1人目の出産を控えた友人からこんな相談をされました。

首も座っていない赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて大丈夫かな?怖いな
調べてみたとことろ、産まれたばかりの赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるのは怖いことではなく、正しく使えば安心してドライブを楽しむことができることがわかりました。
私も2人の子をもつ母ですが1人目出産後の退院時、チャイルドシートに赤ちゃんを乗せて悪影響はないのか、怖いと感じました。
今回は、退院時にチャイルドシートが必要な理由や乗せ方、おすすめのチャイルドシートをご紹介します。



ぜひ最後まで読んでいただき退院時の不安を解消しましょう♪
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退院時のチャイルドシートは怖い?





チャイルドシートに乗せるのなんで怖いの?
そう思うのは、まだ新生児をみていない時期には自然なことです。
私も1人目妊娠中に、退院時にチャイルドシートに乗せることがこんなにも怖いと思うなんて考えもしませんでした。
いざ産まれたての赤ちゃんを抱いてみたら、あまりのか弱さに車の振動が耐えられるのか不安になりました。
でも大丈夫です!
- 産まれたての赤ちゃんの特徴
- チャイルドシートに乗せなけらばならない理由
これらを前もって知っておくことで迷わずチャイルドシートに乗せることができます。
それでは、順番に見ていきましょう!
1.産まれたての赤ちゃんの特徴
産まれたばかりの赤ちゃんの特徴は以下のとおりです。
- 想像以上に小さい
- 首がぐらぐらで身体はふにゃふにゃ
私も、初めて赤ちゃんを見たときは想像以上に小さくあまりにも首がぐらぐらで退院時チャイルドシートに乗せることをためらいました。
同じように、産まれたての赤ちゃんをチャイルドシートに乗せることが怖いと感じた方の意見をご紹介します。



退院時は抱っこして車に乗った方が安全なんじゃない?
そう思う方も多いはずです。
なぜこんなにも首もがくがくでか弱い新生児をチャイルドシートに乗せなければないのか、その理由を見ていきましょう。
2.チャイルドシートを使わなければならない理由
理由は、命を守るために道路交通法で6歳未満はチャイルドシートを使用することが義務付けられているからです。
6歳未満なので、産まれたての赤ちゃんももちろん含まれます。
警視庁の調べによるとチャイルドシートを正しく使った場合とそもそも使わなかった場合とでは致死率が約4.7倍上がることがわかっています。


以下の動画は、チャイルドシートを使わずに抱っこで車に乗っていて正面衝突した場合の車内の様子です。
助手席で抱っこされていた子どもはエアバックとの間に挟まれ、後部座席で抱っこされていた子どもは助手席のシートに激しく全身をぶつけています。
場合によっては車外に飛び出てしまう恐れもあり、とても危険であることがわかります。



赤ちゃんの命を守るため、短い距離でもチャイルドシートを使用しましょう
ただし、骨折や脱臼などでチャイルドシートの使用が難しいと産院の先生のが判断した場合、免除になる可能性もあります。医師の指示に従ってください。
退院時のチャイルドシートの乗せ方と取り付け方のポイント


せっかく準備したチャイルドシートも、取り付け方や乗せ方が間違っていると、もしもの事故の際赤ちゃんを守れません。
退院時に乗せるのが怖いという不安を解消しつつ、赤ちゃんの命を守るために抑えておきたいポイントは以下4つです。
- 取り付け方
- 取り付ける場所
- 取り付ける向き
- 乗せ方
それでは、基本の取り付け方から順番に見ていきましょう。
チャイルドシートの取り付け方
チャイルドシートの取り付け方には2種類あります。
- ISOFIXタイプ
- シートベルトタイプ



ISOFIXって何?
これからチャイルドシートを購入する予定の方へ、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。



