おかあさんといっしょ歴代キャラクター人気ランキング!人形劇一覧や過去作を視聴する方法

私は3歳の娘がいる兼業主婦です。先日、保育園のママ友とおかあさんといっしょのどの歴代キャラクターが好きかという話で盛り上がりました。

おかあさんといっしょの人形劇に登場する、どの歴代キャラクターも個性的で、引き込まれる世界観が人気です。

そんな歴代人気キャラクターランキングではママ友のように、当時見ていた人形劇や、キャラクターの個性や見た目が好きという理由が多いです。

今回は歴代人形劇キャラクターの人気ランキングや、過去から現在までの人形劇を詳しくご紹介します。

記事の後半では、おかあさんといっしょが見られる動画配信サービスをご紹介しています。ぜひ最後までチェックして当時を懐かしみましょう!

おかあさんといっしょ歴代キャラクター人気ランキング

おかあさんといっしょの歴代キャラクターのなかで、「にこにこ、ぷん」の人形劇に登場した、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりが特に人気です。

10年半という歴代最長の放送期間に加えて、初めてアニメ絵がでたり、ゲームが発売されたりと、当時も人気だったことがうかがえます。

以下は、株式会社CMサイトがネット上でリサーチしたアンケート結果です。

引用元　ランキングー!

ランキング結果をみると、今の子ども世代のキャラクターではなく、子育てしているママ世代やその上の世代のキャラクターがランクインしています。

歴代人気キャラクターは、初代の「ブーフーウー」もランクインしていることから、幅広い世代から人気を集めていることがわかります。

次章で歴代メインキャラクターを詳しくご紹介しています。あなたの世代はどんなキャラクターだったのか、ぜひチェックしてみてくださいね!

おかあさんといっしょはいつから放送開始された?

おかあさんといっしょは1959年10月5日から放送が開始され、今年2025年で66周年を迎えます。人形劇は翌年の1960年9月からスタートしました。

放送開始当初は週に1回の放送でしたが、翌年1960年より月~土曜日の午前10時に拡大され、初代人形劇「ブーフーウー」がはじまりました。

1966年に別番組の「うたのえほん」と統合し、現在まで続く3本柱である、人形劇、歌、体操がそろったのです。

さまざまな研究の結果、幼児の集中力の限界は2分半ということから、さまざまなコーナーを展開させて、子どもが飽きないよう工夫されています。

子どもが集中できる環境があれば、ママも安心して家事に集中できますよね。

おかあさんといっしょ略して「おかいつ」

おかあさんといっしょは、子どもだけでなくママも楽しめる番組ということもあり、ファンの間では、「おかいつ」と呼ばれています。

人形劇のメインキャラクターは子どもたちのみで構成され、子どもたちが主役のお話になっていますが、その内容は大人も感動するほどです。

人形劇を通して「ともだちってなんだろう」と考えたり、「こういうふうに遊ぶんだ」と共感したり、忘れていた子ども心を思い出させてくれます。

おかあさんといっしょ歴代の人形劇一覧

初代人形劇の「ブーフーウー」からはじまり、2025年1月現在14代目となる「ファンターネ!」まで、さまざまな歴代キャラクターが登場しました。

みんな～テレビの前に集合！

収録現場をテレビ初公開
📺おかあさんといっしょの魔法
総合テレビ30(水)夜7:57

大反響につきアンコール放送決定
📺おたんじょうびウィーク
11/4(月)～9(土)前7:45

歴代人形劇年表とともに
お楽しみください✨#おかあさんといっしょ 放送65年https://t.co/nv5SFfdz1A pic.twitter.com/gA8ejrOY3R

