私にはもうすぐ小学生になる息子がいます。わが家にはあまりスペースがないこともあり、入学後も学習机は購入せずリビング学習にしようと思っています。
すでに小学生の子どもがいる友人に話を聞くと、「はじめは物も少ないしリビング学習も100均グッズの収納で何とかなるかな」とのことでした。
私はいつか子ども部屋を作るまで大きな収納家具は購入せず100均グッズで乗り越えたいと思い調べてみました。
また調べる過程で、リビング学習についてもメリットがたくさんあることがわかりました。
この記事では入学後の100均での収納方法とニトリなどの家具を取り入れた方法、またリビング学習についてのメリット・デメリットについてもお伝えします。
もうすぐ始まる小学校生活を楽しみに迎えられるようになることを願っています。
リビング学習の収納はまず100均グッズで揃えよう‼
小学生になりいよいよ毎日机に向かっての勉強が始まりますね。
小学生になるに向けて学習用品の収納を考えておられるでしょうが、各学校によって荷物の多さは違います。
タブレットを1人1台持たされることもあり、教科書は持ち帰らなくていいところ、毎日持ち帰る指示があるところと、学校によって対応は違うでしょう。
しかし低学年のうちはまだまだ学習用品も少なく、ファイルボックス2個分くらいで収まります。したがって、まずは100均での収納とリビング学習で様子を見るのがおすすめです。
ファイルボックス2個くらいなら、今の棚を整理すればあけられそう!
お部屋がない分、リビング学習をしやすい環境に整えましょう。
まず、リビング学習を始める前にランドセル置き場は子どもと話し合い決めておくようにしましょう。ランドセルは学習用品の収納場所の近くで中身がすぐ出しやすい場所に置くのがおすすめです。
使い勝手のいい場所に置き場所があれば、床などにランドセルを置きっぱなしにすることも防げそうですね!
おすすめ100均グッズ8選
学校の準備やリビング学習がしやすいように、教科書や文具品は場所を決めて収納するようにしましょう。
ここでは、荷物が増えた時に取り入れやすい、『カラーボックス』と相性のいい100均グッズを紹介します。
- 単体でも使えるカラーボックスと相性のいい100均グッズ
- カラーボックスと一緒に使うと便利な100均グッズ
一般的な3段カラーボックスのサイズ(約幅42×横30×高さ88㎝)に入れやすいものを紹介します。それでは見てみましょう。
【1】単体でも使えるカラーボックスと相性のいい100均グッズ
こちらは単体でも使え、また既存の収納スペースでも使える商品です。カラーボックスとも相性のいいサイズになっています。
一般的なカラーボックス1マスの高さの内寸は、26.5㎝です。カラーボックスの棚が固定式の場合は、縦の収納はB5サイズを選ぶようにしましょう。
小学校入学後はしばらく荷物も少ないので、まずは教科書とその他筆記用具や小物類の入れ物を準備しましょう。
種別 | ①収納ボックス | ②フタつきボックス | ③ファイルスタンド | ④A4トレー |
---|---|---|---|---|
商品名 | 収納ボックス (木目調、カラーBOXサイズ) | フタ付きプラBOX型 | B5オープンスタンド | A4ラックヨコ型グレー |
イメージ | 引用 ダイソーネットストア | 引用 オリーブオイルをひとまわし |
引用 LIMIA | 引用 ダイソーネットストア |
店舗 | ダイソー | セリア | セリア | ダイソー |
サイズ | 幅38×奥行25×高さ 24.5cm | 幅19×奥行26×高さ11.5cm (フタを含む) | 幅9×奥行17.4×高さ23.4cm | 幅33.9×奥行24.1×高さ7cm |
価格 | 330円(税込) | 110円(税込) | 110円(税込) | 110円(税込) |
特徴 | ノートや文房具をポイポイ入れられるので、子どもも片づけを継続しやすい。 | フタつきで、重ねれば1マスに4つ入る。普段よく使うものと使わないものを分けられる。 | 外側に凸凹がついているため、複数を連結して使える。 | 棚が固定されているときはA4は横に収納する。一般的な高さでは3つまで重ねられる。 |