メリットデメリットも合わせてご紹介します。選ぶ際の参考になさってくださいね!
①ISOFIXタイプ
シートベルトを使わずに、専用の金具で車に固定することができるチャイルドシートのことです。
- 金具同士で固定されるため、大きな衝撃でも外れる可能性が低く安全
- 装着が正確にできたかが一目でわかる(赤色から緑色に変わる)
固定できたか装着状態が一目でわかるので、安心して使うことができますね。
- 車の取付金具が2列目にしか付いていないため取り付けられる場所が限定される
- ISOFIXに対応していない車種もある
2012年7月以降に発売された新車にはISOFIX取付金具が標準装備されていますが、車種によっては取り付けられない場合もあるようです。
各メーカーごと公式サイトで取付可能車種を確認することができますので、購入したいチャイルドシートが決まったら確認することをおすすめします。
②シートベルトタイプ
シートベルトを使って固定するタイプのチャイルドシートです。
- 3点式のシートベルトがある車であれば取り付け可能なため対応車種が幅広い
- 比較的安価な商品が多い
- 種類にもよるが取り付けが簡単で初めてでも使いやすい
多くの車に取り付け可能なので、購入後に取り付けられなかったという失敗が少なく安心です。
1歳半頃には新生児用のチャイルドシートからジュニアシートへ買い替えることが多いので、価格を抑えたい方におすすめです。
- 種類にもよるが取り付けた方が複雑で使いにくいものもある
- シートベルトの締め付け具合によってはグラつき気になることがある
シートベルトをきつく締める必要があるため、かなりの力がいります。複雑な取り付け方のチャイルドシートは、狭い車内での作業はとても大変です。
きちんと取り付けられたつもりでも、グラついてしまいやり直しということもあります。
チャイルドシートを取り付ける場所
もしもの事故の際チャイルドシートの効果を最大に発揮させるため、取り付ける場所も重要なポイントです。
チャイルドシートは、後部座席に取り付けるようにしましょう。
理由は以下2点です。
- 事故が起きた際、助手席についているエアバックが飛び出し子どもに大きな怪我を負わせる可能性があるため
- 正面衝突した場合、ガラスの破片が飛んできて危険なため
正面衝突が事故全体の80%を占めているというデータもあり、助手席につけるのは危険です!
取り付ける向き
新生児から使えるチャイルドシートの多くで、進行方向に対して前向きに取り付けて良いのは、身長76㎝以上かつ生後15カ月以上とされています。
産まれてすぐから生後15カ月くらいまでは、必ず後向きにつけるようにしましょう。
身体がしっかりしていないうちに前向きに取り付けてしまうと、肩だけが抑えられ首が前に激しく倒れてしまうため頸椎を損傷してしまう恐れがあります。



退院時から1歳半までは後ろ向き!と覚えておきましょう
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チャイルドシートの乗せ方
新生児用とはいえ、体の小さな赤ちゃんをチャイルドシートに乗せると、隙間ができたり頭が前に倒れ息ができているのか不安になる方も多いはずです。
しかし、以下3つのポイントを抑えて乗せることができれば安全に使用することができます。
- 新生児用のサポートクッションをつける
- チャイルドシートの一番深い位置に赤ちゃんのお尻を置き、背骨がまっすぐになるようにする
- ハーネスを肩にかけ、バックルを止めた後腰側のハーネスを身体に合わせ締めたら肩側のハーネスを大人の指1本分程の隙間を残し締める
こちらは、チャイルドシートの正しい乗せ方をわかりやすく紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
ハーネスに腕が通っていなかったり、締めるのが緩すぎると事故の衝撃で赤ちゃんが抜け出てしまうことがありとても危険です。