— NHK　Eテレ編集部 (@nhk_Etele) October 23, 2024

そんな多くのキャラクターを生み出した、おかあさんといっしょの歴代人形劇の一覧を下記にまとめました。

それでは、おかあさんといっしょの歴代キャラクターを、1つずつ詳しくご紹介します。

初代｜ブーフーウー　【1960年9月~1967年3月】

初代ブーフーウーは、イギリスの童話「3匹の子ブタ」の後日談の物語です。3匹の子ブタと、オオカミが攻防のすえに物語の途中から仲良くなります。

人形が箱から出され、スイッチを押すと動き出すという設定に、当時の子ども達を驚かせました。

キャラクター	特徴	声優
ブー(長男)	わがままで怒りんぼ 闘牛士の衣装を着用しており、ペロちゃんのことが好き 太鼓をたたくのが得意で、以前わらの家を作った	大山のぶ代
フー(次男)	弱虫で疲れやすいところがある 頭にソンブレロ、メキシコの民族衣装を着用しており、以前木の家を作った	三輪勝恵
ウー(三男)	元気で働き者、頑張り屋 オーバーオールを着用しており、以前レンガの家を作った	黒柳徹子
オオカミ	3匹の宿敵だが、どこか憎めない哀愁漂うオオカミ ビスケットが大好き	永山一夫
ペロちゃん	シリーズの後半から登場した	堀絢子

時代を感じさせるモノクロ映像ですが、その個性的なキャラクターと人形たちが動き出すという珍しい設定に人気を博しました。

最終回では、「放送は終了するけど、引き続き3匹のこぶたはメキシコのサボテンのあるところで遊んでいますよ」と締めくくられ、その後も想像できる終わり方です。

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2代目｜ダットくん　【1967年4月~1969年9月】

うさぎのぬいぐるみを、おもちゃの機関車に乗せて走らせ、トンネルと抜けると「おはなしの森」の世界に到着します。

「おはなしの森」に到着するとぬいぐるみが「着ぐるみ」に代わり、物語が展開されるという設定です。

キャラクター	特徴	声優
ダットくん	眼鏡をかけた白いうさぎの男の子 いつも元気で好奇心旺盛だが、少しおっちょこちょいなところもある	黒柳徹子
ピョン子ちゃん	白いうさぎの女の子 小柄だが、しっかり者	堀絢子
おばあさん	ダットくんとピョン子ちゃんの祖母	里見京子
おじいさん	ダット君とピョン子ちゃんの祖父	永山一夫
ゴン太	黒いうさぎの男の子 いたずら好きだが、どこか憎めない	大山のぶ代

前作の「ブーフーウー」同様、人形が動き出す人形劇となっており、メインキャラクターはダットくんとピョン子ちゃんの2人と現時点で最も少ないです。

不思議なトンネルを抜けると、おはなしの森につながるという設定も、当時の子ども達を引き込む要因になっています。

3代目｜とんちんこぼうず　【1969年10月~1971年3月】

いたずら好きな3人組の小坊主と山寺の和尚による、とんち合戦が繰り広げられ、山寺の内外で起こる騒動を3人で知恵をふりしぼり解決していく物語です。

キャラクター	特徴	声優
ちんねんぼう	気が弱く、なまけもの	松島みのり
かんねんぼう	一番年上、らんぼうもの	大山のぶ代
とんねんぼう	一番年下、利口者	増山江威子
和尚	口うるさくて頑固者	八木光生

キャラクターの着ぐるみではなく、人がゴムマスクを被り、演劇をするという珍しい劇となっています。

残念ながら、当初の映像が残っていないため、どのような劇を繰り広げていたのかを見ることはできません。

YouTubeでは、当時のとんちんこぼうずのテーマ曲を聞けますので、気になるあなたはぜひ聞いてみてくださいね!

4代目｜とんでけブッチー　【1971年4月~1974年3月】

部屋のソファーの上のぬいぐるみたちが、気球に乗って壁にかかった絵の中の世界を旅する物語です。

毎週4枚のうち、1枚の絵に飛び込んで、その絵のなかの世界のキャラクターとの交流を通してさまざまな物語が展開されます。

キャラクター	特徴	声優
ブッチー	元気な犬の男の子 トリオの中では最も礼儀正しく、行動も冷静	大山のぶ代
ペンチー	ペンギンの女の子 口やかましく、よくフトッチーと言い合いになる	堀絢子
フトッチー	ブッチーの兄 犬の男の子 ブツブツと文句が多く、ややひねくれ者 気球を操縦する	愛川欽也 (1971年4月~1973年3月) はせさん治 (1973年4月~1974年3月)