片づけは細かく場所を決めると長続きしないので、最低限の物以外はざっくり片付けられる入れ物にした方が子どもも片づけてくれやすくなりますよ。
【2】カラーボックスと一緒に使うと便利な100均グッズ
こちらはカラーボックスに取り付けて使うと便利なグッズです。特に小物の収納に便利です。
種別 | ⑤小物入れ | ⑥フック+ネット | ⑦小物置き | ⑧つっぱり棒+棚 |
---|---|---|---|---|
商品名 | 小物ポケット(カラーボックス用) | PEワイヤーネットオフホワイト + Pitaccoくりぴた粘着フック + ダイソーワイヤーネット専用フックオフホワイト16個入 | トレイシェルフ(カラーボックス用) | 白い伸縮式つっぱり棒 約30-約45㎝ + つっぱり棒用棚39.5×25㎝(太さ10-13mm) |
イメージ | 引用 ダイソーネットストア | 引用 RoomClip | 引用 RoomClip | 引用 Yahoo!ニュース‼ |
店舗 | ダイソー | ダイソー | ダイソー | ダイソー |
サイズ | 幅7×長さ9×高さ6.4cm | 縦41×横26㎝ | 幅24.7×長さ3.2×高さ5.6cm | つっぱりポール用棚 幅39.5×奥行き25cm 使えるつっぱり棒の太さ(10-13mm) |
価格 | 110円(税込) | 各110円(税込) | 110円(税込) | 各110円(税込) |
特徴 | カラーボックスの横のネジに固定することができる。ペンやハサミの収納にぴったり。 | ネットを取り付けることで、フックで小物袋や通学帽などをかけられる。 | カラーボックスの横にトレーをつけることができる。ねじにつけるため重さで落ちることはない。 | 突っ張り棒を使い、棚を増設することができる。低い収納ケースを置いた時も、上のスペースを有効につかえる。 |
便利な100均アイテムを取り入れることで、収納の幅が広がりますね!
収納に大切なことは、出し入れしやすい定位置があることです。収納しやすい場所を子どもと相談しながら決めるようにしましょう。
勉強を始めやすい場所
次に勉強を始めやすい場所についてまとめました。ポイントとしては次の2つを意識するといいでしょう。
- 必要なものがまとまっている
- 気が散らない
リビング学習をする時はまず、上記の2つのことを意識して環境を整えましょう。それでは少し解説していきます。
必要なものがまとまっている
鉛筆立てなどの筆記用具、ノートや教科書、そのほか小物類をまとめておきましょう。すると、勉強を始めるときさっと準備ができます。
また勉強中も物を探すことで、集中力が落ちてしまうことを防げますよ。
こちらは100均グッズやお菓子の空き箱を使って手作りされています。
todoリストが付いていたり、マスキングテープでかわいく飾りつけしたりとても工夫されています‼
ダイソーの以下の商品で作れそうですよ!
ペン立ては引っ掛け式、ホワイトボードは中に入るサイズにし持ち運びやすいものを選びました。
これなら100均でお気に入りのBOXとホワイトボードを使って手作りできそうです。子どもと相談して作るのも楽しそうですね!
どちらも必要なものがまとめて収納されていて、リビング学習を始めるときにもすぐに準備できますよ。
todoリストは「やることをみえる化」することができ、終わったらチェックを入れていくことで達成を感じやすく、やる気アップにもつながります。
どちらも持ち運びでき、勉強終了後はすぐに片づけることができますね!
気が散らない環境作り
勉強に集中するにはやはり静かな場所が適していますが、あまり静かすぎる場所では子どもは小さな物音が気になったり不安に感じることがあります。
リビングであれば、人の気配があり安心できるでしょう。
しかし、おもちゃやテレビなど楽しいものが目につきやすく気が散ってしまうことが考えられます。そんな時は軽く視界を囲ってみてもいいでしょう。
こちらはシンプルなパーテーションです。
100均の材料で手作りされています。
淡い色合いでスッキリしてとっても素敵ですね‼
兄弟二人並んでリビング学習です。
勉強に必要なものをまとめたラックについたてが一体化されています。
かわいさと便利さを持ち子どもも喜ぶでしょうね!
