桃の節句が終わると、デパートやショッピングモールの子ども用品コーナーは端午の節句一色になりますね。
端午の節句といえば「五月人形」ですが、現代の住居環境やライフスタイルの変化、物価の高騰の影響もあり、五月人形を買うかも悩みますよね。
どれくらいの割合で五月人形を買わない家庭があるのか気になったので調べてみたところ、五月人形を持っている家庭割合は全体の約7割で、約3割の家庭が五月人形を買わないことがわかりました。
この記事では、五月人形を買わないご家庭の割合とその理由、買わない場合の後悔のパターンを解説しています。
また、五月人形を買わなくてもできる祝い方や、後悔しない選択のコツも紹介しています。
お子様の初節句を、ご家族皆さんが納得の笑顔で迎えるための参考にしていただけると嬉しいです。
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五月人形を買わない割合は約3割

2015年にベネッセが約1,500人を対象に実施したアンケート調査によると、五月人形を買わないご家庭の割合は全体の約3割という結果が出ています。
反対に約7割のご家庭は持っており、多数ではありますが、3割のご家庭が五月人形を買わないというのです。
10年前の調査でも3割が購入していない五月人形、この結果は五月人形を「必ずしも買わなくてもいい」ことを示しているとも言えます。
昭和時代には各家庭あって当たり前だった五月人形ですが、子育て世代の価値観や生活様式が変化したことで、買わない選択をする家庭の割合が増えているとも考えられますよね。
アンケート結果は2015年のものなので、昨年からの物価高騰の影響を加味すると、五月人形を買わない割合はより増えるのではないかと予測されます。
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後悔しない選択をするためのコツ

五月人形を買うか買わないか迷っているあなたに、後悔しない選択をするためのポイントを紹介します。
五月人形の購入検討時、後悔しないように確認するポイントは以下の4つです。
- 飾れる五月人形のサイズを確認する
- 予算を明確にする
- 家族で十分に話し合う
- 初節句にこだわりすぎず代替案も検討する
よく考えて、後でよかったと思える選択をしたいですよね。1つずつ詳しくご紹介します。
飾れる五月人形のサイズを確認する
住環境はなかなか変えられないので、部屋に五月人形を飾れるスペースがあるかを一番最初に確認しましょう。
大きさを明確にしてから五月人形の販売を見に行くことで、大きさごとの相場がわかり、買うか買わないかの判断がしやすくなりますよ。
予算を明確にする
子どもや孫の健やかな成長を願う気持ちはどの家庭でも同じです。しかし、その気持ちが強いあまり奮発しすぎてしまって、後悔したら台無しですよね。
金額と込める気持ちに相関はないので、家計の状況に合った予算を決めて五月人形を見に行きましょう。
家族で十分に話し合う
祖父母に費用を負担してもらう場合は、夫婦だけでなく、祖父母の意見も確認しましょう。
家族の中でも買う派、買わない派で意見が別れることもあるでしょう。それぞれの意見や理由を話し合って、みんなが納得できるところで折り合いをつけられるといいですよね。
話し合う人数が増えたり、みんなが自分の主張を押し通したりすると話し合いが進まないばかりか、険悪な雰囲気になってしまうこともあります。
意見が家族内で割れたときには「どうしても譲れないこと」「代替案があれば妥協できること」「どちらでもいいこと」など、各意見を紙に書いて整理しながら話し合うこともおすすめです。
初節句にこだわりすぎず代替案も検討する
五月人形は男の子の健やかな成長を願って飾るものですが、あくまで「願いを込める」伝統行事であり、飾らなかったからといって何か悪いことが起きるわけではありません。
五月人形がなくてもできる楽しみ方もぜひ参考にしてみましょう。
五月人形を買わなくてもできる端午の節句の祝い方

五月人形を買わなくても、端午の節句を祝う方法を6つご紹介します。
- 節句料理を楽しむ
- 菖蒲湯に入る
- 他の飾りで楽しむ
- 家族の時間を大切にする
- 写真館で思い出を残す
- 幼稚園・保育園の飾りを活用
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①節句料理を楽しむ
ちらし寿司やかしわ餅、ちまきなどの伝統的な食べ物、鯉のぼりをかたどった創作料理、ケーキなどで祝う。
②菖蒲湯に入る
菖蒲を入れたお風呂に入り、厄除けを行う伝統を楽しむ。
③他の飾りで楽しむ
親子で折り紙、色画用紙など身近な材料で鯉のぼりや兜を作って飾る。室内用の小さな鯉のぼりや、季節感を演出する小物などを飾る。
④家族の時間を大切にする
家族が揃ってこどもの日を祝う。健康を願って五月人形を飾っている神社やイベントに出かける。
⑤写真館で思い出を残す
「端午の節句プラン」のある写真館で五月人形と一緒に記念写真を撮ったり、子供が兜を着た写真を撮ったりする。
⑥幼稚園・保育園の飾りを活用
幼稚園や保育園には立派な五月人形が飾られることも多いため、お友達や兄弟と一緒に五月人形の前で記念撮影をする。
私は、息子の百日写真と初節句の時期が重なったため、五月人形を買わないかわりに、写真館で五月人形と兜の衣装をきた息子の記念写真を撮ってもらいました。
わが家の端午の節句は、息子の初節句の写真を飾り、大きくなった息子の成長を家族で祝うのが恒例になっています。
また、私の子どもたちが通っている保育園では玄関ホールに五月人形やひな人形が飾られるため、毎年、息子、娘、お友達も一緒に記念撮影をしています。
端午の節句と同日に制定されている「こどもの日」は男女問わず子どもの成長を祝う日です。五月人形にこだわりすぎず、家族それぞれの形でお祝いするのも素敵な選択ですね。
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五月人形を買わない理由TOP4

