兄弟ができる上の子へプレゼントの絵本選びとおすすめ5選!心のケアにぴったりな理由とは

もうすぐ兄弟ができる上の子に「赤ちゃんのことをどのように伝えればいいのか」と悩みますよね。

妹から相談を受け、プレゼントする絵本にはどんなものがいいのか調べてみました。

兄弟ができる上の子への絵本選びは、年齢や性格に合わせることが大切です。プレゼントにおすすめの絵本も5冊ご紹介します。

兄弟ができることは、上の子にとって喜びと戸惑いを感じるライフイベントでもあります。

絵本は、不安を感じている上の子の気持ちに寄り添い、心のケアをしてくれることでしょう。

わが家の上の娘も絵本をプレゼントして読み聞かせをしたお陰か、優しく思いやりのあるお姉ちゃんに成長してくれましたよ。

お兄ちゃんお姉ちゃんになる上の子に、ずっと寄り添ってくれる絵本が見つかりますように。

＼お父さんと読むのにおすすめ／

兄弟ができる上の子へのプレゼントに絵本を選ぶポイントは5つ

兄弟ができる上の子へのプレゼント選びは、上の子の気持ちを思いながら、ワクワクするような絵本を見つけてあげたいですね。

兄弟ができる上の子へのプレゼントに絵本を選ぶ際は、以下の5つのポイントを意識しましょう。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

上の子の年齢に合ったもの

上の子の年齢に応じた内容や表現の絵本を選ぶことが重要です。

大切なのは、上の子の気持ちに寄り添うことです。親子で一緒に楽しめる絵本を選びましょう。

2〜4歳の上の子

2〜4歳の子なら、絵本の中でもイラストがメインのものがおすすめです。

2〜4歳は、視覚的な情報から多くを学び、共感します。

ページをめくるたびに、かわいいキャラクターや色鮮やかな絵が目に飛び込んでくるような、視覚的に楽しい絵本がぴったりです。

兄弟が仲良く過ごす場面が描かれた、文章は短くシンプルなものを選びましょう。

5歳以上の上の子

5歳以上の子には、ストーリー性のある絵本がおすすめです。

5歳以上になると、より複雑な気持ちも理解できるようになります。

イラストだけでなく、少し長めの文章で物語が展開されるような絵本なら、上の子の想像力をかきたてられます。

主人公の気持ちの変化がわかる内容や家族の絆を感じられる物語がぴったりです。

兄弟ができる上の子の心の成長に合わせて、絵本の内容も少しずつステップアップしていくのが良いでしょう。

上の子の性格や好みを考慮する

年齢だけでなく、上の子が共感しやすいキャラクターや、興味を引きそうなストーリーの絵本を選びましょう。

恥ずかしがり屋の上の子なら、主人公が同じように恥ずかしい思いをしていたり、それを乗り越える物語がおすすめです。

活発な上の子には、元気いっぱいのキャラクターが登場する、賑やかな雰囲気の絵本が喜ばれるでしょう。

繊細な上の子には、気持ちの変化を丁寧に描いた共感しやすい絵本がぴったりですね。

わが家の娘は繊細な性格だったので、絵本を選ぶときは、主人公の気持ちが描かれているものを選んでいました。

兄弟愛や家族のテーマ

絵本の内容としては、新しい兄弟の誕生を喜ばしいできごととして描いているものや、兄弟の絆の大切さを感じられるものがおすすめです。

兄弟ができる上の子が主人公の絵本なら、より親近感を持てることでしょう。

優しいお兄ちゃんやお姉ちゃんになる喜びを教えてくれる、心温まるストーリーの絵本を選んであげたいですね。

親子で楽しめる絵本

読み聞かせをしながら、親子で感想を言い合ったり、絵本の中に出てくるような遊びを実際にやってみたりするのもいいいですね。

絵本の世界観を親子で共有する時間は、きっと上の子の心に残る特別な思い出になるでしょう。

親子で絵本を読む時は、「この子はどんな気持ちかな？」「お兄ちゃんって楽しそうだね」など、自然な会話を交えながら読むと効果的です。
物語を通して、上の子の気持ちを引き出し、共有する時間を大切にしてくださいね。

特別感を演出できるもの

上の子へのプレゼントに、世界でたった一冊の絵本を贈るのも素敵です。

兄弟ができる記念に、上の子への愛情がぎゅっと詰まったオリジナルの絵本をプレゼントするのは、いかがでしょうか。

上の子の名前が入った絵本なら、まるで絵本の中の主人公になったような特別な気持ちになれます。

絵本の最後のページに、上の子へのメッセージを書き添えることで、より心に響く贈り物になります。

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兄弟ができる上の子へプレゼントにおすすめの絵本5選!!