さまざまな世界を旅しながら、その世界のキャラクターと交流を深めたり、時には攻防したり、日本が舞台になるストーリーもありました。

メキシコでは、「ブーフーウー」で登場したオオカミがゲスト出演し、ブッチー達と交流する場面がありました。

5代目｜うごけぼくのえ　【1974年4月~1976年3月】

子どもたちから送られてくる絵が舞台になり、3匹のねずみがその絵の中に入りこんで、悪役のフクロウ「アウル博士」に立ち向かう物語です。

キャラクター	特徴	声優
コリ	わがままで怒りんぼ	野沢雅子
ポリ	弱虫で疲れやすいところがある	増山江威子
カリ	元気で働き者、頑張り屋	肝付兼太
アウル博士	3匹の宿敵 空を飛ぶ傘をもって現れる 物語の最後には3匹にたおされてしまう	不明

人形劇では珍しく、今作では悪役が存在しています。悪役が登場した作品は現時点で「うごけぼくのえ」と「ぐ～チョコランタン」のみとなっています。

視聴者から送られてくる絵を、クロマキー合成技術を使って、まるで絵の世界にネズミ達が入りこんだかのような演出がされていました。

6代目ゴロンタ劇場　【1976年4月~1979年3月】

当初はスタジオに遊びにきた子ども達と、等身大の着ぐるみ人形が触れ合えるコーナーとしてスタートしました。

1977年に着ぐるみ人形と直接交流できる「ゴロンタ・トムトム・チャムチャムと遊ぶ」が人形劇へと発展したのです。

キャラクター	特徴	声優
ゴロンタ	トラの男の子 乱暴者だけど寂しがり屋	大塚周夫
トムトム	双子の熊の男の子(兄) 素直で明るい ピンク色のシャツを着ている	菅谷政子
チャムチャム	双子の熊の男の子(弟) 黄色のシャツを着ている	北川智繪

スタジオに遊びに来た子供たちの目の前で物語が展開したり、番組コーナー内で子ども達とゲームをする形式は今作からはじめての取り組みとなりました。

現在では、当たり前のようにさまざまなコーナーで、キャラクター達とゲームをして遊んでいますが、今作がその基礎となっています。

7代目｜ブンブンたいむ　【1979年4月~1982年3月】

遠い島を舞台にブンブン、つね吉、ごじゃえもん（おしらせどり）の3人が繰り広げる楽しい物語です。

キャラクター	特徴	声優
ブンブン	本名ブンブン·イザトナルトブン レッサーパンダの男の子(4歳) 素直な性格で、おっとりしているためか極度のマイペース 努力家で、名前の通り、いざとなると「ブン」と呼ばれる	小原乃梨子
つね吉	本名いなりやま·つね吉 キツネの男の子(5歳) 物知りでずる賢く、しっぽをほうき代わりにして掃除する面倒くさがり屋 意地悪な一面もあるが、義理と人情には厚い	山田康雄
ごじゃえもん	おしらせどりの男の子(3歳) くちばしが拡声器、背中にゼンマイがあり、ゼンマイがきれると動きがにぶくなる 当初は「おしらせどり」と呼ばれていたが、後に一般公募で「ごじゃえもん」に変更になった	肝付兼太