勉強習慣がつくまでは少しのことでなかなかやる気になれなかったり、ほかのことが気になって集中できなかったりすることもあるでしょう。
少し工夫して勉強のハードルを下げてあげることで、勉強に取り組みやすくしてあげましょう。
囲囲うことで視界からも勉強モードへの切り替えを期待できますね。
子ども専用の収納場所
最近はリビングにでスタディースペースがある家もありますが、リビング学習をする場所がダイニングテーブルであるときは、テーブルで食事をする時は机の上を片付けないといけません。
まだ当分子ども部屋は作らずにリビング学習を行うときは、棚の1か所でも子どものものをしまうスペースを作ることをおすすめします。
教科書やノートはオープンスタンドに、そのほかの勉強以外の細々したもを気軽に下記のようなポイポイ入れられるボックスがあると便利ですね。
毎回全部を仕分けすることは習慣にならないとできず、結局片付かないことに繋がります。しかし、入れるだけなら簡単ですので、子どもたちも自分で片づけをしてくれるようになるでしょう。
収納を工夫することでみんなが暮らしやすく、リビング学習もしやすい空間を作ることができるでしょう。
リビング学習の収納棚はニトリや無印でおしゃれに‼
低学年の頃は少なかった荷物も、大きくなるにつれ徐々に荷物が増えてくるでしょう。
普段の荷物がどのくらいのものなのか把握できるようになれば、少し大型の収納を取り入れる方法もあります。
またクローゼットや既存の棚にスペースが空いているのなら、入れ物を工夫して仕訳ければ見た目もすっきりさせることができますよ。
調べてみたところ、ニトリのNカラーボックスやIKEAのワゴンを使って収納できると分かりました。
ここでは、リビング学習を快適にできる収納アイデアを紹介します。すっきりしたお部屋で、リビング学習も気持ちよくできるでしょう。
おすすめ収納家具3選
お部屋に新たに家具を設置し収納場所を増やすときは、細かく仕分けしやすいカラーボックスサイズのものをおすすめします。また、掃除がしやすい移動できる家具もおすすめです。
以下がおすすめの収納家具3選となっています。
- ニトリNカラーボックス
- IKEA RÅSKOG ロースコグ
- スタッキングシェルフ・3段・オーク材
ニトリと無印良品・IKEAの商品はお互いに調和しやすく、さまざまなサイズから選ぶことができるでしょう。
それでは1つずつ説明します。
ニトリNカラーボックス
ニトリのNカラーボックスは、上に連結することも出できるので、収納が足りなくなってきたら上の空間補使って収納を増やすことができます。
また、扉付きのものや、サイズぴったりの引き出し、ボックスかごなどと一緒にアレンジすることができます。
棚が取り外しできるのでA4サイズに合わせることもできるでしょう。
棚を追加しランドセルを中に入れてもいいですが、写真のように上に置けば中身も出し入れしやすくなりますね。
価格も3段で¥1,590~とお手頃です。
このお値段とデザインならお部屋を作る前にも導入できそうです。
\13色から選べる!カラーボックス2個セット‼/
IKEA RÅSKOG ロースコグ
リビング学習の道具と日々の荷物を一緒におけるワゴンは、移動ができて便利です。
帰宅後ランドセルを置いて椅子の近くにもってこれば、すぐに宿題に取り掛かれます。
可動式で掃除もしやすいですね。
色も選べるので、自分好みの色を選べば愛着を持って使えるでしょう。
\学習用品をまとめてスッキリ!7色から選べる‼/
スタッキングシェルフ・3段・オーク材
兄弟がたくさんいる家庭にはコンパクトに区切られるシェルフもおすすめです。
兄弟が多くてもそれぞれにランドセル置き場と学習用品置き場を作ることができます。
一般的なカラーボックスより1マスに高さがあり、A4サイズでも縦に収納でき便利です。
このシェルフは、後からマスを追加することができます。
ランドセル1つ床に置いているだけでかなり場所を取りますが、ランドセルが4つもあってもきちんと場所を決めてあげるだけで、こんなにもすっきりと整頓された部屋になるのですね‼
\単体でもスタッキングシェルフに組み込んでも使える!/
収納アイデア3つ
ここでは備え付け棚や、クローゼットを使い、収納されている場合の方法を紹介します。
どれも使い勝手よく、見た目もすっきりまとまっていて真似したくなります!
