義実家帰省をやめた理由は?ストレスだったことを取材!良好な関係を保つためにできる事4選!

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先日、同級生のゆりママと年末年始の予定を話していた時でした。

30代前半 ゆりママ

今年から義実家に帰省するのやめたの。

理由を詳しく聞いてみると、以前から遠距離で交通費もかかる上に、気を遣って全然休まらないから思い切って今年から帰省をやめたとの事です。

そこで、ママ友のように義実家帰省をやめたママはどのくらいいるのか調べてみました。

調べた結果、なんと約半数のママが義実家帰省をしないことがわかりました。

その理由もさまざまで、帰省に限らず義実家との関係に悩むママは少なくはありません。

今回はそんな義実家帰省をやめたきっかけとなった理由や、実際にストレスを感じたリアルな声を取材しました。

帰省をやめた後も関係を良好に保つために出来ることもまとめましたので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

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目次

義実家帰省をやめた理由は?

前述した通り、義実家帰省をしないと答えたママさんは全体の約半数にもなることがわかっています。

以下はマイナビ子育てが実施したアンケート結果です。

年末年始は義理の実家に帰省しましたか?

2021年年末から2022年年末まで

2022年年末から2023年年始まで

引用元 マイナビ子育て

数字から見ても、かなりの割合で帰省しない方が多いのがわかりますね。

実は私自身も夫が年末年始も仕事をしているので、毎年私の実家に帰省しています。

そういえば年の近い従姉妹夫婦も毎年、夫ではなく妻側の実家に帰省してるな。

なぜ、義実家帰省をやめたのか考えられる理由をあげてみました。

  • 義実家が遠距離にあり、交通費がかかるため
  • 義実家にすでに夫側の兄弟やその家族が同居しており、帰省できない環境のため
  • 義実家が近距離にあり、帰省しなくてもすぐに会いに行けるため
  • 義実家との折り合いが悪いため

それぞれどんな事情があるのかさらに深堀していきましょう。

1.義実家が遠距離にあり、交通費がかかるため

帰省する際にかかる交通費の平均は約4万5千円です。

え⁉そんなにかかるの?

読売新聞オンラインで、以下のように発表されています。

民間調査会社のインテージは25日、年末年始に帰省や国内旅行を予定する人の平均予算が前年比約3割増の4万5235円になるとの調査結果を発表した。新型コロナウイルスの5類移行や物価高などを受けて、平均予算は前年から約1万円増えた。

