ベビーカーでのエスカレーターに乗るコツは!?事故に繋がる恐れも!どうすればいいか対処法7つ

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ベビーカーでエレベーターに乗ろうとしても、混雑で乗れない時がありますよね。

何分待ってもエレベーターに乗れなくて困った!と、赤ちゃんのいる友人が悩んでいました。

危険と思いつつも、私はベビーカーでエスカレーターに乗れるコツはあるのか調べてみました。

予想した通り、ベビーカーに赤ちゃんをのせたままエスカレーターに乗り入れることは、現在禁止されています。

安全にエスカレーターに乗るコツは、荷物はリュックに入れ、軽量で折り畳めるベビーカーを使用しする。また、開閉ロックもかけ、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしてから乗ることです。

さらに混雑する時間帯も避けると、気持ち的にも余裕を持って行動できます。

上記のコツや、荷物が多くて困った時等もご紹介する対処法を活かし、安全に目的地に到着できると嬉しいです!

目次

ベビーカーでのエスカレーターにコツはある!?

後章で解説しますが、ベビーカーに赤ちゃんをのせたままエスカレーターに乗り入れることはできません。

したがって、赤ちゃんを抱っこし、ベビーカーは折り畳んでエスカレーターに乗る必要があります。

その際、以下のコツを実践することで、より安全にエスカレーターに乗ることができます。

安全にエスカレーターに乗るためのコツ5つ
  1. 軽量で簡単に折り畳めるベビーカーを使用する
  2. ベビーカーが途中で開かないように開閉ロックをかける
  3. 抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこする
  4. 荷物はリュックに入れ、両手がふさがらないようにする
  5. 混雑する時間帯を避ける

初めてだと慌ててしまいますが、お出かけの前にコツを自宅で何度か練習すると、スムーズにできるようになります。

何日か前から練習しておくと、安心ですね!

筆者

私も、もし困っているママさんがいたら、手助けしたいと改めて思いました。

工程がいくつかあり、大変かと思いますが、1つずつコツについて詳しく見ていきましょう。

①軽量で簡単に折り畳めるベビーカーを使用する

赤ちゃんを抱っこしながらベビーカーを持つとき、ベビーカーが重いと大変ですよね。

重いベビーカーを持ちながら赤ちゃんを抱っこするとバランスを崩し、転倒してしまうリスクもあります。簡単に折り畳め、かつ軽量なb型タイプのベビーカーの使用がおすすめです。

重いベビーカーを片手で長時間持つと、指や腕が痛くなりますよね。

また、エスカレーターが緊急停止した時は、何も持っていなくてもバランスを崩しやすいと思います。

バランスが崩れ、ベビーカーから手を放し、下に落ちていってしまった際、エスカレーターに乗っている方にケガを負わせてしまう危険性があります。

少しでもリスクをおさえるために、電車など頻繁に使う場合は、軽量で持ち運びしやすいものを持っていると安心ですね。

下の画像がベビーカーの種類の一覧です。

ベビーカーの種類A型B型
対象年齢1ヶ月~7ヶ月~
重さ重い軽い
サイズ大きい小さい
価格高い安い

ベビーカーも種類がありますが、おすすめは軽量で携帯性に優れたb型のベビーカーです。

一般的に5㎏を超えると、女性が片手で持つには重いとされており、b型のベビーカーは4㎏前後のものが多い印象がありました。

しかし、b型のベビーカーは対象年齢が7ヶ月からと遅く、既にa型タイプを持っている場合もあるかと思います。

そのような時は、ベビーカーをネットで安くレンタルすることも可能ですよ!

調べてみた所、最安で¥2,200~レンタルできるショップもありました。

持ち運ぶことも想定して、お出かけ用に用意しておくといいかもしれませんね。

また簡単に折り畳めるベビーカーを使用することで、エスカレーターに乗る際に、手間を取らなくて済みますよ!

\片手で簡単に折り畳める!3.7kgの軽量ベビーカー/

②ベビーカーが途中で開かないように開閉ロックをかける

エスカレーターに乗る前にベビーカーの開閉ロックをかけることで、前後どちらかに乗っている人に当たったり、途中で開いて焦ることを防ぐことができます。

ベビーカーの開閉ロックも片手で簡単にかけられるものが多くなっています。

事前にやり方を確認し、必ずロックをかけることを忘れないようにしましょう!

ベビーカーの開閉ロックを使用することで、他の方に当たる心配もなく、安心してエスカレーターに乗ることができますよ!

③抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこする

エスカレーターに乗る際は抱っこ紐を使いましょう。ベビーカーをどちらかでの手で持っていたとしても、もう片方の手で手すりにつかまることができ、体勢が安定します。

立っている時のバランスも崩れにくくなることで、転倒するリスクもおさえることができます。

調べていたら、畳んでカバンに収納できるサイズの抱っこ紐もありました。

持ち運び用に1つ持っているのも便利かもしれませんね!