- 同じデザインでそろえる
- クローゼットの中を引き出しで仕分ける
- ニトリ×無印良品で夏休みもきれいに片付く
それでは、1つずつ解説していきますね。
①同じデザインでそろえる
色やデザインを統一することで、ごちゃごちゃ感がなくとてもきれいですね。
こちらはすべてニトリのNインボックスで収納されています。
同じ色、デザインですべてそろえられ、隠す収納でスッキリした見た目になっています。
細かく分類され出し入れもしやすいでしょう。
各ボックスの前面に、何が収納されているかを記入しておけば探すときにもすぐに組つけられますね!
②クローゼットの中を引き出しで仕分ける
子どものものをすべてまとめることで、子ども自身で身支度をするように促すことにつながりますよ。
こちらも白を基調としたナチュラルカラーでまとめられています。
学習道具だけでなく、靴下やハンカチなども引き出しに収納されています。
1つの場所にすべて揃えれば、子どもも自分のものはここ!と覚えやすいですね。
広い空間も引き出しを使って細かく区切ることで、1つ1つの物に決まった場所をつくることができます。
③ニトリ×無印良品できれいに片付く
特に夏休みは普段学校に置いているものも持ち帰ってくるので、普段以上の収納が必要になります。
見せる収納と隠す収納をバランスよく合わし、すっきり片付いていますね。
ナチュラルカラーで家の雰囲気にピッタリマッチしています。
ニトリや無印良品はサイズバリエーションも豊富で、欲しい場所にちょうどいいサイズが見つかるでしょう。
リビング学習の収納で環境を整え修学意欲を上げよう
リビング学習は親の目が届きやすい空間で学習するため、学力にも良い影響があると最近では雑誌などにもよく取り上げられています。
東大生へのアンケートでは約7割がリビング学習を行っていたと回答しています。
リビング学習をしただけで頭が良くなるわけではありませんが、学習習慣を身につけるという意味ではとても良い手段だといえるでしょう。
上手に収納を利用することで環境を整え、低学年のころから学習習慣をつけられるといいですね。
リビング学習にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?少し見てみましょう!
子どもにとってのメリット
それではまず、子どもにとってのメリットについてみてみましょう。
- 集中力が養える
- 勉強を生活習慣にできる
- 程よい緊張感がある
- すぐ質問ができる
- 上の学年の情報にも触れることができる
- テレビや新聞で目にした時事問題をすぐに調べられる
- 学び続ける親の姿勢を見られる
子どもにとってのメリットだけでこのようにたくさん見つかりました。それでは、1つずつ見ていきましょう。
①集中力が養える
リビングでは自分以外の家族も同じ空間ですごしています。適度の雑音や、他人がいる環境で普段から勉強することは、多少雑音のある環境でも集中できる力を早い段階から鍛えることができます。
このような環境での勉強に慣れていれば、学校のテストや受験でも安定して力を発揮できるようになるでしょう。
周りの音に影響されず力を発揮できることは、今後必ず有利になりますね!