引用 読売オンライン

近隣に帰省する場合はかからない飛行機代や新幹線代ですが、かなり遠方からの帰省だと10万円を超えてしまうこともあります。

そうなると、年に一回だけの帰省だとしても金銭的に厳しい状況になりますよね。

まだお子さんが小さい場合は慣れない長距離移動に途中でぐずってしまうと、それだけで体力を削られます。

義実家では気を遣うという精神的な疲労もあり、帰省が終わって自宅に帰りつくころには身も心もボロボロなんてことも。

せっかくの大型連休をゆっくり休むどころか、お金も心の余裕がなくなってしまうという理由から、義実家帰省をやめたという意見が多かったです。

早期予約やハイシーズンを避けての帰省だと、交通費も通常の大型連休に比べて安く抑えられます。

どうしても孫の顔を見せたいという事であれば、夫と子どものみ帰省してもらう手もあります。

家族で話し合って最適な方法を見つけましょう。

2.義実家に夫側の家族が同居している

義実家にすでに一緒に住んでいる家族がいると、帰省しても泊まれるスペースがないなどの理由で、帰省できない場合があります。

夫の兄弟夫婦が同居しているとなると、夫の実家ではありますが、そこはすでに兄弟夫婦と義両親の家なのです。

この場合は、もう別世帯だと考えたほうが良いですね。

夫からすると自分の実家なのにと思われるかもしれませんが、独立して家庭をもっていたら優先すべきは自分の家族です。

どうしても会わせたいのであれば、外食をしたりテーマパークへ遊びに行ったりと、義実家ではなく外で会うことを提案してみましょう。

3.義実家が近距離にあり、帰省するほどでもない

義実家が近所にある場合は、いつでも会いに行けることからわざわざ帰省せずに短時間の滞在で終わることが多いです。

これは後ほど触れますが、義実家が目と鼻の先にあると大型連休は妻側の実家に帰省するなどのママさんもいます。

いつでも会いに行けるなら、大型連休にわざわざ会いに行かなくても良いと考えるママさんが多いということですね。

義実家が近距離でも、つかず離れずな距離感を保てるよう見極めが大切です。

4.義実家との折り合いが悪いため

義実家との関係がこじれ連絡を取らないくらい悪化していると、そもそも会いに行かないママさんもいます。

もう修復が不可能なくらい関係がこじれているなら、無理に関わらなくても良いのです。

どんな環境にいても、絶対に合わないという人は必ずいます。

これまで夫の顔を立てるために頑張っていたとしても、ママの心が限界を迎える前に、義実家帰省をやめたっていいのです。

夫の姓を名乗っていたとしても結婚したのは夫とであり、義実家とではないですよね。

嫌なことは嫌と、はっきり伝えることも時には必要なのかもしれません。

義実家帰省でストレスに感じた事!3人の体験談を紹介

私の周りのママさんたちに、実際に義実家に帰省して「何にストレスを感じるのか」を取材してみました!

「何にストレスを感じるのか」を取材した中で、一つとして同じ体験談がありませんでした。

つまり、それだけさまざまなエピソードがあるということですね!

私が実際に体験したことも合わせて、ここでは3つの体験談をご紹介します。

①従姉妹に聞いた義実家帰省のここがストレスだったこと

私と歳の近い従姉妹のみうママに義実家帰省でストレスに感じることを取材し、主に印象深かったというエピソードを5つご紹介します。

従姉妹が実際にストレスを感じたエピソード
  • 骨が多い魚の煮付けを子どもたちにとおすそ分けにくる
  • みうママが着ないようなテイストの服を「似合うと思って」と買ってきてはおしつける
  • 逆に欲しいの選んでと言われて暗い色の服を選ぶと「暗い色はやめとき!」と結局義母チョイスの服になる
  • 子どもが小さいうちは食べさせられない食べ物や大人が口をつけたものをあげないでと共有しても、「気にしすぎ」とあまり真剣に取り合ってくれない
  • 今お菓子を食べさせるとご飯が入らないから勝手に食べさせないでと言ったのに、みうママがいないスキを見計らってお菓子をあげてしまう

聞いていると、確かにこれはストレスを感じてしまうなと思うエピソードですね。

20代後半 みうママ

筆者の従姉妹で、2人の男の子を育てながら医療関係の仕事をしています。

みうママの義実家は目と鼻の先の近距離にあり、たまに遊びにいくので大型連休などに帰省することはなく、毎回みうママの実家に帰省しています。

主に義母との関係で悩んでおり、悪い人ではないがこうと決めたらこう!と突っ走ってしまう性格のようです。

20代後半 みうママ

夫がちゃんと私の気持ちを尊重してくれるので、そこは助かっています!

近距離にあるからこそ、ほどよい関係を築いていけると良いですね。

②ゆりママに聞いた義実家帰省のここがストレスだったこと

私の同級生のゆりママに義実家帰省でストレスに感じることを取材し、主に印象深かったというエピソードをこちらも5つご紹介します!

ゆりママが実際にストレスに感じたエピソード
  • 義姉は夫と子ども達には優しく接するが、義妹であるゆりママには挨拶をしても素っ気ない態度を取ったり、手土産に文句を言ってきたりする
  • 義姉は上の子(長男)をとても可愛がるが、下の子(長女・次女)二人にはあまり関心がない態度をとる
  • 「私が結婚するならもっと高スペックの人を選ぶ」と会うたびに義姉が言ってくる
  • 義姉は結婚できないかもとどこか思っているらしく、老後は私達の子どものお世話になりたいという発言がたまにあるので心配になる
  • 学歴や年収が義姉のほうが上だからなのか、何かしら私と比べてきては下げるような発言をしてくる
30代前半 ゆりママ

