離乳食はいつからで4ヶ月はまだ早い⁉開始目安やサインを元保育士ママが解説‼

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友達の子どもが生後4ヶ月を迎え、元保育士である私に「離乳食っていつから始めたらいいかな?」と相談してきました。生後4ヶ月になると「そろそろ離乳食」と考え出すママやパパは多いでしょう。

「離乳食はいつからはじめたらいいのか」「4ヶ月はまだはやい?」と悩むこともありますよね。

離乳食は5~6ヶ月頃の開始が一般的ですが、4ヶ月からだと早いという訳ではなく、いつからという一般的な目安よりも子どもの様子をよく見ることが大切です。

たくさんの赤ちゃんを見てきましたが、同じ月齢でも開始時期や進むスピードはそれぞれです。

本記事では、離乳食を始める前の生後4か月頃の過ごし方や離乳食準備に必要なものもご紹介します。

4ヶ月からの前持った準備で、子どもの成長に応じて適切なタイミングに離乳食を開始することができますよ。

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目次

離乳食はいつからが妥当で4ヶ月はまだ早い?発達の目安は?

離乳食を開始する時期って、いつからが妥当なのか迷いますよね。

相談してきた友達は、「生後4ヶ月になったからそろそろかな?」とは思い始めたものの、具体的にいつから始めたらいいのかわからないと言っていました。

保育士として現場で働いているときも同じ悩みを持つママやパパは多かったです。

離乳食開始時期は5~6ヶ月頃が多いですが、4ヶ月から始めるのが必ずしも早いという訳ではなく、一般的な目安よりも子どもの様子や発達をよく見ることが大切です。

「いつから始めたらいいんだろう」「4ヶ月じゃ早いのかな?」と悩んでいるママやパパは、まずは離乳食を始める目安の月齢と赤ちゃんの発達の様子を見てみてくださいね。

離乳食を始める目安の月齢は?

離乳食開始時期は一般的に、生後5~6ヶ月と言われています。

平成27年乳幼児栄養調査でも生後6ヶ月で離乳食を始めているご家庭が多く、次に5ヶ月というデータが出ています。

実際に保育の現場にいた時にも、この時期に開始するご家庭は多かったです。

ですが目安はあくまで目安ですので、いつから始めるか迷ったらお子さんの発達の様子をよく見ることが大切です。

子どもの成長はそれぞれですので、目安に囚われすぎないようにしましょう。

身体の発達で注目するポイント

離乳食を始めるには、赤ちゃんの身体の発達も重要になってきます。

赤ちゃんの発達をよく観察することで、離乳食をいつから始めたらいいのか、判断がしやすくなるでしょう。

離乳食を始める時期の発達目安
  • 首が座る
  • 寝返りができる
  • 支えれば5秒以上座っていられる


こちらが離乳食を始める時期の発達目安になります。

ただ発達のスピードには個人差があり、4ヶ月頃の子だと、まだ安定して座れなかったり、首が座ったばかりだったりする子も少なくないです。

支えがあれば座れる状態でも転倒しやすいので、ママやパパが近くで見守ってあげましょう。

ズリ這いや寝返りは、お座りやはいはいなど次のステップに必要な筋肉が発達する大切な動きです。遊びの中で取り入れていくと、楽しみながらお座りの練習をサポートできますよ。

焦らずその子にあったペースで進めていきましょう。

離乳食のいつからはわが子のサインで見極めよう‼

離乳食開始にあたって、下記のような赤ちゃんからのサインをしっかりと見ていくことが大切です。

  • 食べることに興味を持ち始めたら
  • 哺乳反射をしなくなったら

いつから離乳食を始めようか、ネットや育児本で情報収集していると、正解がわからなくなってしまいますよね。

情報が手に入れやすくなっている現代では、子育てをしていく上でとても便利な一方で、つい比べてしまい焦る気持ちになることもあると思います。

実際に保育士として働いているときにも、「発達のスピード」や「目安の月齢になったから」と焦りを感じてしまうママやパパはたくさんいました。

私自身も第一子の離乳食は、いつから始めようかと焦る気持ちになることもありましたが、発達やサインを理解したことで、適切な時期に開始することが出来ました。

「いつから離乳食を始めようかな?」と考え始めたら、焦らずに赤ちゃんからのサインを見てあげてくださいね。

食べることに興味を持ち始めたら

ママやパパが食べている姿を見て、よだれを垂らしたり欲しそうにしたりする様子が見られたら離乳食開始サインの1つです。

よだれを垂らしてジーっと見つめてくる子もいれば、あまり興味を示さない子もいたり、赤ちゃんでもそれぞれ興味があるものは違うので反応もそれぞれです。

ママやパパが美味しそうに食べている姿を見て興味が湧いてくることもあるので、食卓の雰囲気も大切ですね。

まだ食べられなくても食事の時間には一緒に食卓を囲んだり、食べているときのママやパパの様子を見るだけで、離乳食開始に向けていい刺激になりますよ。

哺乳反射をしなくなったら

生まれて間もない赤ちゃんは、スプーンを口に入れた時に反射で口から押し出すことがあります。その反射を哺乳反射と言います。

スプーンを口に入れた時に、口から押し出したりすることが減ってきたら離乳食開始のサインになります。

哺乳反射とは

産まれてからすぐに母乳やミルクを飲むために、赤ちゃんには備わっている反射のひとつで、意思とは関係ない動き

哺乳反射は、生後4~5ヶ月頃から少しずつ消えていきますが、4ヶ月頃はまだ反射が残っている子が多いです。

保育の現場での経験を思い出すと、離乳食初期に全く反射が出ない子の方が少なかったように思います。徐々に消えていき、6.7ヶ月頃にはいつのまにかなくなっている赤ちゃんが多かったです。