②勉強を生活習慣にできる
リビングでくつろいでいた状態から自分の部屋に行き勉強を始めることは、なかなか気が進まずハードルが高いものです。
しかし、勉強場所をリビングにすることで、そのハードルはぐっと下がり勉強を始めやすくなるでしょう。
帰宅後や食後に勉強にすぐ取り組みやすくなり、自然と勉強が生活習慣の一部となっていくはずです。
勉強を始めるハードルが低くなることで、自分から進んで取り組むようになることを期待したいです。
③程よい緊張感がある
自室ではついつい集中力が切れ、他のことが気になる事もあります。
しかし、リビング学習では周りにほかの家族がいることで程よい緊張感が生まれ、集中しやすくなります。
自分の部屋は何かと誘惑が多くだらだら時間が過ぎて行ってしまいがちですが、リビング学習では短時間に集中して勉強取り組めますよ。
④すぐ質問ができる
親が近くにいることで、わからない時にすぐに質問することができます。わからないを残さず勉強に取り組むことができるでしょう。
高学年になって教えることが難しくなっても、話を聞いたり励ましてあげたり子どもが前向きに勉強に取り組めるよう心のサポートをしてあげましょう。
⑤上の学年の情報にも触れることができる
兄弟がいる場合、下の子の勉強を上の子が見てあげたり、上の子がどんな勉強をしているかを耳にする機会ができたりと、学校の授業では聞くことのない異年齢間での刺激を受けます。
下の子にとって上の子の学習内容を聞くことは、新たな興味を見つけたり、モチベーションを上げるきっかけにもなるでしょう。
私も昔なかなか自分では覚えられなかった内容が、兄弟に言われると1回で覚えられるようになったことがありました。
⑥テレビや新聞で目にした時事問題をすぐに調べられる
リビング学習をするために普段から近くに教科書や辞書があることで、テレビや新聞を見て疑問に思ったことをすぐに調べることができます。
調べたことを家族と話したり興味を持って追求することは、広い視野を持ってみる力を養うことができ、自ら物事に取り組める子に育ちやすくなります。
やはりスマホなどが普及しても、辞書で調べることは記憶に残りやすく身に付きやすいものです。
⑦学び続ける親の姿勢を見られる
リビングで親が子どもと一緒に並び、仕事をしたり勉強したりする姿を見ることは、子どもにとっても刺激になるでしょう。
勉強はなかなか気が進まないものです。習慣になるまで自分一人ではなかなか取り掛かろうとしない時でも、「一緒に1時間頑張ろう」と自然に声掛けできますね。
頑張る姿を見ることはお互いに刺激になります。
親にとってのメリット4つ
次は親のメリットについてみてみましょう。
- 子どもの勉強を近くで見守れる
- 集中して勉強できているかがわかる
- 家族の会話が増える
- 光熱費削減になる
親のメリットもたくさんありますね!1つずつ見ていきましょう。
①子どもの勉強を近くで見守れる
日常的に学習の様子を見ることで、子どもの得意不得意がよくわかるでしょう。わからない部分を一緒に考えることで、子どもの理解度も深まります。
テストなどの結果だけでなく、日々の勉強での小さなつまずきに気が付けることが重要です。
わからないを残さないことですね。
②集中して勉強できているかがわかる
子ども部屋に入ってしまうと勉強に集中できているかわかりませんが、リビング学習では子どもが集中して勉強に取り組めているかがすぐにわかります。
集中が切れてしまっても、親子で少しおしゃべりをしてリフレッシュすることができるでしょう。
繰り返すことで自分でリフレッシュし、再び集中する方法を身に着けられます。
③家族の会話が増える
リビング学習をしていると、必然的に家族が同じ空間にいることが多くなり会話も増えるでしょう。
子どもがわからないことを聞いたり親が答えたり、学校での流行ごとを教えてくれたり、一緒にいることが多いことで子どものことをより理解しやすくなるでしょう。
同年代の友達以外にも親や家族など異世代の話を聞くことは、子どもの視野を広げコミュニケーション能力を育てられると言われていますよ。
④ 光熱費削減になる
子どもが自分の部屋で勉強すると、その分1部屋多く光熱費がかかってきます。
家族がリビングで過ごすことは、光熱費の削減にもつながります。
最近の光熱費高騰を考えるとありがたいですね。
デメリット6つ
メリットが多いリビング学習ですが、デメリットはどのようなことがあるのでしょうか。
- 勉強道具が散らかる
- 消しゴムのカスが散らばる
- 兄弟げんかになりやすい
- 無駄話をしてしまう
- テレビが観られない
- 照明が暗い
メリットに比べ物理的な問題が多いです。少し工夫することで解決できそうですね。
それぞれ1つずつ解説していきますね。
①勉強道具が散らかる
プリントやノート、筆記用具や子どもの物が徐々に増えリビングが散らかりがちになります。「片づけて‼」という毎日は、親も子どももストレスに感じるでしょう。
勉強机であれば勉強道具が出たままでも問題ありませんが、リビング学習を毎回の食事をとるダイニングテーブルで行うときはそうはいきません。
ノートや教科書、筆記用具など勉強に必要なものをまとめられる収納BOXと子ども専用の収納場所を作るといいでしょう。
100均でも作れる勉強セットが活躍します!
