初詣のおみくじで『凶』が出てしまったらショックですよね。私は高校受験を控えた息子を持つ母で、元旦に家族で初詣に行くことになっています。
初詣では毎年おみくじを引きますが、もし息子が『凶』を引いてしまったらと考えると少し不安です。
凶が出てしまった場合、大吉が出るまで何回もおみくじを引いても大丈夫なのでしょうか。
結論から言うと、その場で大吉などいい結果が出るまで何回もおみくじをひくことは良くないとされています。
しかし、神様に違う願い事を聞きたい場合は、日を改めるなどすれば何回ひいても大丈夫です。
こちらの記事では、おみくじを引いた後に結ぶ方が良いのかについてや、参拝方法についてもおさらいしています。
おみくじのひき方などを参考にし、1年の始まりを気持ちよくスタートできれば嬉しいです♪
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初詣のおみくじは何回ひいても良い場合があった!
初詣のおみくじで『凶』など、あまりよくない結果になってしまった場合、『大吉』を出して上書きしたくなる気持ちがありますよね。
その場で何回もおみくじをひくことは神様の言うことを信用していないということになり、失礼にあたるので止めておきましょう。
しかし、恋愛について教えてほしい時や仕事について教えてほしい時など、そのたびごと神様に聞きたいことが違う場合は何回もおみくじをひいても良いということが分かりました。
つまり、1回目に恋愛運を聞いたとして、2回目は仕事運を聞くという1回1回違うお願いに関して聞くということは大丈夫というわけです。
初詣の際、毎年とにかく『大吉がでますように』としか考えていませんでした。
おみくじは何に関して聞きたいか明確にしてからひく!
そもそもおみくじは、ひく直前に”何のことに関して聞きたいか”をはっきりさせておくことが大切になってきます。
つまりあなたのお子さんも受験を控えているならば、『高校受験があるけど、希望の高校に行くことができますか?』と具体的に質問してもらいながらおみくじをひいてもらいましょう。
たとえ初詣のおみくじが『大吉』でなかったとしても、和歌や願望、学問の項目にポジティブなアドバイスが書かれている場合があります。
吉凶を見て一喜一憂しがちですが、まず真っ先に注目すべきは和歌や項目に書かれている”内容”です。
書かれている内容が神様からのメッセージなので、それをヒントにお子さんが前向きにチャレンジしていけたら嬉しいです♪
以前、厳しい結果が出やすいとされる厳島神社でおみくじを引いてきました。『大吉』ではありませんでしたが、新しい仕事を始める上で良いことが書かれていたので非常に前向きになれました♪
吉凶どうこうというよりも、神様からのコメント(和歌や項目に書いてあること)の方が重要そうですね!
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おみくじを何回もひく上での注意点2つ
初めに学業のことを願いながらおみくじを引いた場合、別のお願いであればもう一度おみくじをひいても大丈夫でしたよね。
しかし、おみくじを複数回ひく上で、2つの注意点があります。
- 日を改めていく
- 別の神社でおみくじをひく
このように同じ日に連続でひくのではなく、日を改めたり別の神社にいったりすることが良いとされています。
違う願い事だとしても、1日に何回も来られたらあまりいい気はしないですよね。
同じ願い事をほかの神社で聞いてもいいの?
おみくじを同日、同じ場所で連続して引いてはいけない事は分かりました。それでは、おみくじで同じ願い事を”ほかの神社”で聞くことは大丈夫なのでしょうか。
結論としては、すでに神様から助言をもらっている場合、ほかの神様にも聞くことは失礼になってしまうのでやめておきましょう。
こちらもその日のうちに他の神社に行っておみくじを引き直すのではなく、旅行のタイミングや半年くらい期間をあけてからの方がおすすめです。
まずは1度目のおみくじで受け入れられない結果だったとしても、その結果に向き合う姿勢が大切なんだろうなと思いました。
初詣のおみくじは結ぶ方がいいの?
おみくじを引いた後、おみくじを結んでいる人も多く見かけますよね。初詣でおみくじを引いた後は、結ぶ方が良いのでしょうか。
結論としては、おみくじは境内に結ぶならわしがありますが、持ち帰って良いともされています。
『凶』のおみくじを引いた場合、利き手とは逆の手で結べば”困難な行い”をしたことになり、『凶』が『吉』に転ずるという言い伝えもあるそうです。
つまり、特に初詣で『凶』など悪い結果を引いた場合は、結ぶと良いかもしれませんね!
なお、おみくじを結ぶ際は、神社などが指定した場所に必ず結ぶようにしましょう。
おみくじを結ぶ派?持ち帰る派?実際の割合は?
実際おみくじを結ぶ人、持ち帰る人はどのくらいの割合なのか少し気になりますよね。
リサーチしてみたところ、『結ぶ派』が多いことが分かりました。
おみくじは木の枝に結ぶことが多いですよね。その理由は、『木々のみなぎる生命力にあやかり、願い事がしっかりむすばれるように』と祈りが込められているからです。
しかし、必ず結ばなければ良いことが起きない!ということではないため、『大吉』でも『凶』でも結ぶかどうかはあなた次第です。
生活の指針となるようなメッセージも載っているので、持ち帰って家でゆっくり読んでいます。
また、お財布にしまっておいて、たまに目を通してますよ♪
持ち帰って願いが叶ったおみくじは返納しよう
持ち帰って願いが叶ったおみくじは、次の年の初詣の際に神社に返納しましょう。
次の年の初詣の時に、神様に叶ったことを報告するといいかもしれませんね!