当初は、子ども達の前で演劇をする形式でしたが、1981年からは現在と同じスタジオで別撮り形式に変更になりました。

はじめは「おしらせどり」と呼ばれていたキャラクターも、一般公募で「ごじゃえもん」に改名しており、視聴者に名前を募るのは今作のみとなっています。

8代目｜にこにこ、ぷん　【1982年4月~1992年9月】

地球によく似た星の「にこにこ島」を舞台に、メインキャラクター3人が、ともに笑い、ときにはけんかをして泣き、またあるときは冒険する、勇気と友情あふれる物語です。

次回作のドレミファ·どーなっつ!の舞台となる「どーなっつ島」は、にこにこ島の近くにあるという設定になっています。

キャラクター	特徴	声優
じゃじゃまる	本名ふくろこうじ·じゃじゃまる うらおもてヤマネコの男の子(推定5歳) 力持ちですばしっこく、いじめっ子ではあるが優しい一面も 過去に鼻をかじられた経験から実はネズミが苦手	肝付兼太
ぴっころ	本名ふぉるてしも·ぴっころ “ふん”ボルトペンギンの女の子(推定3.5歳) おしゃべりとお洒落が大好きで、気が強い 泳ぎが苦手で、水を怖がる 空を飛ぶ初めてのペンギンになりたくて、密かに訓練をしている	よこざわ　けい子 (代役、及川ひとみ)
ぽろり	本名ぽろり·カジリアッチⅢ世 ネズミの男の子(推定4歳) ネズミ海賊「ねこいらず·カジリアッチ」の子孫 過去の栄光を自慢したがるが、気が弱くて泣き虫 発明家で、便利な道具を次々と作りだす才能がある	中尾隆聖

「にこにこ、ぷん」に登場する3匹のキャラクターには、あえて”母親”の存在を感じさせない状況を作り出しています。

その理由は、おかあさんといっしょという番組をお母さんといっしょに見られないお子さんが多くいる家庭事情に配慮したためでした。

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9代目｜ドレミファ·どーなっつ!　【1992年10月~2000年3月】

「ど、れ、み、ふぁ、そ、ら、し、ど」の音階の名前すべてを名前に織り込んだ、みど・ふぁど・れっしー・空男(そらお)の4人が活躍する物語です。

仲良く遊んだり、ケンカなどを通じて日常生活において大切なことを学んで行きます。

キャラクター	特徴	声優
みど	本名みど·わおん プードルの双子の姉 スポーツが得意で、じっとしていることが苦手	佐久間レイ
ふぁど	本名ふぁど·わおん プードルの双子の弟 おとなしくて気が弱いが、字や計算に強く修理が得意	小桜エツコ
れっしー	本名れおなるど·とびっしー マダタスカル島の元王子 世間知らずでわがままだが、自分ひとりで生計を立てようと努力する一面も	中尾隆聖
空男	本名青井空男 ゴリラの男の子 優しくて力持ち、お人好しで、からかわれてもめったに怒らない	青木和代

今までの作品では、サブキャラクターが多く出演するものばかりでしたが、今作ではそれぞれのキャラクターの家族も詳細に設定されています。

前作同様、世界観が作りこまれており、島も詳細に設定されています。自然の豊かさを子ども達の心に刻む風景も魅力的です。

最後の1年間(1999年度)は次回作である「ぐ～チョコランタン」の前身作品「スプーとガタラット」をメインに2作が並行して放送されていました。

スプーとガタラット　【1999年4月~2000年4月】

「スプーとガタラット」は、ぐ～チョコランタンの前身作品として、当初は着ぐるみ人形コーナーとしてはじまりました。

ある日、勇者ガタラットが暮らす森の中に、突然ラッパを持った男の子が墜落し、ほどんどの記憶がないスプーと出会います。

森と「おかあさんといっしょ」の番組スタジオはつながっており、スプーはそのスタジオにいたおにいさん、おねえさん、子供たちと毎日楽しく歌うようになります。

キャラクター	特徴	声優
スプー	チョコランタンへ迷い込んだ男の子 食いしん坊でのんびりした性格、やや臆病で恥ずかしがり屋 「パピラプス」という魔法のラッパを持ち歩き、吹くと不思議なことが起こる 好きな食べ物はバナナ、タコが苦手で昼寝が趣味 ラグナグ星の王子・プリンスラグナグであることが最終的に判明する	川村万梨阿
ガタラット	元伝説の勇者で、年齢は200歳近い 知識も豊富で、彼らに生活の知恵や教訓を授ける 元勇者というだけあって、ジャコビを投げ飛ばしたり、瓦を割ったり、実力の持ち主 釣りとヴァイオリンが趣味で、好物は海苔の佃煮とご飯	千葉繁