収納BOXがあれば、まとめてすぐ移動できるので便利ですね。
②消しゴムのカスが散らばる
書いて消してが多い小学生の勉強の後は、消しゴムのカスだらけになります。
リビング学習をダイニングテーブルでする時には、食事前に毎回机の上を掃除する必要が出てきてしまいます。
勉強道具一式と一緒にデスククリーナーやミニほうきとちりとりを準備するといいでしょう。最近は100均でも購入できるデスクマットもおすすめです。
勉強道具と一緒に置くことで勉強後は掃除することも習慣にできますね。
③兄弟げんかになりやすい
兄弟仲良く教えていたと思えば、知らぬ間に喧嘩になるということもしばしばあります。
喧嘩に意識が向いてしまい集中力が落ち、無駄に勉強時間が長くなってしまうこともあるでしょう。
リビングにも机があるときは、子どもと話し合い、1人1人別の机で学習することもいいでしょう。また、机が1つしかない場合は、パーテーションを取り入れる方法もあります。
お互いに気持ちよく勉強に取り組める環境づくりができるといいですね。
④無駄話をしてしまう
家族の会話が増えることはいいことですが、集中力が低下するとついついお喋りしてしまうこともありますね。
適度に気持ちを切り替わるような声掛けをしたり、前もって今日の目標をリスト化(todoリスト)しておくといいでしょう。また、タイマーを使って休憩と集中する時を可視化させるのも有効です。
なるべく自らの力で切り替えできるよう工夫できるといいですね。
⑤テレビが観られない
小さな兄弟が子ども向け番組を見たい時にもテレビはつけられず、別の方法で勉強の邪魔にならなように過ごせる工夫がいります。
小さな兄弟に限らず子どもがリビングで勉強している間は、家族みんなテレビをつけない配慮は必要です。
観たい番組は、録画して観るようにしましょう。子どもの勉強時間を有効に、大人も仕事や勉強にあてられるといいですね。
⑥照明が暗い
リビングでは部屋の電気のみに頼りがちになります。
暗い場所での学習は、目の疲れや視力低下につながります。必要な場合は電気スタンドなどを利用して、手元を明るく保ちましょう。
はじめからリビング学習の場合あまり暗さに気が付かないこともあるでしょう。大人がしっかり確認してあげるようにしましょう。
まとめ
- 学習机の購入予定がなければ、入学後すぐリビング学習の収納はは100均アイテムでの対応がおすすめ
- 勉強が始めやすい場所は、①必要なものがまとまっている②気が散らない環境の2つ
- リビング学習で使うものをまとめるには100均の収納ボックスやホワイトボードがおすすめ
- 気が散らない環境を作るためには、パーテーションなどで視界を囲うことも有効
- 子ども部屋を作らないときは、リビングに子ども専用のスペースを作ることがおすすめ
- 荷物が多くなり収納家具を購入するときは、サイズが合わせやすいカラーボックスサイズがおすすめ
- リビング学習メリットは①集中力が養える②習慣にできる③程よい緊張感がある④すぐ質問ができる⑤異年齢間の刺激を得られる⑥時事問題を調べ広い視野を持てる⑦親の学姿を見れる
- リビング学習のデメリットは①勉強道具が散らかる②消しゴムのカスが散らばる③兄弟げんかになりやすい④無駄話をしてしまう⑤テレビが観られない⑥照明が暗いことがある
小学校入学時は荷物もまだ多くないこともあり、100均アイテムで収納できることがわかりました。
わが家はスペースがないのでリビング学習の予定でしたが、リビング学習にはたくさんのメリットがあることがわかり、前向きな気持ちで取り入れられるようになりました。
勉強はイヤイヤ取り組んでも身につきません。子供が安心して、学ぶことが楽しいと思えると自ら勉強に取り組むでしょう。
まずは安心して楽しいと思える環境をつくることで、徐々に勉強を生活習慣の一部として取り組めるようになるでしょう。
もうすぐ1年生、まずは勉強に取り掛かりやすい環境を作ることから始めようと思います。これからの入学準備に役立てればうれしいです。
コメント