各神社で『古札入れ』や『返納箱』が設けられているので、そこに感謝の気持ちも込めておみくじを返すようにしましょう。
古札だけでなく、おみくじも返納できるのは、私も今回初めて知りました。
毎年お守りとして持っていたので、これからは感謝して返すようにします。
初詣でおみくじや参拝方法は神社とお寺で違いはある?
おみくじは運試しではなく、『神様からのお告げ事』を授かるものであるため、おみくじをひく前にきちんとした参拝をする必要があります。
おみくじをひくだけが目的であっても、きちんとした礼儀作法を意識して参拝しましょう!
神社とお寺での初詣の作法は似ている部分と異なる部分があります。特に参拝方法での大きな違いとしては、お参りの際に手をたたくか、たたかないかという点です。
今回は神社とお寺、それぞれに参拝する時のマナーについて簡単におさらいしていきます。
出雲大社など『二礼四拍手一礼』と決まっているところもあるので、やり方が決まっている場合にはその方法に従いましょう。
神社に初詣する場合の参拝方法
神社に初詣するときの参拝方法は、以下の4ステップになります。
鳥居がいくつもある場合は、一の鳥居から順番にくぐりましょう
参道の中央は神様が通る道なので、神様を敬い、人間は端を歩きましょう
※混雑している時は、誘導に従い、流れに逆らわないようにしましょう
手水の手順は4つあります。
- ひしゃくを右手で持って水を汲んだあと、左手に水をかけ清める
- 左手にひしゃくを持ちかえ、右手に水をかける
- 再び右手でひしゃくを持ち、左手の手のひらに少量の水を受けて口に含み、静かに軽くすすいで出す※ひしゃくに直接口をつけないようにしましょう
- 左手に少し水をかけた後、ひしゃくを立てて残っている水でひしゃくの柄を流して元の場所に置く
鈴があれば、このときに振って鳴らしましょう。その後の拝礼の手順としては4つあります。
- 深いお辞儀を2回
- 胸の高さで2回拍手
- 手を合わせ、まずは自分の名前や住所を述べてから神様に前年の感謝や報告をし、その後お祈り(願い事は1つが基本)をする
- 最後にもう1度、深くお辞儀をする
このように、しっかりと参拝をした後に、おみくじをひくようにしましょう。
また、帰宅時に鳥居をくぐり抜けた後も、振り返ってもう一度最後に会釈をするのを忘れないようにしてくださいね。
お寺に初詣する場合の参拝方法
お寺に初詣するときの参拝方法は、以下の5ステップになります。
山門をくぐる前に軽く一礼をし、敷居を踏まずにまたいで通りましょう
神社同様、参道の中心は仏様の通る場所なので、真ん中でなく左右の端を歩きましょう
作法はお寺も神社も共通となっています
同じ手順で清めましょう
線香を購入してお供えすることも可能です
銅鑼のような鳴らす仏具がある場合は静かに1度ならし、両手で手を合わせ合掌しましょう
その際名前や住所も述べ、前年の感謝や報告、お祈りをします
1年の始まりなので、このように丁寧な参拝をした後に、気持ちよくおみくじがひけるといいですね!
初詣はいつまでに行く?お賽銭はいくらがいい?
その他参拝時、多くの人が気になることについて、質問形式で2つまとめてみました。お子さんに聞かれた際も、参考にしていただけると嬉しいです。
\凧が高くあがるほど願い事が神様に届く!/
まとめ
- いい結果が出るまで、何回もその場でおみくじをひくことは神様の言うことを信用していないということになり、失礼にあたるのでやめたほうがいい
- しかし、神様に違う願い事を聞きたい場合は日を改めるか、別の神社にいくなどすれば複数回おみくじをひいても良い
- そもそもおみくじはひく前に何のことに関して聞きたいか明確にし、具体的な質問形式にして聞くことが大切
- たとえ大吉でなかったとしても、和歌や願い事関連の項目にポジティブなアドバイスやヒントが書かれている場合がある
- 『吉凶』よりも神様からのメッセージに目を向け、前向きな姿勢で取り組むことが大切
- おみくじは境内に結ぶならわしはあるが、持ち帰っても良いとされている
- おみくじを持ち帰り願いが叶ったら、次の年の初詣の際に神社に返納する
- 初詣のおみくじは運試しではなく神様からのお告げ事を授かるものであるため、おみくじをひく前にきちんとした参拝をすることが大切
初詣でおみくじをひいた際、嫌な結果が出たら何回もひきたくなりますよね。
しかし、いい結果が出るまでおみくじをその場で何回もひき続けることは、神様に失礼なのでやめておくのが無難そうです。
一方、1回目に学業の事を聞いた場合、2回目で恋愛について聞くなど、聞きたい項目が違う場合は何回もおみくじをひいても大丈夫ということが分かりました。
その際ご紹介した2つの注意点を守りながら、神様に失礼の無いようにおみくじをひいてもらえると嬉しいです。
またおみくじをひく前には礼儀作法を意識した参拝もしっかり行いましょうね。おみくじに書いてあるメッセージを参考に、あなたや家族にとっていいスタートをきれると嬉しいです♪
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