約3割のご家庭が五月人形を買わない選択をしていることをお伝えしました。
五月人形を買わない選択をした家庭の理由は大きく分けて以下の4つです。
- 飾る・収納のスペースがない
- 価格が高い
- 飾る・しまうのが面倒
- 子どもが大人になったときの処分に困る
それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
1. 飾る・収納のスペースがない
五月人形を買わない家庭で最も多く挙げられる理由が「スペースの問題」です。
本格的な五月人形だと幅が1メートル以上に及ぶものもあり、飾るスペースだけでなく、保管・収納するスペースも必要になります。
特に都市部の住宅やマンションではより大きな問題となるでしょう。
2. 価格が高い
五月人形の相場は5万円〜10万円程度です。
本格的な人形店のものになると10万円を超えるものも珍しくありません。
子育て世代にとっては大きな出費であり「その分を教育費や他の必要なものに回したい」という現実的な判断をする家庭もあります。
中には「兄弟が増えた時にひとりずつ用意するのが大変だけど弟に買わないのはかわいそう」という考えから、最初から買わない選択をする家庭もあるのです。
3. 飾る・しまうのが面倒
夫婦共働きで家のことにかけられる時間が減少する中、毎年出して飾り、片付けるという作業を負担に感じる声も少なくありません。
3番目に多い五月人形を買わない理由は、飾ってしまうことを手間に感じるからです。
特に大きなサイズのものやパーツが多い本格的な五月人形を購入したご家庭からは「結局飾らなくなった」という意見もよく聞かれます。
私も、息子の初節句の時は育休期間でしたが「フルタイム勤務に復帰したら飾りっぱなしになりそう…」と思い、買いませんでした。
また、夫婦ともにひな人形や五月人形のない実家で育ち、子どもの頃に人形が無くても全く困らなかったという経験も大きいかもしれません。
4. 子どもが大人になったときの処分に困る
子どもの成人後、五月人形を処分することが多いのですが、単なるゴミとして捨てるのではなく、人形供養として寺院や神社に依頼するのが一般的です。
子どもが大人になった際に5,000円〜10,000円程度の処理費用がかかるため、将来の処分の手間や費用を考慮して買わない選択をする家庭もあります。
ちなみに「五月人形のお下がりは縁起がよくない」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
その理由は五月人形には子どもの身代わりになって厄を引き受けてくれるという意味があるためで「男の子一人につき1つ」用意するのが一般的です。
五月人形買わない買うそれぞれの注意点とおすすめアイテム

ここまで、五月人形を買わずに祝う方法や、五月人形を買わない理由について解説してきました。
「買えばよかった」と後悔したり「やっぱり買ってよかった」と満足する家庭もあります。
ママ友など周りの家庭が五月人形を飾っていたり、初節句の記念写真に五月人形が写っているのを見ると、後悔の気持ちが湧いてくることが多いようです。
五月人形を買う理由には「日本の伝統文化を尊重するため」が挙げられ、伝統を大切にしたライフスタイルが満足度につながっています。
デメリットを解消できるおすすめの五月人形3つ
買わない理由でも紹介した通り「飾る・しまう場所」「金額」「飾る・しまう手間」「大人になったときの処分」に注意が必要な五月人形。
しかし、五月人形も時代の変化を受けてさまざまなタイプのものが発売されています。
コンパクトサイズの五月人形
最近では、飾る場所・しまう場所を取らないコンパクトサイズの五月人形が人気です。横幅20〜30cm程度のものなら、マンションでも飾りやすく、収納も簡単です。
アクリルケース入りの五月人形
ガラスケースではなくアクリルケース入りの五月人形は、軽量で扱いやすいのが特徴です。また、子どもが成長して活発に動き回るようになっても、万が一ぶつかった場合の安全性が高いというメリットもあります。
モダンなデザインの五月人形
伝統的なデザインだけでなく、現代のインテリアに合うデザインの五月人形も増えています。木製でシンプルなものや、デザイン性の高いものなら、飾っていても違和感がなく、インテリアの一部として楽しめます。
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五月人形購入時の注意点
買う場合の注意として、祖父母世代が「立派なものを」と選んだ結果現代の住環境に合わないサイズだったり、親世代が好まないデザインであったりすることがあげられます。
伝統的には、五月人形は「母方の祖父母」が買うとされていましたが、現在はこのしきたりの通りでなくても構いません。
祖父母に買ってもらう場合は「一緒に選ぶ」か「両親が選んで、お金だけ出してもらう」という形にすると、デザインや大きさのミスマッチを防げるでしょう。
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まとめ

- 五月人形を買わない家庭の割合は約3割
- 買わない理由TOP4は「スペースの問題」「金額」「手間」「処分」
- 買わずに後悔しやすい場面は、周りのご家庭が飾っているのを見たとき
- 五月人形を買わなくても端午の節句、こどもの日を祝う方法はたくさんある
- 五月人形のバリエーションも豊かになり、買わない理由を解消できるおすすめの五月人形も豊富にある
- 後悔しない選択のコツは、ご家庭に合った祝い方、楽しみ方を十分に話し合い、納得すること
3割のご家庭が五月人形を買わない事実は「必ずしも買わなくてもいい」ことを示しているとも言えますよね。
昨年からの物価高騰の影響を加味すると、五月人形を買わない割合はより増えるのではないかと予測できます。
五月人形は「買うべき」「買わないべき」という二択ではなく、それぞれのご家庭の事情や価値観に合わせて選択することが大切です。
伝統を重んじつつも、現代のライフスタイルに合った形で端午の節句を祝えば、きっとお子様にとって素敵な思い出になるでしょう。
五月人形を買うか買わないか迷っているあなたも、買わない割合や買わない理由など参考にして、後悔しない選択ができると嬉しいです。
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