チャイルドシートの効果を最大限に活かせるように、ポイントを確認しながら乗せてみてくださいね
お悩み別の解消法



これまでのポイントを抑えて乗せてみたけれどまだ隙間が空いてるし、首が前に倒れて苦しそう
新生児はチャイルドシートと体に隙間が空き、首が前に倒れて苦しそうだと感じる悩みは、タオルを挟んだ固定と新生児の状態把握で解消できます。
お悩みと解消法をひとつずつ見ていきましょう。
新生児用のサポートクッションを使用してもまだ隙間が空いている場合は、頭の両側に丸めたタオルを挟みましょう。
赤ちゃんの大きさは産まれてみないとわかりません。
退院時に臨機応変に対応できるようにハンドタオルとフェイスタオルを各2枚ずつ用意しておくと安心です。
心配になるかと思いますが、こちらはそのままでも問題ないのです。
コンビ公式のQ&Aは、座っているようで苦しそうに見えるけど大丈夫?という問いにこのように回答をしています。
問題ありません。
座っているようなチャイルドシートは、お母さんに抱っこされているときの赤ちゃんの身体の角度を採用しています。
安全で医学的にも安心できる後向き装着のチャイルドシートの形は、弊社では「だっこ型」と呼んでいます。背もたれの角度は45度前後にして取り付けるため、お腹を圧迫することがなく呼吸を妨げることもありません。
また、45度前後に取り付けることで、頭部から背中にかけて体重を支え、万一の衝突の際に背中全体で衝撃を分散して受け止めるため、もしものときにも安全な形です。引用元 コンビ
早めに購入して乗せ方と取り付け方を確認しよう
退院時に自家用車で帰宅することが決まっているなら、妊娠中期のつわりが落ち着いた頃にチャイルドシートを選び始めることをおすすめします。
購入したメーカーや種類によっても使い方や取り付け方が違うので、妊娠後期に入ったら早めに取り付けて準備しておきましょう。
我が家はチャイルドシートを早めに用意しておいたものの、取り付け方を確認しておらず退院間際に夫が急いで取り付けバタバタでした。



早めに確認しておくことで退院時に焦らなくて済みますよ
チャイルドシート退院時のおすすめ商品3選





チャイルドシートどれを買えばいいんだろう
退院時から使えるおすすめのチャイルドシートを3つご紹介します。
- コンビ ホワイトレーベル THE S (ザエス)
- アップリカ フラディア プラス
- カーメイト クルットエールベベ
ご紹介するチャイルドシートは、安全性や使い勝手の良さを考慮して以下の4点が当てはまっている商品を厳選しました。
- 新安全基準のR129をクリア
- 取り付け方はISOFIXタイプ
- シートが360°回転
- 新生児から使用可能
それではひとつずつ見ていきましょう!



購入者の口コミと私が感じた一押しポイントも記載していますので選ぶ際の参考になさってください
コンビ ホワイトレーベル THE S(ザエス)
税込¥79200


日本の有名メーカーが開発した、セパレートタイプのチャイルドシートです。
- セパレートタイプでシート部分が取り外し可能
- 衝撃吸収素材「エッグショック」を頭部側面に搭載
- シートは3Dメッシュシートと無数の通気孔があり通気性が良い
私の一押しポイントは、取り外したシート部分が持ちやすいところです。
持ち手部分がついており、他のチャイルドシートに比べ重量感をあまり感じず、セパレート機能をしっかり活用できると感じました。
- 360度回転するため乗せ降ろしが楽
- 安価なチャイルドシートでは泣いていた子どもが寝てくれた
- 寝てしまったときそのまま運べるので便利
- ISOFIXで固定しているのに多少グラつく
- 重く落ち運びが大変で結局車につけたまま
- リクライニングがもう少し平面になってほしい
- 首が前に倒れ苦しくないか心配になった
乗り心地を良くするため、お尻側が下がる形で傾斜している車もあります。チャイルドシートを後ろ向きでつけた場合、背もたれの角度はきつくなります。
そのため、赤ちゃんが苦しそうといった口コミにつながっているのかなと感じました。
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アップリカ フラディア プラス
税込¥62700


日本の有名メーカーが開発したベット型のチャイルドシートです。
- フルリクライニング(ベット型)
- 未熟な身体を守る「サイドマモールクッション」付き
- 後向き/前向き専用角度でのみ360°回転
私の一押しポイントは、なんといってもフルフラットになることです。
特に産後退院時の赤ちゃんはチャイルドシートに座る形だと痛々しいですが、フルフラットだと見た感じの安心感も得ることができます。