兄弟ができることで戸惑いや不安を感じる上の子の心に寄り添う、おすすめの絵本を厳選しました。

命のつながりや家族の絆を優しく伝える、兄弟ができる上の子へのプレゼントにぴったりな絵本をご紹介します。

「おへそのあな」

赤ちゃんがお母さんのおなかのなかから見える世界を描いた、赤ちゃん視点のものがたり。命の誕生を楽しく素敵に描いています。

「おへそのあな」は、赤ちゃんが生まれる家族に、上の子へのプレゼントにぴったりの絵本です。

新しい家族の誕生を控えた子どもたちに、命の不思議さと家族の絆を優しく伝える、心温まる一冊です。

お兄ちゃんやお姉ちゃんになることへの不安を和らげ、赤ちゃんへの愛情を育むきっかけになるでしょう。

＼おへそのあなから見えるのは…／

「あかちゃんがやってきた」

赤ちゃんが生まれるまでの男の子の期待と不安を、温かく軽やかに描いています。

「あかちゃんがやってきた」は、これから兄弟ができる上の子の気持ちに寄り添う、心温まる絵本です。

この絵本は、上の子が抱く不安や寂しさに、そっと寄り添ってくれます。

新しい命を迎えるワクワクした気持ちを、上の子と一緒に味わうことができるおすすめの一冊です。

＼ぼくは生まれてくる赤ちゃんを想像しはじめる／

「ノンタン　いもうといいな」

キヨノサチコの柔らかな絵と、子どもらしい言葉で、きょうだいへの思いや家族の温かさを楽しく伝えています。

「ノンタンいもうといいな」は、ノンタンにそっくりな妹、タータンが登場します。

やんちゃな妹に手を焼く、ノンタンのおにいちゃんぶりが楽しい、人気シリーズです。

新しいきょうだいを迎える準備や、家族の絆を感じられる一冊です。

＼みんなと遊んでいたらタータンがいなくなった?!／

「ちょっとだけ」

お姉さんになったことで感じる切なさ、そしてそれを乗り越えることで成長していく子どもの姿を母親の深い愛情とともに描いています。

「ちょっとだけ」は、小さな子どもの気持ちを繊細に描いた、心温まる絵本です。

主人公の女の子が、「ちょっとだけ」と言いながら、少しずつ新しい環境に慣れていく様子を描いています。

子どもの繊細な気持ちを、優しく、そして正直に描いているので、似た経験をしている子どもたちの心にとても響く一冊です。

＼「やってみたい」の気持ちが生まれる／

「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」

赤ちゃんや小さな子どもと、親との愛情深いスキンシップを、温かいイラストと優しい言葉で描いています。

「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」は、親子の愛情を優しく描いた、心温まる絵本です。

累計60万部のベストセラー作品で、多くの方に愛されています。「大好き」という子どもへの気持ちをストレートに伝えられるおすすめの一冊です。

＼親子の絆が深まる／

どの絵本も、新しい家族を迎える喜びと不安が混ざった上の子の気持ちに、やさしく寄り添ってくれる作品ばかりですね。

親子で絵本を読み合いながら、新しい家族を迎える準備を楽しんでいただければと思います。

大切な上の子へのプレゼントとして、参考になれば幸いです。

兄弟ができる上の子ケアに絵本がぴったりな理由とは?

兄弟ができることは、上の子にとって喜びと戸惑いを感じる大きな環境の変化ですよね。

これまでの「一人っ子」としての生活が大きく変わる転換期でもあります。だからこそ、上の子ケアは特に重要な意味を持ちます。

そのような繊細な時期に、絵本には他のどんなツールにもない特別な力があるのです。

兄弟ができる上の子ケアに、絵本がぴったりな理由を5つご紹介します。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

言葉にできない気持ちを整理できる

兄弟ができると上の子はうれしい反面、さみしい気持ちになったり、赤ちゃんに親を取られちゃうんじゃないかと心配になったりもします。

「赤ちゃんが来るのは嬉しいけど、ママに構ってもらえなくなるのかな」「パパとの遊ぶ時間が減っちゃうのかな」といった不安は、大人でも適切な言葉で表現するのが難しいですよね。