スプーの両親がむかえにくるまで一緒に待つガタラットですが、知り合いである豆腐の大王から怪獣退治を頼まれ、スプーを残してトーフの惑星へと旅立ちます。

そして物語の舞台はチョコランタンの町へと移り、そこで新しく出会う仲間達に出会うことで、物語は進行していきます。

10代目｜ぐ～チョコランタン　【2000年4月~2009年3月】

ガタラットが旅立ってから2か月後、チョコランタンの町に迷い込んだスプーと、なかよし3人組アネム、ズズ、ジャコビが出会うことでストーリーが展開します。

キャラクター	特徴	声優
スプー	チョコランタンへ迷い込んだ男の子 食いしん坊でのんびりした性格、やや臆病で恥ずかしがり屋 「パピラプス」という魔法のラッパを持ち歩き、吹くと不思議なことが起こる 好きな食べ物はバナナ、タコが苦手で昼寝が趣味 ラグナグ星の王子・プリンスラグナグであることが最終的に判明する	川村万梨阿 (2001年8月放送分まで) 橘ひかり (2001年9月放送分以降)
アネム	ズズの姉 3人のまとめ役にわがままが行き過ぎて、自己中心的な行動をとってしまうことも 朝に弱く、寝起きが悪い 好きな食べ物はイチゴで、嫌いな食べ物はシイタケ クモが苦手でおしゃれが大好き	くまい　もとこ (代役、西村ちなみ)
ズズ	アネムの妹 幼い割に冷静かつしっかり者で、感情的になりがちなアネムのなだめ役でもあるが、泣き虫な一面も 好きな食べ物はアイスキャンディー、嫌いな食べ物はトマトで、ゴキブリが苦手 虫や動物と会話ができる不思議な力を持っている	千葉千恵巳 (代役、菊池由美)
ジャコビ	アネムの友人で3兄弟の末っ子 力持ちの熱血漢だが、ドジでおっちょこちょい お調子者な性格だが、根は頑張り屋で寂しがり屋な一面も 機械の発明と料理、太鼓、絵描きが得意 嫌いな食べ物はナスで、ミミズとゴカイの他、青虫といった芋虫系の生き物が苦手	山口勝平
ガタラット	元伝説の勇者で、年齢は200歳近い 知識も豊富で、彼らに生活の知恵や教訓を授ける 元勇者というだけあって、ジャコビを投げ飛ばしたり、瓦を割ったり、実力の持ち主 釣りとヴァイオリンが趣味で、好物は海苔の佃煮とご飯	千葉繁

スプーの故郷であるラグナグ星へ行くことに成功したが、そこはギガルプという悪者に支配されており、スプーの母親が人質としてとらわれていました。

仲間達と力を合わせてギガルプを倒し、スプーはラグナグ星に残るため、アネム達とお別れをしますが、目が覚めるとすべて夢落ちだったという結末でした。

スプーがどこからやってきたのか、ラグナグ星という場所は存在しないものだったのか、最後は曖昧に終わってしまうのです。

物語の続きは、視聴者にゆだねるという、制作者側からのメッセージともとらえられますね。

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11代目｜モノランモノラン　【2009年4月~2011年3月】

日本の神話に由来する3体の子鬼が、九十九神の町「ものものランド」を舞台に、それぞれが持つ道具を使って、立派に成長するために修行する物語です。

キャラクター	特徴	声優
ライゴー	雷神の孫 純粋でとても優しい心の持ち主でだが、食いしん坊でのんびり屋な面も 植物と会話ができる力を持ち、その力を使って野菜や米を自宅の裏の畑で育てている 使う道具は雷を起こす「ゴロゴロ太鼓」 好きな食べ物はおにぎりと焼き芋、嫌いな食べ物は梅干し	山田ふしぎ
スイリン	水神の孫 しっかり者で面倒見が良いお姉さんタイプだが、実は怖がりな面も 争いを好まない平和主義で真面目、お人好みで2人のまとめ役でもある 使う道具は雨を降らす「ザーザー如雨露」 好きな食べ物はホットケーキとカレー、嫌いな食べ物はたまねぎ	城雅子
プゥート	風神の孫 思い立ったら即行動し、風のように元気で逃げ足が速い 使う道具は風を起こす「ヒューヒュー袋」で、たまに買い物袋としても使っている 得意技はサッカーで、嫌いな食べ物はトマトだったが、後に克服することができた	山口勝平