吐き出しているように見えるので、「この食材は苦手なのかな?」と思ってしまいますよね。

哺乳反射は赤ちゃんの意思とは関係ない身体の反応なので、心配しすぎずに見守ってあげましょう。

離乳食準備はいつから始める⁉4ヶ月でできることとは

生後4ヶ月になると、早い子では食に興味を持ち始めたり、身体もしっかりしてきますね。

いつから離乳食を始めようかという相談も多かったですが、友人からの相談では、準備しておいた方がいいものを聞かれることが多いです。

離乳食を始める時期については焦ることは一切ありませんが、離乳食準備に関しては早すぎるということはなく、4ヶ月頃には準備を始めることをおすすめします。

離乳食をいつから始めるか考え始めたら、我が子の様子をよく観察しながら、最適な時期に始められるように少しずつ準備を進めていけるといいですね。

ここでは、保育士時代に実際に使っていたアイテムもご紹介します。

赤ちゃんの身体の準備や、離乳食開始にあたってあると便利なものについて参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんの身体の準備

発達のポイントでもあったように、離乳食を始めるには身体の発達が大切になってきます。

離乳食は、授乳時間のどこかを離乳食+授乳という形で始めるため、授乳間隔が3~4時間で安定していると、お腹が空く時間ができるので進みやすいです。

朝はカーテンを開けて朝日を浴び、夜は暗くして基本的には同じ時間に眠る生活リズムを整えておくと、授乳間隔も安定しやすくなり、離乳食もスムーズに始めることができます。

首の座りや寝返り、支えがあれば座っていられるというのも重要ですが、これまで母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんの消化機能はまだまだ未熟です。

あまり早い時期に離乳食を始めてしまうと、身体の準備が整っていない場合があります。

また、離乳食の開始が早すぎると、肥満などのリスクも報告されています。

身体もしっかりとしていて食べたそうにしている場合は、10倍がゆや消化に負担のかからない野菜などを少しずつ食べてみて便の状態や異変がないか見てあげてくださいね。

この時期はまだ、「いつから始めようか」と急ぐ必要はないので、4ヶ月からできる準備を楽しみましょう。

4ヶ月からできる準備

4ヶ月目に入ったら、早めに離乳食で使用するグッズや食器の準備もしていきましょう。

この時期ならではの小さいスプーンや食器はかわいくて、一緒にご飯を食べるのが楽しみになりますよ。

離乳食を調理するのに、あると便利な調理器具をご紹介します。

あると便利なもの
  • 裏ごし器
  • すり鉢
  • 小鍋
  • 冷凍用小分け保存容器
  • ベビー用フードカッター
  • 割れにくいお皿
  • ベビー用カトラリー
  • エプロン
  • ベビーチェア
  • ブレンダー
  • レジャーシートや新聞紙

ネットやベビー用品店を見てみると、離乳食用の調理器具はセット売りになっているものもあります。

これだけあれば安心な離乳食セット

さまざまな種類も豊富にあるので、ご家庭にあったものを用意しましょう。

離乳食の期間が終わった後にも普段使いが出来て長く使えるものを購入すると、その後も活用できますよ。

お手頃に済ませたい場合は、100円ショップにも便利な離乳食用グッズがあるのでおすすめです。

離乳食の時期は、床に食べこぼしがたくさん落ちてしまいます。毎回となると片付けも大変ですよね。

保育士時代には、手触りや食感を感じながら、赤ちゃんがより食事を楽しめるように、座っている椅子の下に新聞紙を敷いていました。

離乳食後に授乳があってすぐに片付けたい時や、ひどい汚れもそのまま捨てられるので片付けが少し楽になりますよ。

レジャーシートの場合は、さっと拭けたり洗い流せるので繰り返し使える上に、100円ショップにも売っているのでお手頃で離乳食が終わった後も使えるのでおすすめです‼

あると便利なブレンダー

まとめ

  • 離乳食開始時期は生後5~6ヶ月が一般的だが、4ヶ月でも早い訳ではなく子どもの様子をよく見ることが大切
  • 首の座り、寝返り、支えると5秒以上座っていられることの3つが、離乳食開始の発達目安
  • 赤ちゃん側からの離乳食開始のサインは、食に興味を持ち始め、哺乳反射をしなくなったら
  • 離乳食準備は、4ヶ月頃から始めるのがおすすめ
  • 生活リズムを整えることで授乳間隔も安定し、離乳食開始もスムーズに
  • 早めに離乳食グッズを用意しておく

離乳食開始時期の目安は、『5~6ヶ月』とされていますが、あくまで目安です。

離乳食をいつから始めようか迷った時には、身体の発達や赤ちゃんからのサインを見て赤ちゃんにとって最適な時期を見極めることが大切です。

赤ちゃんの成長には個人差があるので、焦らずに家族と赤ちゃんのペースで進めていけるといいですね。

生後4ヶ月になりいつから始めようか考え始めたら、離乳食の準備を進めたり、生活リズムを整えて過ごしましょう。

まだ食べられなくても一緒に食卓を囲んで美味しそうに食べる様子を見るだけでも興味が湧いたり、いい刺激になります。

赤ちゃんとたくさん触れ合うことで、いつから開始すればいいのか判断しやすくなり、親子の絆も深まりますよ。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • とても役に立つ記事でした。
    参考にさせていただきます。
    あまり考えすぎずおおらかに子育てしたいと思います。

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