私の妹は現在妊娠8か月で、出産・育児グッズを準備しているところです。
新生児の抱っこ紐っていつから使えるのだろうか。出産して病院から帰るときに使いたいな。
こう聞かれたので、「エルゴの抱っこ紐なら、出産して病院から帰るときに使えると思うよ」と伝えました。
エルゴの抱っこ紐は体重3.2kg以上の赤ちゃんが対象なので、生まれてすぐの赤ちゃんにも使える可能性が高いです。
「新生児から使える」抱っこ紐には、生後すぐでなく1か月から使用可能なものがある中で、エルゴの抱っこ紐は体重要件クリアで生後すぐから使えるのです。
この記事では、エルゴの抱っこ紐はいつから使えるのか、エルゴ抱っこ紐の種類、新生児を抱っこするときの使い方についてご紹介します。
いつから抱っこ紐を使えるかお悩みのあなたに、ぜひ読んでいただきたいです!
\生まれてすぐの赤ちゃんに使える抱っこ紐/
エルゴ抱っこ紐は新生児のいつから使える?
エルゴの抱っこ紐は、新生児から使えることが魅力です。
新生児といっても具体的にはいつから使えるのか、生まれてすぐの首がすわっていない赤ちゃんに使用してもいいのか、不安になりますよね。
エルゴの抱っこ紐は体重3.2kg以上の赤ちゃんに使用できるため、この要件をクリアしていれば生まれて間もない赤ちゃんにも使用できますよ。
エルゴの抱っこ紐が生後間もない赤ちゃんにも使える理由は、以下の通りです。
- 成長に合わせて股幅を変えられる
- 首のサポート部分を折り込んで調整できる
- 装着方法がシンプル
「いつからエルゴの抱っこ紐は使えるのだろう?」とお悩みだったあなたのために、なぜ生まれて間もない赤ちゃんに使用できるのかを順番に解説していきます。
今回は、定番商品として人気がある、新生児から生後48か月まで使えるエルゴの抱っこ紐「オムニブリーズ」を例にご説明していきます。
① 成長に合わせて股幅を変えられる
エルゴの抱っこ紐は股幅の部分を変えられるので、小さい赤ちゃんの股幅に合わせて調整することができますよ。
画像のように、赤ちゃんが座って足を出す部分の股幅をマジックテープで変えることができるのです。
抱っこ紐の中にいる赤ちゃんの姿勢は、お尻から背中にかけてCカーブを描き、足が外に出た状態でM字開脚になっているのが理想です。
左右均等に配置されているカラーガイドがあるので、どこに合わせたらいいかがわかりやすいですね。
② 首のサポート部分を折り込んで調整できる
赤ちゃんの首にあたる部分を内側に折り込めるので、まだ首がすわっていない赤ちゃんを支えられるつくりになっています。
首がすわっていない赤ちゃんを抱っこするのは、首がぐらつかないか不安になってしまいますよね。
画像のように、首にあたる部分を内側に折り込むことで、赤ちゃんの頭や首周りを厚みのある柔らかいクッションで守ることができます。
こちらの機能があれば不安定な首元を支えることができるので、新生児の赤ちゃんでも安心して抱っこすることができるのです。
内側に折り込んでもぐらつきそうな場合は、首元にタオルを挟んで調整するか、画像のように付属の日よけフードを付けて安定させましょう。
「新生児の赤ちゃんは、いつから抱っこ紐を使用していいのかな」と不安だったあなたに、サポート部分の手厚さを魅力に感じてもらえると嬉しいです。
③ 装着方法がシンプル
エルゴの抱っこ紐は装着方法がシンプルなので、抱っこ紐初心者が簡単に使いやすく、落ち着いて抱っこをすることができる商品となっています。
- 腰ベルトを装着
- 赤ちゃんを抱きあげながら肩ストラップを装着
- 背中のバックルを留める
- 肩ストラップの長さを調整する
- 赤ちゃんの位置を調整する
動画のように、赤ちゃんを抱きあげた後でバックルを留めるのは1回だけです。
工程がシンプルなので、「どのバックルを留めればいいんだっけ…」と迷うことも少ないため、安心して赤ちゃんを抱っこできますよ。
\新生児から生後48か月まで長く使える/
エルゴ抱っこ紐の種類は?新生児から使えるものを紹介
エルゴの抱っこ紐は体重3.2kg以上の赤ちゃんに使用できるため、生まれて間もない赤ちゃんも抱っこできることに安心していただけたかと思います。
体重3.2kg以上の生まれて間もない赤ちゃんを抱っこできるエルゴの抱っこ紐は、「オムニブリーズ/ドリーム」「アダプトソフトフレックス/ソフトタッチ」「エンブレース」の3種類です。
オムニブリーズ / ドリーム | アダプトソフトフレックス / ソフトタッチ | エンブレース | |
---|---|---|---|
特徴 | 抱き方4種類の最上級モデル | 抱き方3種類の基本モデル | 新生児に特化したモデル |
抱き方 | 対面・前向き・腰抱っこ、おんぶ | 対面・腰抱っこ、おんぶ | 対面・前向き抱っこ |
