私も30代も後半に差し掛かり、肌の衰えを感じることが増えてきた今日この頃。
そこで、飲む点滴とも言われる甘酒が、美肌にもいいということを聞き、ぜひ試してみることにしました。
せっかく甘酒を飲むのであれば、効果的な飲むタイミングはいつなのか気になりますよね。
調べてみた結果、甘酒は薬ではないので、特に飲むタイミングに決まりはないようです。
しかし美肌のために飲むのであれば、毎朝1杯を続けるのが1番効果的な飲むタイミングであることが分かりました。
今回は、美肌のための効果的な飲むタイミングや、甘酒が苦手!というあなたにも飲みやすいアレンジ方法もご紹介しています。
甘酒を効果的なタイミングで飲むことで、美肌で健康的な毎日を手に入れることができるはずですよ♪
甘酒の飲むタイミングで美肌になれるのは朝!1日の適切な量とは
仕事のストレスや育児の疲れで髪も肌もパサパサ、忙しくてちゃんと栄養が取れているか不安になりますよね。
美髪になりたい、美肌になりたい!!そんなお悩みにより健康的に効果があるのが、飲む点滴とも言われる甘酒です。
甘酒は薬ではないので、特に飲むタイミングに決まりはありません。しかし飲むタイミングによって得られる効果が変わってくることもあります。
美肌のためであれば、毎朝コップ1杯の甘酒を飲むことはとてもおすすめです。
何のために飲むかを決めて効果的な飲むタイミングを選びましょう。
朝、脳の働きを活発にしたい。腸内環境を整え排便をスムーズにしたい。
運動前やランチの置き換えでダイエット、運動効果を高めたい。
夜、リラックスしたい。温まりたい。
美肌だけでなくいろいろな場面で大活躍する甘酒は、もちろん毎日飲んでも大丈夫です。
1日に150ml~200mlが適量で、1日の適量を2回ほどに分けて飲むとよいでしょう。
甘酒は1日にたくさん飲みすぎるとカロリーオーバーになりますし、一度にたくさん飲むと血糖値が高まるおそれがあります。
甘酒の飲むタイミングに決まりはありません。
私は夜にホット甘酒を作って飲み、体を温めてリラックスするのが好きです。
ふんわりとした甘さに包まれて1日の疲れが癒やされるような気がしますよ。
朝、いつもの食事を少なめにして甘酒をプラスする飲み方も、おすすめです。
甘酒は飲むタイミングや種類で効果は変わる?!注意点3選と選び方も紹介
甘酒は栄養豊富です。しかも、麹菌の発酵パワーによって飲むタイミングに関係なく、ヒトに吸収されやすい状態になっているためって知ってましたか?
昔の人は夏バテ予防に低カロリーなエネルギー飲料として飲んでいたため、甘酒は夏の季語になっているほどです。
甘酒には下記のような栄養素が多く含まれています。
ビタミンB群、ブドウ糖、必須アミノ酸、オリゴ糖・食物繊維、コウジ酸、たんぱく質など
甘酒は点滴のように吸収されやすく、成分も似ているところがあるため、「飲む点滴」と呼ばれるわけです。
また、甘酒には、米麹が原料の米麴甘酒と、酒粕が原料の酒粕甘酒の2種類があります。詳しく見ていきましょう。
甘酒ってお酒なの?甘酒の種類とは??