筆者の同級生で男の子1人と女の子2人の子育てをしており、下の子がまだ小さいので現在は育休中です。

ゆりママは九州で義実家は東北と、こちらはかなりの遠方です。なので年に1、2回帰省していました。

ただ、1回の帰省に飛行機代や手土産代で10万円ほどかかるため、金銭的にかなり負担になっていました。

義実家には義両親と義姉が同居しており、主に義姉にストレスを感じることが多いようです。

こちらも聞いていると、ストレスに感じるエピソードばかりですね。

30代前半 ゆりママ

帰省するのをやめたので、会うことはないと思うと気が楽です。

義両親はいい人達ということでしたので、帰省しなくても義両親とは良好な関係を保てると良いですね。

③私が実際に感じた義実家帰省のここがストレスだったこと

私が実際に感じた義実家帰省でストレスに感じたことを、印象が特に深かったエピソード5つご紹介します。

私が実際にストレスに感じたエピソード
  • まだ上の子が小さかった頃、夫の息抜きのためにと夫だけ映画に誘い、私は子どもとお留守番させられた
  • 2人目をどうしようか悩んでいたころ、夫がいない時を見計らって2人目はどうするの?と私にだけ聞いてきた
  • 私達の結婚式前々日から沖縄旅行に行くと言って、飛行機が欠航になる可能性があっても行こうとした(結局台風で行けなかった)
  • 一緒に出掛けている時に上の子がチャイルドシートを嫌がり、ギャン泣きしているのを見て「チャイルドシートさせなくていいんじゃない?」と言ってきた(断固拒否した)
  • いらなくなった家具・家電を押し付けようとしてくる

私は女の子1人と男の子1人を育てる兼業主婦です。

義実家は家から車で30分ほどの短距離にあり、2~3か月に1回ほど会いに行っています。

最近は私も仕事に復帰したのもあり、夫が子ども達2人を連れて遊びにいくことが多くなりました。

年始のご挨拶に伺ったり、毎年お歳暮や母の日や父の日には贈り物をしたりと、必要最低限のコミュニケーションをとることを心がけています。

一見、良好のようにも見えますが、今の関係に収まってきたというだけで以前はストレスに感じることが多々ありました。

思い出すと当時の沸々とした気持ちがよみがえってきそうです。

ストレスに感じることはありますが、子どもの節目のイベントには夫の兄妹もとても積極的に協力してくれます。

子どもの誕生日も盛大に祝ってくれたりと、とても優しいのです。

過去にいろいろな出来事があっても、それ以上に私達家族を大切にしてくれるので関係がこじれずに今も仲良くさせていただいているのだと思います。

義実家帰省をしない場合でも関係を良好に保つためにできる事

義実家に帰省しなくても関係を良好に保つために、離れていても出来ることはあります。

帰省しなくても出来ることは何か、考えられることをまとめてみました。

  • 家族で共有できる写真アプリを使う
  • 母の日や父の日など、イベント時にはプレゼントを贈る
  • たまにでも連絡をとって、近状を報告し合う
  • 夫が妻と義実家の懸け橋になる

帰省をやめるのは簡単なのかもしれません。ですが、よっぽどのことがない限り関係を完全に絶つことは出来ないですよね。

親族になったからといって、育ってきた環境や経験してきたことが違えば、価値観が合わないところがあるのは当たり前なのです。

1つ1つ詳しく見てみましょう。

家族で共有できる写真アプリを使う

家族間で共有できる写真アプリで、普段は会えない子ども達の写真を共有することで孫の成長を常に共有できる便利なアプリです。

LINEやGoogle photoもよく普段から使用され、写真や動画を共有できるアプリですがどちらも容量に制限があります。

今回は家族で共有する写真アプリでよく利用されている「家族アルバムみてね」をご紹介します。

引用元 家族アルバム みてね
価格無料(アプリ内課金有)
容量無制限(無料版・有料版どちらも)
共有できる対象写真・動画(無料版は2分まで有料版は10分まで)
2024年10月現在

課金をしなくても無制限で写真を追加できるうえに、家族間でしか共有しないためプライバシーも守られます。

そしてこのアプリでは写真や動画を共有する以外にもさまざまなサービスがあります。

  • アルバム・DVDやフォトフレームが作れる
  • 出張カメラマン(日本全国どこでも可能)
  • みてねコールドクター(別途アプリをインストールする必要有)
  • みまもりGPS(本体価格+月額通信費がかかる)

上記のサービスはアプリをインストールすると利用できるようになります。

私も使っていますが、とても便利で使いやすいです!無料でも無制限でアップロード出来るのはとてもありがたいですよね。

共有している家族の誰かがみてねプレミアムに課金すると、全員が課金サービスを受けられるようになります。

アプリ内でコメントが出来たり、年賀状も作成できますのでそこでコミュニケーションをとっても良いでしょう。

ぜひ使ってみてくださいね!