子どもが小さい頃このタイプを使っていたのですが、乗せるのがとても楽でした
また、車内でおむつ替えをしなければならいとき、フルフラットになるためチャイルドシートでおむつ替えができ便利でした。
ただし、注意したい点は横揺れを最小限に抑えるためシートの幅が狭く作られており、早めにジュニアシートへ買い替える必要がありそうです。
我が家も1歳半頃にはジュニアシートに買い換えました。
使用期間は短かったのですが使い勝手が良かったため、もう一度買うならどれがいいかと聞かれたらベット型を選びます。
- フルフラットで首座り前でも乗せやすい
- 子どもが良く寝る
- 重く、幅をとる
- ハーネスバックルがつけにくい
- 窮屈そう
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カーメイト クルットエールベベ(一体型)
税込¥84700


カー用品の企画・開発を行う日本企業が、安全性、快適性、使い勝手の良さを追求し開発したチャイルドシートです。
- 側面と背面にセーフティーラウンジクッション2を搭載
- 本体背面の1695個エアホールで通気性が良い衝撃吸収素材「エッグショック」を頭部側面に搭載
- 肩ベルトが跳ね上がった状態でスタンバイするジャンピングハーネス機能付き
- バックルが前側に倒れた状態でスタンバイするラクノセパッド機能付き
私の一押しポイントはラクノセパッドです。
多くのチャイルドシートはパッドが座面側に倒れてしまい、乗せる際毎回お尻の下敷きになります。



見落としがちですが、毎回のことなのでこれが結構ストレスになります
こちらはその心配がないため、初めてチャイルドシートに乗せる退院時も乗せやすくストレスフリーです!
- 2400gの子を乗せても多少の隙間はあったけど問題なく使用できた
- 頭のクッションがフィットして頭がグラつかなくて良い
- 回転させるとき力がいらず楽にできた
- クッションがしっかりしているので夏場暑そう
- とても重く車に取り付ける際運ぶのが大変だった
- 4歳まで使えるようになっているが1歳1カ月ですでにきつそう
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まとめ


- 産まれたての赤ちゃんは小さく首がぐらぐら身体はふにゃふにゃなので、退院時チャイルドシートに乗せることが怖いと感じる
- 退院時からチャイルドシートを使う理由は、子どもの命を守るため道路交通法で義務づけられているから
- チャイルドシートの取り付け方にはISOFIXとシートベルトの2種類あり、安全性を重視するならISOFIXがおすすめ
- チャイルドシートは後部座席に取り付ける理由は、助手席だと事故原因80%の正面衝突でガラスの破片が飛んできたりエアバックに挟まれ大変危険なため
- チャイルドシート取り付け向きは、前向きに比べ事故の衝撃を最小限に抑えられる理由から、生後すぐ~15カ月くらいまで後向き
- 乗せ方のポイントは①サポートクッションを使う②赤ちゃんのお尻を正しい位置に置く③ハーネスを正しい位置にかけ大人の指1本分残し締める
- 頭付近の隙間はタオルなどを両側に挟むことで改善でき、首が前に倒れて怖いという悩みは安全性を考慮して開発されているため問題ないケースが多い
- 安全性・使い勝手・乗せやすさ観点のおすすめ3商品は、コンビのホワイトレーベルザエス・アップリカのフラディア プラス・カーメイトのクルットエールベベ
産まれたての赤ちゃんは首も身体もふにゃふにゃで抱っこするだけでも神経を使います。
一人目のお子さんならなおさら、怖いと感じる場面が多くあると思います。
今回調べることで、私自身も感じた退院時にチャイルドシートに乗せることが怖いと思う気持ちは多くの方が感じていたのだと知ることができました。
その不安は赤ちゃんのことが大切だからこその想いだと思いますので、今回の手順を確認しながら赤ちゃんを守るためにチャイルドシートを活用していきましょう。
チャイルドシートに乗せることが怖いと感じるのも首が座るまでの約3カ月ほどです。
その3カ月の間の悩みを解消し安心してドライブを楽しむ手助けとなれたら嬉しいです。
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