甘酒には米麹を原料として作られるものと、酒粕(さけかす)を原料として作られるものの2種類があります。
食品を発酵させるためにお米に菌の一種である「麹菌」を繁殖させたものです。
甘酒の他に、醤油や味噌などの発酵調味料、日本酒の製造に使われます。
玄米、黒米、雑穀米や酒米など米の種類によっても味や栄養価が変わりますが、この米麹が原料の甘酒はアルコール分は含まれていません。
米麹甘酒はお米由来の甘みがあり、そのままでもおいしいです。
- 疲労回復や筋肉の疲労の軽減
- 美肌美髪効果
- 腸内環境の改善効果
- 血圧が下がる
- 抗酸化作用のアンチエイジング効果
米麹甘酒は砂糖など甘みを足さなくてもそのままでお米の甘さがあるのです。
しかも、血圧が下がったり、抗酸化作用のアンチエイジング効果まであるなんて麹菌の力はすごいですよね。
日本酒を作るときにできます。米麹などの材料を発酵させると「もろみ」ができます。この「もろみ」を絞った液体が日本酒。そして、残ったものをぎゅっと凝縮したものが酒粕です。
こちらは微量ですがアルコール分を含んでいます。
酒粕が原料の甘酒は1%未満と言われていますが、アルコール分を含んでいます。
酒粕甘酒は甘みはありません。なので美味しく飲むには砂糖など甘みを足したほうがいいでしょう。
- 脂肪の吸収を抑制する働き
- 代謝を促進する働き
- 腸内環境改善
- 血流や冷え性の改善
- 目のクマの軽減
脂肪の吸収を抑制する働きや、代謝を促進する働きなどでダイエット効果があると言われているのです。
何のために飲むのかによって、飲むタイミングだけでなく、どちらの甘酒を飲むのかもしっかり考えて飲みたいですね。
甘酒を飲むタイミングの注意点3つ!
甘酒を飲むときには3つの注意点があります。順番に見ていきましょう。
- 温めすぎに注意
- 酒粕甘酒のアルコール分に注意
- カロリーオーバーや血糖値の高まるおそれあり
温めすぎに注意
冷えている甘酒より温めた甘酒のほうが効果的なのですが、温めすぎで失われる栄養素があるので注意が必要です。
甘酒に含まれるビタミンは急激な加熱に弱い性質を持っています。
酒粕甘酒のアルコール分に注意
酒粕甘酒にはアルコールが含まれているので、お子さんや妊婦さん、お酒に敏感な方は飲のむのを控えてください。
また、お仕事前や運転前に甘酒を飲む場合は、酒粕甘酒ではないことを確認しましょう。
カロリーオーバーや血糖値の高まるおそれあり
エネルギー飲料として飲むなら低カロリーといえど、たくさん飲みすぎるとカロリーはオーバーしますし、血糖値が高まる恐れがあります。
1日に飲む量は150ml~200ml程度にして、血糖値が気になる方は1日に飲む量を数回に分け、少しずつ飲みましょう。
市販の甘酒でもいいの??選び方は??
コンビニや自動販売機などでも見かけるようになり、手に入りやすい甘酒。
たくさんのメーカーや製法の中から、どんな甘酒を選んだら良いのか迷いますよね。
飲みやすい甘酒と、より効果的な甘酒のポイントをご紹介しますね。
飲みやすい甘酒の選び方
麹独特のクセが少なくスッキリと飲みやすい甘酒を選びたいならば、日本酒作り用のお米(酒米)を使って作られた甘酒が良いでしょう。
特殊な精米をしてあり、サッパリとした味わいで飲みやすい甘酒になっています。
飯米とはいつもご飯として食べているようなお米で、低精米というのはより玄米に近いお米です。
玄米の甘酒というものも存在し、それはたんぱく質やアミノ酸が多く、甘酒の中で一番の栄養価と言えますが、飲みにくさを感じる方は少なくありません。
より効果的な甘酒を選び方
栄養価が高く、より腸内環境を整えてくれる甘酒を選びたい方は、低精米の飯米を使って作られた甘酒がおすすめです。
市販のものだと「添加物や保存料が入っているもの」や「メイラード反応をおこしてしまっているもの」などが多く販売されています。
なるべくなら、添加物や保存料不使用でメイラード反応による劣化もしていない甘酒がおすすめです。
メイラード反応とは、糖とたんぱく質・アミノ酸などが結合して色が変わるものです。
栄養価の高い甘酒はよりメイラード反応が起こりやすく、温度の高いところにある甘酒もまた劣化しやすいと言われています。
しかしまずは気軽に甘酒を試して頂きたいので、市販品であれば、冷蔵で販売されている甘酒を選ぶと良いでしょう。
いろいろな種類の甘酒をブレンドしても大丈夫なので、お好みの混ぜ方を探してみるのも楽しいですね。
甘酒の飲むタイミング別美味しい飲み方アレンジ方法紹介!