\装着も簡単!カバンに入れて持ち運べる抱っこ紐/

④荷物はリュックに入れ両手がふさがらないようにする

肩掛けカバンやハンドバックではなく、リュックにすることで両手があきます。すると、ベビーカーを持ったり、手すりにつかまったりすることもでき安心です。

また、リュックの方が後ろに荷物、前に赤ちゃんを抱っこしていることで前後に重さがかかります。そのため、自然とママ自身もバランスがとりやすくなるかと思います。

カバンではなく、両手があくリュックで移動すると、何かと便利かもしれませんね!

手すりにつかまるのは抵抗があるかもしれませんが、安全確保のためにできるだけ使用しましょう。

\赤ちゃんにも優しい!手すりを触ったあとの除菌スプレー!/

⑤通勤ラッシュなどの混雑する時間帯は避ける

電車を利用する場合は、通勤ラッシュなどの混雑する時間帯を避けることで、焦らずにエスカレーターに乗ることができます。

人が多いと、エスカレーターに乗る準備をする際も、邪魔になっていないか焦ってしまいますよね。

また、準備をするスペースもない可能性もあります。

通勤ラッシュの時間帯は、7時半から9時頃がピークです。

しかし路線によってはピークを過ぎても、混んでいることがあるかと思います。

そのような時は、電車の混雑傾向が分かる『混雑予報』機能を使うと、電車の混雑状況を把握することができます。

下の画像は、『Yahoo!乗換案内』のアプリでルート検索した時に出てくる画像です。

引用 YAHOO!JAPAN路線情報

あなたの乗る予定の電車がどれくらいの混雑度なのか、『4段階』のアイコンで表示してくれます。

引用 YAHOO!JAPAN路線情報

混雑しそうなのか、一目瞭然ですね。

このようなアプリを使うことで混雑する時間を回避することができ、安全に電車に乗ったり、焦らずエスカレーターに乗ったりすることができます。

ぜひダウンロードしてみましょう。

Yahoo!乗り換え案内アプリのダウンロードはこちらから。

ベビーカーでのエスカレーターで事故に繋がる恐れも!

ベビーカーに赤ちゃんを乗せたままエスカレーターに乗ると、ベビーカーがエスカレーターに引っ掛かり、赤ちゃんが転落する等の事故に繋がる危険性があるためやめましょう。

実際にエスカレーターに乗る際にベビーカーが引っ掛かり、シートベルトをしていないかった赤ちゃんが投げ出され、10段下まで転落した事故がありました。

その赤ちゃんは頭蓋内を損傷して入院になったそうです。

しかし、赤ちゃんだけでなく、周りの人も巻き込んでしまう可能性もあります。

事故が起こってからでは遅いです。

調べていた中で、ベビーカーに赤ちゃんを乗せたままエスカレーターに乗る際のコツもありましたが、危険なのでマネはしないようにしましょう。

ベビーカーでエスカレーターに乗ると迷惑?周りの人の声

ベビーカーを折り畳まず、赤ちゃんを乗せたままエスカレーターを使う人に対して『怖いからやめて欲しい』『非常識で迷惑』と厳しい意見が多くありました。

あなたも子供と下りエスカレーターに乗っている際、上からベビーカーが落ちてきて、自分の子供が骨折するケガをしたらどう思いますか?

『自分は力があるから心配ない』、『自分なら大丈夫』と考えるのはやめましょう。

筆者

私も困っているママを見たら、声をかけて少しでもサポートが出来たらと思いました!

そもそも法律で禁止されているの?

ベビーカーでエスカレーターに乗ることは法律で禁止されている訳ではありません。しかし万が一事故が起きた際、民事の賠償責任や、場合によっては刑事責任を問われかねません。

危険と想定され、利用が禁止された状況の中で起こった事故ですもんね!

あなたは、エスカレーターに以下のようなマークが貼られていることをご存じですか?

ベビーカー
引用 国土交通省HP

ベビーカーの使用を禁止する場所や設備(エスカレーター等)を表しています。

引用元 ベビーカーマークについてのお知らせ|国土交通省

上のマークがある場所ではベビーカーを使用しないようにしましょう!

また、『一般財団法人日本エレベーター協会』でも、ベビーカーでエスカレーターに乗ることを禁止しています。

ベビーカーに赤ちゃんをのせたままエスカレーターに乗り込むことは、法律では禁止されていません。

しかし、周りの人も巻き込み、命に関わる事故にもなりかねません。

『法律で禁止されてないからいいや』ではなく、周りの人のためにも、しっかりマナーを守りましょう。

周りの人も見て見ぬふりをせず、困っているママを助け合える環境ができていけばうれしいです。

\ベビーカーや抱っこする時に!ひんやり保冷シート/

ベビーカーでのエスカレーターはどうすればいい?

