量を調節すれば完了期にも使えるレシピです。
残った分は小分けにして冷凍できます。2週間を目途に食べきるようにしましょう。
\小分け冷凍に便利/


ひじきうどん
ひじきうどんの作り方です。
[1食分]うどん80g しらす10g にんじん10g 小松菜5g 玉ねぎ5g ひじき(もどしたもの)5g だし汁150ml しょう油2滴
- しらすとうどんを下茹でし、1㎝の長さに切る
- にんじん、玉ねぎ、小松菜、ひじきを5㎜幅に切る
- だし汁でにんじん、玉ねぎを煮る
- ③がやわらかくなったら、小松菜·うどん·ひじきも入れて煮る
- しらすを入れ、しょうゆで風味をつけてできあがり
うどんと一緒にツルツル食べられます。ひじきが初めての子にも取り入れやすいメニューです。
野菜はお好みでいろいろアレンジしてみてくださいね!
離乳食完了期(1歳~1歳半)
嚙む力がついてきたら、ひじきの定番料理、煮物もいいでしょう。
- ひじき煮
- ひじきハンバーグ
こちらもやわらかくなったものを、先に1㎝ほどに切っておきましょう。
ひじき煮が残ったときは、ごはんに混ぜてひじきごはんにしてもいいですね。また、ハンバーグは手づかみメニューとしてもおすすめですよ。
乾燥ひじきを使うときは、水戻し済みのひじきのおよそ1/5の量で計算してください。
ひじき煮


ひじきの定番料理です。材料を切って煮込むだけでつくれます。
[1人分]ひじき(もどしたもの)25g にんじん10g いんげん豆3本 ちくわ1/2本 だし汁50ml しょう油2~3滴
- にんじん、いんげん豆、ちくわを8㎜程に細かく切る
- 鍋にすべて材料を入れてやわらかくなるまで煮込んでできあがり
インゲン豆の代わりに水煮大豆も使えます。その場合は薄皮を取り、細かく刻むようにしましょう。
少し多めに作って冷凍しておくと、いつでも使えて便利ですよ。
ひじきハンバーグ
手づかみ食べの練習にもいいですよ。豆腐が入っているので、柔らかく仕上がります。
[4食分]ひじき(水で戻したもの)10g にんじん10g 玉ねぎ5g 木綿豆腐80g 鶏ひき肉40g 片栗粉小さじ1
- にんじんと玉ねぎを柔らかくなるまでゆでみじん切りにする
- 袋に材料を全部入れ、よくもんで混ぜる
- 袋の端を切り、油を引いたフフライパンに1つずつ絞っていく
- 焼き色が付いたら裏返し、蓋をして5分蒸し焼きしてできあがり
袋に入れて絞るので、手が汚れません!
ひき肉と豆腐の程よい硬さで、しっかり嚙んで食べる練習になりますね!
まとめ


- 離乳食に市販のひじきを使うなら、袋から出すだけで簡単に使えるものや栄養価の高いものもがおすすめ
- ひじきにはヒ素が多く含まれているという点が不安な要素ですが、適切な下処理をすることで9割ほど減らせる
- 乾燥ひじきのもどし方は、①水戻し②湯戻し③茹でこぼしの3つの方法があり、いずれももどす時に使った水は、料理などに使わない
- ひじきに含まれる鉄分、カルシウム、食物繊維は水戻し、湯戻し、茹でこぼしをしても7割以上残る
- ひじきを離乳食として使う時期は、離乳食後期の9ヶ月から
- 離乳食にひじきを使うときは、柔らかく口当たりのいい、芽ひじきを使うようにする
- 厚生労働省のホームページによると、毎日4.7g以上を継続的に摂取しない限り危険性はなく、今までひじきを食べたことによるヒ素中毒などの症状を発生した人はいない
- ひじきは、細かく切ってから1回分の目安5gずつをフリーザーバッグやラップに包んで冷凍しておくと便利
市販のひじきも選び方で簡単に離乳食に使えるのでおすすめです。
ひじきは栄養価が高く、不足しがちな鉄分やビタミンを補うことができますが、離乳食に使う時は内臓の負担にならないよう少量から使うようにしましょう。
市販の乾燥ひじきを離乳食に使うときはたっぷりのお水で水戻しした後、茹でこぼしして使うことでひじきに含まれると心配されるヒ素を、9割程度落とせることがわかりました。
離乳食にひじきを使うときはあらかじめ月齢に合わせて細かくしたものを1回分(5g)ずつに分けて冷凍しておくとお粥や煮物に加えることができておすすめです。
赤ちゃんの離乳食に、栄養たっぷりのひじきを使って鉄分不足を防ぎましょう。
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