定価 | 33,990円(ブリーズ) / 27,500円(ドリーム) | 24,750円(フレックス) / 23,650円(タッチ) | 15,400円 |
対象月齢 | 生後48か月まで | 生後48か月まで | 生後12か月まで |
素材 | ポリエステル100%(ブリーズ) / 綿100%(ドリーム) | ポリエステル100%(フレックス) / 綿100%(タッチ) | ポリエステル100% |
日よけカバー | あり | あり | なし |
ポケット | サイドポケット、ポーチ | なし | なし |
重さ | 1,040g | 730g | 470g |
カラバリ | 16色/4色 | 10色/2色 | 4色 |
中でも、一番のおすすめは生後48か月まで使えて様々な抱き方ができる「オムニブリーズ」です。
それぞれに特徴がありますが、共通するところもあります。続いて特徴を詳しく解説していきます。
エルゴの抱っこ紐に共通した特徴
上記のように、それぞれに特徴のあるエルゴの抱っこ紐ですが、共通する点も多いです。
- 赤ちゃんを自然な姿勢で抱ける
- 疲れにくい設計
- 丸洗い可能
エルゴは、赤ちゃんの快適性を重視しており、赤ちゃんが抱っこ紐の中で自然な姿勢でいられるような設計をモットーにしています。
また、抱っこするママが疲れにくいように、クッション入りの肩ストラップと幅が広い腰ベルトによって赤ちゃんの体重をバランス良く分散させています。
もし性能が同じでも負担の大小が違う商品があるなら、負担が軽ければ軽いほど嬉しいですよね。
産後の辛い身体で慣れない抱っこをするあなたには、ぜひ負担の軽い抱っこ紐を使って身体をいたわってほしいと思います。
オムニブリーズ / ドリームの特徴
オムニブリーズとオムニドリームは、対面・前向き・腰だっことおんぶが可能な、新生児から48か月まで使用できる抱っこ紐です。
前向き抱っこには、以下のようなメリットがあります。
- 赤ちゃんの視野が広がる
- 赤ちゃんの好奇心を刺激できる
- 赤ちゃんとの写真撮影に適している
赤ちゃんの視野が広がって外の世界が目に入り、「あれは何だろう?」と好奇心をくすぐることができますよ。
抱っこしながら赤ちゃんと写真を撮るときには、お互い正面から写ることができるのでおすすめです。
また、他の抱っこ紐にない特徴としては、赤ちゃんの手が触れやすい場所のバックルがダブルロック仕様になっていることが挙げられます。
一方で、「エルゴの抱っこ紐は小柄な日本人には合わない」という声が一部であがっているのを見たことがあるのではないでしょうか。
こちらの心配は肩ストラップの装着方法で解消することができますよ。
肩ストラップをクロス装着すると、小柄なママでもぶかぶかな状態にならず使用することができます。
なお、ブリーズとドリームは、素材がメッシュか綿かの違いであり、機能は同じです。
もし、メッシュ素材の生地が硬いと感じる場合は、使用する前に柔軟剤を入れて洗濯をしておきましょう。
\前向き抱っこで赤ちゃんにたくさんの景色を見せてあげたい/
アダプトソフトフレックス / ソフトタッチの特徴
アダプトソフトフレックスとアダプトソフトタッチは、対面・腰だっことおんぶが可能な、新生児から生後48か月まで使用できる抱っこ紐です。
生後48か月までの赤ちゃんに使用することができる点は、オムニシリーズと同様です。
オムニシリーズとの違いは以下の通りです。
- 前向き抱っこができない
- 赤ちゃんの手に近い箇所のバックルがダブルロック仕様ではない
- 見た目が少しゴツい
- 300gほど軽い
- 値段が2万円前半台と安い
見た目は写真を比べて見てみることで、違いがわかりやすいのではないでしょうか。
オムニブリーズのほうが、全体的にシュッとした印象ですね。
見た目はあまり気にならず、前向き抱っこをする予定のない場合は、アダプトソフトフレックス・アダプトソフトタッチのほうが軽くお手頃なのでおすすめです。
オムニシリーズと同様に、ソフトフレックスとソフトタッチは素材がメッシュか綿かの違いであり、機能の違いはありません。
\長く使えて比較的お手頃なシリーズもおすすめ/
エンブレースの特徴
エンブレースは新生児に特化した抱っこ紐であり、よりシンプルな設計のため初めての抱っこにぴったりです。
柔らかいストレッチ生地が、赤ちゃんとママの体に優しくフィットするので、抱き心地がとても良い抱っこ紐になっています。
画像のように、首元のサポート部分も新生児用につくられているため、自分で調節せずに使用できて気軽に抱っこができますね。
エンブレースを使用できるのは生後12か月までのため、長い期間使用できるオムニブリーズとの2本持ちがおすすめです。
\ストレッチ生地が心地よいエンブレースは2本目におすすめ/
エルゴ抱っこ紐の新生児向け使い方を紹介!