最後に、甘酒の飲むタイミング別に、美味しい飲み方のアレンジ方法をご紹介します。
寝る前やリラックスしたいとき
ホット甘酒
【用意するもの】
甘酒・・・100mlくらい
60℃くらいのお湯・・・50ml~100mlくらい
【作り方】
お好みの濃さ、お好みの温かさになるように混ぜる
甘酒は飲み方によっては、少し濃厚で飲みづらいと感じるかもしれません。
ですので、少しずつ薄めると飲みやすいです。お好みの濃さを見つけるのも楽しみの一つ。
置き換えダイエット
ホットきなこ甘酒
【用意するもの】
ホット甘酒
きなこ・・・大さじ1くらい
砂糖・・・小さじ1くらい
塩・・・少々
【作り方】
①きなこと砂糖を混ぜておく
②ホット甘酒に①を混ぜる
③甘さが際立つように塩少々を加え、お好みで調味する
米から作られる米麹が原料の甘酒ですので、きなこをいれるときなこ餅のような風味になります。
最後の塩がポイントです。お好みで甘みなど調整してお気に入りの飲み方を見付けてくださいね。
運動後にさっぱりとした甘酒ドリンク
冷たい甘酒のリンゴジュース割
【用意するもの】
甘酒・・・100ml
冷たいリンゴジュース・・・100ml
【作り方】
甘酒に冷たいリンゴジュースを少しずつ入れて混ぜる
リンゴジュースの酸味で麹の独特な香りもさっぱりと飲めますよ。
飲むタイミングとしては、運動後がおすすめです。ゆっくり飲んで疲れた体を休めましょう。
おやつの置き換えとして
ホットりんご甘酒
【用意するもの】
ホット甘酒・・・100ml
リンゴジュース・・・50ml
生姜の搾り汁なければチューブのすりおろし生姜・・・少し
はちみつなければ砂糖・・・小さじ2分の1
【作り方】
①リンゴジュースを電子レンジで50℃ほどになるように温める。
②温めたリンゴジュースとホット甘酒を混ぜる
③お好みで生姜とはちみつを足す
先程のを温めただけ?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに作り方としてはそうなのですが、こちらは風味がアップルパイのようになるので、飲むタイミングとしては、おやつタイムがおすすめです。
お好みではちみつや生姜を加えたりして、おやつの置き換えにぜひお試しください。
料理にも使える
甘酒はドリンクとして飲むのも美味しいですが、調味料として使ってみるのもオススメです。
肉に和えてなじませてから調理すると、麹パワーで柔らかくなったり旨味が増したり感じられますよ。
スープなどに使う場合はそのままで大丈夫です。
甘酒はアレンジ無限大。飲み方だけでなく、うまく取り入れて美味しく美容や健康に役立ててくださいね。
まとめ
- 美髪になりたい!美肌になりたい!!そんなお悩みには、飲む点滴とも言われる甘酒がおすすめ
- 飲むタイミングに決まりはないが、美肌のためであれば、毎朝コップ1杯の甘酒を飲むのがよい
- 甘酒の1日の適量は150ml~200mlで、1日2回ほどに分けて飲むとよい
- たくさん飲みすぎると、カロリーオーバーや血糖値が高まるおそれがあり
- 甘酒は点滴のように吸収されやすく、成分も似ているところがあり、「飲む点滴」と呼ばれている
- 米麹が原料の米麴甘酒と、酒粕(さけかす)が原料の酒粕甘酒の2種類がある
- 甘酒は飲むタイミングだけでなく、調理にも使えて、アレンジ無限大
- 保存料や添加物が少ないもの、メイラード反応による劣化が少ないものが飲みやすい
甘酒は薬ではありませんので、飲むタイミングに決まりはありません。
米麹甘酒なら、アルコールは含まれていませんのでお子様からご年輩の方まで、みなさんで美味しくいただけます。
また、色んなブレンドをしたり、アレンジをしたり、ドリンクとしてだけでなく調味料として使ってみるのもおすすめです。
甘酒の発酵麹パワーを使いこなしてお料理は美味しく、さらに美肌に健康になれたら嬉しいですよね。
甘酒を毎日の生活に取り入れて、美肌や健康に役立てたり、リラックスした時間を過ごしたりしてみてくださいね。
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