そのため、上の子ケアは慎重に行う必要があります。

絵本の中には、兄弟ができる上の子と同じ気持ちを抱えている主人公が出てくるお話がありますよね。

絵本の物語は、そのような言葉にできない気持ちに寄り添い、整理する手助けをしてくれます。

主人公が同じような体験をし、それを乗り越えていく姿を見ることで、自分の感情を理解し、受け入れやすくなります。

家族の絆を深める時間を作れる

兄弟ができる前から、計画的に親子の時間を確保することが大切です。赤ちゃんが生まれると、どうしても親の関心や時間が赤ちゃんに向きがちですよね。

絵本を読んでもらう時間は、上の子にとって、パパやママと二人きりでゆっくり過ごせる大切なひとときとなります。

膝の上に座って本を読む時間は、スキンシップを取りながら「あなたのことも変わらず大切に思っているよ」というメッセージを伝えられる貴重な機会です。

また、この読み聞かせの時間は、赤ちゃんが生まれた後も継続できる大切な親子の習慣となります。

絵本の内容について、いろいろおしゃべりすることで、上の子の気持ちが引き出されて、親子の仲もより深まるでしょう。

新しい役割への自然な準備ができる

「お兄ちゃん・お姉ちゃん」という新しい立場は、上の子にとって誇らしくもあり、時には重荷に感じることもあります。

絵本を通して、この新しい役割について具体的にイメージを持つことができます。上の子ケアの一環として、この心の準備は非常に重要です。

赤ちゃんとの関わり方や、家族の中での自分の新しい役割について、物語を通して自然に学ぶことができます。

「赤ちゃんにはこんな風に接すればいいんだ」「お兄ちゃん・お姉ちゃんってこんなに素敵な存在なんだ」という気づきを、押し付けではなく、自然な形で学ぶことができますね。

新しい兄弟へのポジティブな気持ちを育てる

兄弟と仲良く過ごす楽しさが描かれた絵本は、上の子が赤ちゃんを迎える喜びを感じるのに役立ちます。

絵本の中で、兄弟と一緒に遊んだり、お兄ちゃんお姉ちゃんらしいことをしたりする様子を見ていると、上の子も「赤ちゃんが来るのが楽しみだな」というワクワク感を持てるようになるでしょう。

特に、兄弟の絆や家族愛を温かく描いた物語は、変化を恐れるのではなく、新しい生活への期待を膨らませる効果がありますよ。

発達段階に合わせた成長をサポートできる

2歳、3歳、4歳…年齢によって理解力や興味は大きく異なります。

絵本は、それぞれの発達段階に合わせて選ぶことができるので、上の子の成長に寄り添ったケアができるのです。

幼い子向けには、シンプルで分かりやすい作品、年齢が上がるにつれて、より複雑な感情や状況を扱った作品を選ぶことで、

「もう赤ちゃんじゃない」という自尊心を育てながら、新しい環境への適応をサポートできます。

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まとめ

• 兄弟ができる時期の上の子には、年齢に合わせた絵本選びが大切で、2-4歳はイラストメイン、5歳以上はストーリー重視のプレゼントが効果的
• 上の子の性格や好みに合わせて、気持ちに寄り添う絵本を選ぶことでより物語に共感できる
• 読み聞かせの時間は特別な親子の時間、兄弟ができる前の大切な思い出作りだけでなく、赤ちゃんが生まれた後も継続できる大切な習慣になる
• 絵本を通じて、「お兄ちゃん・お姉ちゃん」という新しい役割に自然に慣れていける
• 名入れやメッセージを添えた絵本は、世界に一つだけの特別な贈り物になる
• おすすめの絵本5冊は、命の誕生、兄弟の関係、家族の愛情など、様々な視点から上の子の気持ちをサポート
• 兄弟ができる上の子へのプレゼントとして、絵本は気持ちに寄り添うのに最適なツール
• 絵本は感情の整理、家族の絆作り、新しい生活への準備など、多くの効果が期待できる

兄弟ができる上の子へのプレゼントとして、絵本は心強い味方になるでしょう。

絵本は単なる読み物ではありません。様々な感情を抱く上の子の気持ちを言葉にし、共感を通じて癒しを与えてくれるのです。

絵本には心に寄り添う特別な力があるということが、今回調べてみて改めてわかりました。

わが家の上の子には、絵本をたくさんプレゼントしましたが、どの絵本にも思い出があります。

大好きな娘に大好きな絵本を読み聞かせる時間は、本当にかけがえのない、とても幸せな時間だったと感じています。

ぜひ、この記事で紹介した絵本を参考に、あなたの大切な子どもにとって特別な一冊を見つけてあげてくださいね。