生まれてすぐの赤ちゃんにも使えるエルゴの抱っこ紐について、種類ごとの特徴がわかり、どれを買おうか考えているところではないでしょうか。
一方で、初めて赤ちゃんを迎えるにあたり、抱っこ紐をうまく使えるか不安なお気持ちもあるかと思います。
- 赤ちゃんとママを密着させる
- 赤ちゃんの足をしっかり外に出す
- 腰ベルトはおへそかその上あたりに装着する
エルゴの抱っこ紐で新生児を抱っこするときは、上記の使い方をおさえておきましょう。
あなたが一つずつ丁寧に確認しておくことで、赤ちゃんもエルゴの抱っこ紐ですやすや寝てくれるはずです!
① 赤ちゃんとママを密着させる
新生児はまだ首がすわっていないので、安定した状態で抱っこするためにママの体と密着できているか確認しましょう。
赤ちゃんとママの間に、手のひらが入るくらいの隙間がある状態がベストです。
もし隙間が空きすぎてしまう場合は、肩ストラップが長すぎないかを確認してくださいね。
肩ストラップを調整しても隙間が空く場合は、タオルなどを入れて調整してみてください。
② 足をきちんと外に出す
新生児向けの使い方で大事なのは、まだ小さな体の赤ちゃんであっても足は抱っこ紐の中に入れたままにせず、外に出してM字開脚の状態にすることです。
足が抱っこ紐の中にあると、赤ちゃんが足や関節を痛めてしまいます。
赤ちゃんの足を外に出してあげるときに、抱っこ紐の中で深く座らせるように赤ちゃんのお尻の位置を調整してあげてくださいね。
赤ちゃんのひざがお尻よりも高い位置にあるM字開脚の状態が、赤ちゃんにとって最も楽な状態といわれています。
足を出せるほうが、赤ちゃんも快適そうに見えますね。
③ 腰ベルトはおへそかその上あたりに装着する
腰ベルトは腰骨のあたりではなくおなかに装着することで、高めの位置で抱っこすることができて赤ちゃんの体重が負担になりにくいですよ。
赤ちゃんのおでこにキスできるくらいの高さが理想的といわれており、それより低いと赤ちゃんの重さがより大きく感じられてしまうのです。
赤ちゃんの体勢も不安定になり、赤ちゃんの体にも負担がかかってしまいます。
したがって、おへそかそれより上の位置で腰ベルトを装着することが、新生児向けの使い方において大事なポイントです。
\赤ちゃんを寒さから守れる頼もしいカバー/
まとめ
- エルゴ抱っこ紐は新生児のいつから使えるかというと、赤ちゃんが体重3.2kg以上になったときから使用することができる
- エルゴの抱っこ紐は、①成長に合わせて股幅を変えられる②首のサポート部分を折り込んで調整できる③装着方法がシンプルであるため、新生児から使用可能
- 体重3.2kg以上の赤ちゃんを抱っこできるエルゴの抱っこ紐は、「オムニブリーズ/ドリーム」「アダプトソフトフレックス/ソフトタッチ」「エンブレース」の3種類
- エルゴ抱っこ紐の新生児向け使い方として、①赤ちゃんと密着する②赤ちゃんの足を外に出す③腰ベルトはおへそorその上に装着することを心がけるとよい
新生児から使える抱っこ紐は様々なメーカーで作られていますが、新生児の定義があいまいであるため、いつから使用していいのだろうと悩んでしまうこともあるかと思います。
エルゴの抱っこ紐で新生児から使用可能なものは、体重3.2kg以上の赤ちゃんが対象です。
エルゴの抱っこ紐は生まれて間もない赤ちゃんでも使用できる可能性が高いので、新生児の赤ちゃんをいつから抱っこしていいのか心配なあなたにぜひ手に入れていただきたいです。
初めての赤ちゃんを迎えるときに、抱っこ紐を正しく使えるかといった不安な気持ちはみんなが体験するものです。
赤ちゃんが快適な状態のままで抱っこするためには、心がけておく3つのポイントをおさえて事前に練習しておくだけで大丈夫です!
ぜひ使いやすい抱っこ紐を準備して、新しい家族を迎えてくださいね。
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