母の日や父の日など、イベント時にはプレゼントを贈る

誕生日に贈ると、義両親もお返しを考えてしまうかもしれないので、母の日や父の日にプレゼントを贈るのをおすすめします!

私は自分の両親にもプレゼントを贈りますが、毎回固定の物にすると贈る物に困らなくなりますよ!

わが家の場合は母の日には普段は買わないようなお洒落な宝石石けんや入浴剤、場所を取らない大きさの花束を贈っています。

消耗品ゆえに、普段は自分ではなかなか手が出せない物を贈るととても喜ばれますよ!

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父の日には両家の父のそれぞれ好きな銘柄のビール缶に、子ども達の写真が入った父の日専用オリジナルラベルを貼った物をラッピングして贈っています。

毎回欲しいものはないか聞くのも気を遣いますし、両親も遠慮してしまうのでわが家は毎回固定の物を、それも場所を取らない消耗品を贈るようにしています。

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プレゼントはお互いの両親の分はお互いのお小遣いの範囲で買えば不満は出にくくなりますよ。

たまにでも連絡をとって、近状を報告し合う

本当に些細なことでも良いので、「最近どうですか?困ったことはないですか?」と簡単にでも連絡を取るだけで、相手は安心します。

なかなか自分からは連絡できないというママは、夫に連絡してもらいましょう。

生存確認をするという意味でも、連絡は大切です。

特に高齢者の一人暮らしですぐに会いにも行けない距離だと、何かあった時に手遅れになってしまう場合もあります。

中にはアプリを使いこなせずにメッセージを送っても返信できない方もいますので、電話のほうが声も聞けて安心される場合もあります。

近年ではさまざまな会社が遠くに住んでいても、様子をチェックできる見守りサービスがありますよ!

両者が安心できる形で連絡を取り合えたら良いですね。

夫が妻と義実家の懸け橋になる

妻が直接やり取りをしなくても、夫がちゃんと間に入って妻の意見や要望を尊重しつつ、義実家との関係を取り持ってくれると一番良いですね。

義実家とのやり取りで一番大変なのは、夫がきちんとメッセージに返信をしないことです。

その結果、妻にメッセージがきてしまい、結局直接やり取りをしないといけなくなります。

気を遣ってしまう上に、自分の要望を言いたくても何でも言い合える関係ではない限り、言えないですよね。

私も子ども達のイベント行事の伝達事項を夫から連絡しないので、話が全然進みませんでした。

どうしても妻側に連絡がくるようであれば、「夫に聞いてください」ときっぱり伝えるのも手です。

夫にもきちんと自分の実家の窓口になってもらいましょう。

夫がきちんと妻の味方になり、義実家ともうまく付き合えるように立ち回ってくれたら、帰省したとしても過ごしやすくなるはずです。

まとめ

  • 義実家帰省をやめたママは、全体と比べて半数近くになる
  • 読売オンラインによると、帰省にかかる費用は約4万5千円ほど
  • 帰省をやめたきっかけは主に距離的な問題や関係性の悪化でやめる理由が多い
  • 人によって義実家帰省でストレスに感じるポイントが違う
  • 帰省しなくても写真共有アプリで子どもの成長を見せることが出来る
  • 母の日や父の日などに贈る物は消耗品がおすすめ
  • たまには生存確認も兼ねて連絡をしてみる
  • 夫が上手く立ち回って、義実家との懸け橋になる

義実家帰省をやめた理由は、さまざまな理由があることがわかりました。

上手く付き合うことが出来たら一番ですが、なかなか難しいこともありますよね。

そんな時は無理に付き合う必要はなく、出来ることを家族で話し合えたら良いですね。

私自身も義実家に帰省はしなくても、義実家との関係に悩んで無理なことはその都度夫に伝えています。

夫に直接伝えるのが難しいときは、手紙やLINEなどのメッセージで伝えてみるのも良いです。

伝えることで最初はかみ合わなかった関係も、何度も意見をすり合わせることで自然とかみ合うようになるのかもしれません。

この記事を通して、義実家帰省で悩んでいるママの心が少しでも軽くなったら嬉しいです。

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