フルタイムで働きながら3人娘を育てています。子どもたちは帰宅後いつも、お腹をすかせて何かないかと冷蔵庫を探し始めます。
ママー、お腹すいたー
おやつ食べてもいい?
冷蔵庫、何か食べ物入ってるかな?
いつも夕飯を作る時間にお腹をすかせているけど、今食べたら夕飯が食べられないじゃない!おやつだけじゃ栄養も心配…。
そんな時我が家ではおにぎりの出番です。
おにぎりは冷凍すると、1ヶ月ほど日持ちします。
おにぎりを冷凍保存しストックすることで、日持ちさせることができ、あなたの日々の悩みも解決することができるでしょう。
栄養補給もでき、小腹も満たせる万能な軽食!もちろんメインとしても使えます。
おにぎりの冷凍、解凍方法、日持ちさせるために気をつけることや、栄養も考えたレシピなどを紹介しています。おにぎりを活用し、便利で一味違った生活を体感しましょう。
おにぎりの冷凍保存はどれくらい日持ちするの?期間と安全な保存方法を解説!
もしおにぎりを冷凍保存でき、ほしいときにさっとでてきたら、そんな生活を想像してみてください。これほど幸せなことはないですよね。
おにぎりは冷凍保存できるのか、そして一体何日くらい日持ちするのか、保存方法はどうするのがよいのか、疑問に思っていませんか?
おにぎりを冷凍保存すると、約1ヶ月日持ちさせることができます。
日持ちする冷凍食品は電子レンジで簡単に解凍することもできる、忙しいママの強い味方です!
家事の時間を短縮することができると、自分の時間や、子どもとの時間をとることもできますよね。
しかし食べ物なので、衛生面も不安といった心配もあるかもしれません。
何が問題なのか、どう対策したらよいのか知ることで安心できます。そういった疑問を解決しましょう。
おにぎりは冷凍保存OK!!冷凍保存のメリット
おにぎりは冷凍保存させて1ヶ月ほど日持ちしますが、私自身、おにぎりが冷凍保存できることを知ってからは、この便利さを使わない手はないと思っています。
冷凍保存して日持ちさせることで、残ってしまうご飯もおにぎりとして活躍することができ、フードロスにも貢献できます。
何より、手軽におにぎりを食べるということを実現できるのです。この手軽さは忙しいママの強い味方にもなります。
お腹が空いて夕飯を作り終わるまで待てない子どもも、解凍時間だけで準備できるので待たせるストレスからも開放されるでしょう。
おやつは糖分、塩分、脂質が含まれていることが多くて、子どもに食べさせるにしても量や質が気になりますよね。
作り置きのおにぎりは自分の好みで中身をかえられるので、育ち盛りの子どもの栄養補給にもなり、おやつより安心して食べさせられることでしょう。
おにぎりを冷凍保存で日持ちさせるための注意点
おにぎりは私が調べたところによると、冷凍保存で約1カ月日持ちするということがわかりました。
ただ、おにぎりを冷凍保存するときに1カ月の間日持ちさせるためには注意する点があります。
おにぎりが冷めたら冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍する。1カ月程度保存可能。
ニチレイフーズ公式HP
食べ物を保管することになりますので、おいしく安全に保つためには、衛生面も考えて調理しなければ、食中毒の危険性も高くなってしまいます。
細菌を増やさない正しい手順を守ることで、おにぎりは冷凍してから1カ月程保存することができ、おいしく食べることができるのです。
安心して食べることができるおにぎりを作るための正しい方法と手順を次に説明しますので、あなたもぜひ試してみてください。
知って安心!安全な保存方法
安全に保つために家庭でも一番注意すべきところは、食中毒です。
人の手には、どれだけきれいに手を洗っても細菌が残っていると言われています。
食品を扱う際には手を洗うことはもちろんですが、保存する食品をつくるときには手洗いだけでは不十分なのです。手順を紹介します。