エスカレーター

ベビーカーを持ってエスカレーターに乗る際、荷物で手がふさがっていたり、赤ちゃんだけでなく小さい子どももいたりする場合どうすればいいか焦りますよね。

上記のようにベビーカーを持ってエスカレーターに乗れない時、どうすればいいかの対処法を調べてみました。

ベビーカーを持って1人でエスカレーターに乗ることが厳しいと思ったときは、駅員さんに相談し、助けてもらいましょう。

乗り換えが多く何度も頼みにくい時は、事前にアプリでエレベーターの位置を調べましょう。すると、下車後スムーズにエスカレーターに乗れ、安全に目的地に到着することができます。

詳しい方法を知り、『どうすればいい?』という不安を解消できたら嬉しいです。

1つずつ解説していきます。

駅員さんに助けてもらう

エスカレーターに乗る際、どうすればいいか分からない時や1人では危険と思った時は、駅員さんに助けてもらいましょう。

エスカレーター

東京メトロ公式ホームページのよくあるご質問として、ベビーカーに関してこのような記載がありました。

ベビーカーを運んでいただくことはできますか。
ご利用の際にお申し出いただければ、駅係員または警備員がお手伝いをさせていただいております。なお、エスカレーターをご利用の際は、安全確保のため、ベビーカーからお子様を降ろしていただき、折りたたんでご利用いただきますようお願いしております。
引用元 よくあるご質問|東京メトロ

『どうすればいい?』と不安になったときも、上記のように気軽に相談出来て安心ですね。

しかし、混雑していると駅員さんを見つけることも、ひと苦労かと思います。

そのような場合は、下の画像のような『駅員よびだしインターホン』を活用してみましょう。

引用 国土交通省HP

呼び出しインターホンを押すと、駅事務室の駅員さんと通話をすることができます。

駅係員よびだしインターホンは、エスカレーター付近や時刻表などが書かれているボード、またはその付近にポールや壁付型のものが設置されています。

でも迷惑じゃないかな?忙しくないかな?

遠慮してしまう気持ちも分かります。

筆者

私としては、迷惑と思わず、助けを求めても良いと思いますよ!

事故防止のために、できる限り積極的にお願いするようにしましょう!

ベビーメトロを活用してみる

しかし、『乗り換えが多くて、何度もベビーカーを持ってもらうのは申し訳ない!!』と思われるかもしれません。

乗り換えごとに何度もお願いするとなると、少し気が引けてしまいますよね。

そのような場合のために、事前に駅構内のエレベーターの位置をアプリで調べておきましょう。駅員さんに頼まなくても、当日スムーズにエレベーターに乗ることができます。

エレベーター利用時に便利な乗車位置を教えてくれる、便利なアプリがありました。

今回ご紹介させていただくのは、『ベビーメトロ』というアプリです。

利用は無料です。

引用 ベビーメトロ

アプリでは、以下のことを確認することができます。

  1. エレベーター利用や乗り換えに便利な乗車位置
  2. エレベーターが地上のどこに出るか
  3. エレベーターだけで乗換できるか
  4. ホームベンチの有無
  5. おむつ替えができる施設の有無や位置

エレベーターの位置だけでなく、さまざまな情報も確認することができ、子供連れにはありがたいですね!

到着駅のエレベーターに近い車両に乗車することで、降りてからもスムーズにエレベーターに向うことができます。

並んだとしても、比較的早い段階でエレベーターに乗ることができるはずですよ!

赤ちゃんや子どもを連れてお出かけをする時は、おむつ替えや座れる場所があるか等も考えなければならないため、それだけでも常に頭の中がフル回転だと思います。

エレベーターのある位置を事前に把握しておくことで、遠回りをして時間をロスしてしまうことも無くなり、心に余裕を持って移動することができますよ!

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まとめ

  • ベビーカーに赤ちゃんを乗せたままエスカレーターに乗り入れることは危険なため、『国土交通省』や『一般財団法人日本エレベーター協会』では禁止している
  • 安全にエスカレーターに乗るコツは、荷物はリュックに入れ、軽量で折り畳めるベビーカーを使用して開閉ロックをかけ、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして乗ること
  • 混雑する時間帯を避けることで、焦らず気持ち的にも余裕をもって行動できる
  • 過去にベビーカーに赤ちゃんを乗せたままエスカレーターに乗り、ベビーカーがエスカレーターに引っ掛かり、赤ちゃんが投げ出されて転落した事故もあった
  • 赤ちゃんをベビーカーに乗せたままエスカレーターを使う人に対して、周りの人は『怖い』『迷惑』と思っている
  • 法律で禁止されている訳ではないが、万が一事故が起きた場合は民事の賠償責任や、場合によっては刑事責任も問われかねない
  • 荷物が多くて手がふさがっている等の場合は、施設の方や駅員さんに事情を話し助して助けてもらうことがおすすめ
  • 何度も頼みづらい場合は、事前にエレベーターのある位置をアプリで調べておき、エレベーターに近い車両に乗車することでスムーズにエレベーターに乗ることができる

混雑していると、エレベーターに乗れないときがありますよね。

危険と思っていても、ベビーカーのままエスカレーターに乗るコツがあれば時短になり、嬉しいですよね。

しかし、ベビーカーに子供を乗せたままエスカレーターに乗ることは禁止されており、周りの人も巻き込む危険があるのでやめましょう。

代わりに記事内で紹介しているコツや対処法を活かすことによって、あなたもスムーズかつ安全にエスカレーターに乗ることができます。

移動する際、お母さん1人だと不安に感じることも多いと思いますが、慌てることなく安心して目的地まで移動できると嬉しいです!

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