手洗いは手順・洗剤量・水量が大事です。
特に手順を正しく行うかどうかで手についた細菌をどれくらい落とせるかが変わってきます。
また、手をふく際にも汚れていない清潔なペーパータオルなどでふくと安心です。
国立成育医療研究センターHP
ラップはおにぎりをはみ出さずに作れる大きさを選びましょう。
市販の保存袋は冷蔵用・冷凍用と別れているものもありますので、冷凍保存が可能な袋を準備しましょう。
保存袋に日付を記入しておくと、1カ月を忘れる心配もありませんよね。
冷凍するご飯は炊けてから時間が経過していないものにしましょう。
ここで気を付けるポイントは2つです。
1つ目はご飯を直接手で触らないこと、2つ目は解凍しやすい大きさのおにぎりにするということです。
作るおにぎりの大きさによって解凍時間が変わってきます。
子どもの軽食であれば100グラム程度で1つにすると食べやすく小腹が満たせることでしょう。
大人の1つ分だと150グラム程度が解凍しやすいです。
粗熱をとったら保存袋に入れて冷凍庫で冷やします。菌の増殖をさせないためにも常温の状態では冷やしすぎないほうがよいです。
冷凍庫に入れたら、できるだけ開閉しないようにするか、開閉しても温度が変わりにくい冷凍庫の下段や奥の方にいれると状態の悪化を防ぐことができます。
保存袋なしでラップのまま冷凍もできますが、解凍時にラップを素手でもって食べるのであれば衛生的に袋に入れておいたほうが安心です。
ほかの冷凍品のにおい移りも防げます。
また、アルミトレーの上にのせておくと早く熱を移動させることができますよ。
おにぎりを冷凍保存する方法は、衛生面を気を付けること以外はとても簡単です。
まとめて作っておくことも炊事のついでにさっとできるくらいのひと手間ですむので、準備以上のメリットがあるといえるでしょう。
おにぎりの形づくりが苦手な方は正方形にしたり、おにぎり型をつかうと簡単です。
\簡単に三角おにぎりが作れるお助けツール/
おにぎりを冷凍した後の解凍方法は?自然解凍も可能なの?
身近にあふれている冷凍食品は自然解凍OKのものを最近よく見かけます。
しかしおにぎりを冷凍した場合、自然解凍ではなく電子レンジを使用して解凍する必要があります。
自然解凍の方が便利なのにどうして?と思ったので調べてみました。
理由はおにぎりのお米に含まれているデンプンという成分が、冷凍した後に自然解凍では体内で消化できる状態にもどらないからということでした。
ご飯は、冷蔵庫に入れて保存すると、デンプンが老化で硬くなってしまう。
美味しいままのご飯を保存したいなら、炊きたてご飯の粗熱をとってから冷凍保存して、レンジで解凍する方法がおすすめ!
冷凍したおにぎりの解凍方法
おにぎりは冷凍保存したあと、食べる直前に電子レンジで解凍しましょう。
コンビニのおにぎりくらいの大人サイズ(150g)であれば600W2分程度、その半量くらいの子どもサイズ(100g)なら600W1分半程度です。
500Wの場合は30秒程度600Wよりも長くするとよいでしょう。複数個する場合も時間を個数分長くする必要があります。
ちょっと温めが足りないなと思ったら10秒ずつ増やして様子をみましょう。
炊きたてのご飯のように仕上げたいときは、レンジ可の器に入れて水を小さじ1程度足してラップをしてレンジにかけると、ふわっとした仕上がりになります。
レンジでは解凍ではなくあたため機能を使いましょう
解凍後にひと工夫でさらにおいしく
おにぎりといえばのり、ご飯といえばふりかけを思い浮かべる方も多いのではないかと思います。
のりは冷凍する前ではなく解凍後に加えるようにしましょう。そうすることで、のりの風味が活かされたおいしいおにぎりが出来上がります。
ふりかけも、解凍後にかけることで食感、風味を損なわずにおいしくたべることができます。
解凍後のちょっとしたひと工夫でさらにおいしく食べることができるので、とても便利ですよね。
ご飯のパサつきが出るときには、解凍時にお水をほんの少したすだけでも、ふわっとした冷凍とは思えないご飯にすることができますので、気になる方は試してみてください。
のりやふりかけはレンジでチンした後に、
ご飯に加工するとおいしい、覚えておこう。
おにぎりを冷凍するにあたり適した具材と注意点
おにぎりの冷凍保存に向いている食材は、水分が少なくて味が濃いものです。
どうせ作るなら解凍してもおいしく食べられるおにぎりがいいですよね。
おにぎりを冷凍保存するときに向く具材を確認して、解凍してもおいしいおにぎりをつくりましょう。
また、安心しておいしく食べるために、食中毒についての簡単な知識や、食の安全を保つために気をつけることについても紹介します。
子どもにも安心して食べさせてあげることができて、「おいしい!」と言ってもらえるように冷凍おにぎりを活用していきましょう。
おにぎりの冷凍保存におすすめな具材、NG食材
おにぎりの冷凍保存に向いている食材は水分が少なくて味の濃いものですが、さらに細かく確認していきましょう。
水分が少ない具材でおすすめなのは、梅干しや塩昆布といった漬物類や、ゆかり、焼き鮭やおかかなどの水分を飛ばしたお魚といった具材があります。
味が濃くておすすめなのは、そぼろやごま昆布といった調理された具材や、味をもともとつけている炊き込みご飯、調味料を混ぜ込んだ焼きおにぎりといったものがあります。
おにぎりの冷凍には、水分が少なく味の濃い具材が向いており、生物や油分の多いものは向かない、ということを覚えておくことで具材選びが簡単になりますね。
食中毒対策
冷凍したおにぎりを解凍しておいしく食べることはもちろんのことですが、食べ物ですので食中毒にも十分に注意しましょう。
どれだけ手をきれいに洗っても、手についた細菌は0にはなりません。
おにぎりを作るときにはご飯を素手で触らず、ラップを使い、具材を調理して使用する場合は加熱してからご飯に混ぜましょう。
どれだけ対策をしても無菌状態になることは難しいです。
粗熱を取る時間と解凍してから口に入れるまでの時間を、6時間以内にしましょう。
加熱しても死なない食中毒菌 1.セレウス菌による食中毒
東京顕微鏡院公式HP
対策はそう難しいことではないですが、やるかやらないかでは全く違います。できる限り素手でご飯は触らないように調理することで、安心に繋がりますね。
冷蔵保存の日持ちは?ご飯はいつまでおいしく食べられるの?
冷凍おにぎりの保存期間は1カ月程とお伝えしました。冷凍状態−18℃の世界では細菌は活動がとまります。
冷蔵保存ではどれくらいの期間日持ちするかというと、常温に続いて短く12時間程です。
冷蔵保存1℃から4℃の範囲では細菌は急激に増えることはありませんが、活動が遅くなるだけで、全く増えないわけではないからです。
冷凍状態以外では、できるだけ早く食べたほうが安心のようですね。半日以上保存する場合は冷凍しておくと間違いないでしょう。
冷蔵保存は常温保存とあまり変わらず、日持ちは、意外と短いですね。
1ヶ月ほど日持ちする冷凍保存のほうが、長く活用できそうです。
おにぎり冷凍保存おすすめレシピ5選!
アレンジを加えることで、おにぎり一つでバランスのとれた栄養を補うこともできます。工夫次第で万能に使うことができるでしょう。
おにぎりの冷凍保存に向く具材を使用したレシピを、下記の5つ紹介します。
- 定番!焼きおにぎり
- シンプル一番!塩にぎり
- 面倒くさがりさん特におすすめ!おかかにぎり
- 栄養もカバー!具材混ぜにぎり
- 普通はつまらない!洋風にぎり
1つ1つ試すもよし、あなたにあったアレンジを加えるもよし、ぜひ冷凍おにぎりを楽しく活用してもらえると嬉しいです。
あなたのお好みの作り方を見つけることで、いざというときにさっと作ることもでき、作る手軽さもより感じることができることと思います。
定番!焼きおにぎり
冷凍食品の定番でもある焼きおにぎりですが、実は自宅で簡単に作れることを知っていますか?
- 白ご飯:1合
- 醤油:大さじ1
- 和風顆粒だし:大さじ0.5
- みりん:大さじ0.5
- ごま油:大さじ0.5
【上記を白ご飯に混ぜ込み、形成し、フライパンで焼く】
白ご飯で形を作った後に表面に調味料をぬって焼く方法もありますが、調味料をご飯に混ぜてしまったほうが、中まで味がしっかりついておいしいです。
フッ素樹脂のフライパンだと気にする必要もありませんが、ごま油を足すとフライパンに焦げ付きにくく、風味がよくなります。
上記は、炊飯後のご飯1合に対して醤油が大さじ1程です。
醤油のみ倍量と覚えておけば、どんな量のご飯でも、簡単においしくできますので、ぜひ試してみてください。
シンプル一番!塩にぎり
塩にぎりは最近コンビニでも見かけるようになりましたが、とてもシンプルでおいしい一品ですよね。
- 白ご飯
- お好みの塩
【白ご飯をお好みの塩加減にし、形成する】
手作りすることで塩加減の調節もできるので、簡単に自分好みの塩にぎりにすることができます。
準備する材料もご飯と塩のみなので、手元に具材のストックがなくてもできますし、海苔を巻いて食べる場合にも味がけんかしないので、おいしく食べられます。
我が子たちは具材を混ぜ込んだおにぎりより、塩にぎりが好みのようです。海苔が家にあるときには、よく海苔を巻いて食べています。
手軽さの割に子どもがよく食べるので、とても重宝しています。
面倒くさがりさん特におすすめ!おかかにぎり
塩や調味料だけでは物足りないけれど、具材の調理は面倒!なあなたにはおかかにぎりがおすすめです。
- 白ご飯
- おかか
【白ご飯におかかを混ぜ込み、形成する】
白ご飯におかかを混ぜて握るだけ、とても簡単ですが、お魚が摂取でき、風味もいいのでおいしく食べることができますよ。
私はおかかだけで十分満足ですが、このおかかにぎりに我が子はふりかけを嬉しそうにかけて食べることもあります。
味がふりかけともあまりけんかしないので、大人と子どもそれぞれが別の楽しみ方ができる点がいいところです。
具材をいろいろと作って混ぜ込むのは面倒だけど、ちょっとしたひと工夫加えたいというときにはぜひ試してみてください。
栄養もカバー!具材混ぜにぎり
冷凍に向く具材で栄養バランスを考えたおにぎりを作れば、手軽に栄養補給できる食事としても使うことができます。
枝豆(冷凍むきえだまめだと特に便利です)+鮭フレーク+ごま、は栄養バランスもよい一品に仕上がります。子どもにもおすすめです。
その他にも、鶏そぼろ+味付け高菜といった組み合わせも色合いもよくおいしく食べられることでしょう。
このときに使用する具材は、味が濃いもの、水分の少ないものが向いています。
葉物のお野菜などはそのままは向きませんが、味付けをして火を通しておくことで、混ぜ握りに入れて冷凍してもおいしく食べられます。
ぜひお好みの具材を混ぜ込んで作ってみてください。
普通はつまらない!洋風にぎり
和風のおにぎりにはもう飽きた!そんなあなたに洋風にぎりはいかがでしょうか。
チーズ、ベーコン、コーン、塩コショウを混ぜるだけで、解凍した際にはおいしい洋風おにぎりができあがります。
おにぎりを冷凍保存するときにおすすめなレシピ5種を紹介させていただきました。
炊き込みご飯を多めに炊いて、おにぎりにして冷凍するのも便利な方法です。
おにぎりの冷凍ストックを作ろうとしてレシピをどうするか迷ったとき、我が家では夕飯に炊き込みご飯を多く炊いてその日に冷凍しています。
味も濃く子どもたちの好みの具材をいれることも簡単で、根菜を混ぜ込むと栄養もとれておすすめです。
あなたの好みに合ったおにぎりを作り、冷凍活用をいろんなバリエーションのレシピで行ってみましょう。
まとめ
- おにぎり冷凍保存の日持ちは1ヶ月程度可能
- おにぎりの冷凍は日持ちもするため時短で忙しい人の味方!フードロス削減にもなる
- おにぎりを作るときは温かいご飯でラップを使用する
- 炊きたてのご飯を使い粗熱をとってから冷凍用袋に入れて冷凍庫にいれるとおいしく日持ちする
- おにぎりを解凍するときは電子レンジが安全!
- おにぎりの冷凍保存するときの具材は水分が少なくて味の濃いものが向いている
- おにぎりの冷凍保存にも手軽なアレンジは意外とたくさんある
おにぎりを冷凍保存しておくことで、忙しい時にさっと食べることができ、とても便利であることがおわかりいただけたと思います。
おにぎりを安全に冷凍する方法や注意点、解凍する方法についても理解できたところで、安心して食べることができますよね。
我が家では、おにぎり冷凍保存を有効的に活用中です。
保育園・児童クラブお迎え後の夕飯ができあがるまでの子どもの軽食として、自分のちょっとした夜食として、朝の準備か間に合わない時の朝食としても使っています。
忙しいときにこそ、おにぎりの冷凍保存は重宝します。
知らなかったときとは違い、焦ることが少なくなることで気持ちも穏やかに過ごせることが多くなりました。
ぜひあなたにもご家庭でお好みのおにぎりを冷凍活用していただき、便利さとおいしさを味わってもらえると嬉しいです!
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