上記のメインキャラクター以外にも、サブキャラクターが多く出演する人形劇となっています。

今までにはない、ビビットカラーなキャラクターも、子どもの目を引く魅力的なキャラクターですね。

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12代目｜ポコポッテイト　【2011年4月~2016年3月】

ジャガイモにそっくりな島「ぽていじま」を舞台に、3人の友情を描き、前向きに生きることの大切さを伝えるストーリーです。

生まれも育ちも違う3人の掛け合いがとてもおもしろいです。

キャラクター	特徴	声優
ムテ吉	ラーテルの少年(3歳) 島育ちのやんちゃな男の子で、温泉を経営している 両親は世界中を旅するトレジャーハンター、現在は祖母と2人暮らし 明るくてわんぱく、正義感が強いリーダー的存在 常に前向きで、どんなことでもへこたれないが、たまに大泣きする一面も	くまい　もとこ
ミーニャ	マンチカンネコの少女(3歳) メーコブと一緒に都会から不思議なトンネルを通ってぽていじまにやってきた 明るく素直なので、思ったことはすぐ口にだしてしまう 有言実行タイプで負けず嫌いだが、落ち着きがなくドジな一面も	加藤英美里
メーコブ	ジャコブヒツジの少年(5歳) ひつじ界の名門ジャコブ家の御曹司だが、たまに牛に間違われる 冷静な判断力があり、クールで真面目で、ムテ吉やミーシャを優しく見守る一面も 争いを好まないゆえに、小心者で怖がり	ひなた　おさむ

祖母と2人暮らしをしているムテ吉にとって、ミーニャとメーコブは、はじめての友達となり、友情を育んでいきます。

最終回では、ミーニャとメーコブのことを「宝物」だというほど、かたい絆で結ばれる友情物語に、子どもだけでなく大人もグッときますね。

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13代目｜ガラピコぷ～　【2016年4月~2022年3月】

水と緑が豊かな惑星、ホシノキに見守られた不思議な星の「しずく星」を舞台に、デコボコな3人が、絆を深めていく友情の物語です。

「活発な男の子や、おしとやかな女の子ではなくても、大人から見たら少し問題があるような子であっても、大丈夫だよ」というメッセージが物語にこめられています。

キャラクター	特徴	声優
チョロミー	おてんばなうさぎの女の子(3歳) ハイテンションかつ明るく奔放な性格で、好奇心旺盛 気が強く、姉御肌 好きな食べ物は甘いもので特技はお菓子作り、雷が大の苦手 数字となぞなぞが苦手で、読み書きが全くできない	吉田仁美
ムームー	少し怖がりでのんびり屋なオオカミの男の子(3歳) 特技は瞬間記憶で、とても心配性で神経質な面も コンクールで金賞を取るほど絵が上手だが運動は苦手 キラキラの鉱物を集めており、それをみんなに観てもらうため博物館を開くのが夢 好きな食べ物はミートボール、好きな季節は冬 お化けが大の苦手で嫌いな食べ物はピーマン	冨田泰代
ガラピコ	おしゃべりな惑星探査用ロボット(製造番号103) 性格は生真面目で、誰に対しても敬語で話す 他人の感情がさっぱり理解できなかったが、後半ではたまに他人の気持ちがわかるようになる 好きな季節は秋だが、夏の暑さも冬の寒さも感じない	川島得愛

ある日突然チョロミーとムームーの住む「しずく星」に不時着したガラピコは、実は未来のチョロミーが送り込んだロボットだと後に判明します。

過去の自分に最高の友達を与えるべく、苦手な勉強を頑張って、未来の世界では工学博士になったチョロミーに勇気をもらえますよね。

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14代目｜ファンターネ!　【2022年4月~現在2025年1月時点】

舞台は自然豊かで港町があるファンターネ島、あらゆる種族が一緒に暮らしています。

育った場所や環境、見た目や考え方も違う3人がお互いの個性を認め合い、仲を深めていく物語です。

キャラクター	特徴	声優
みもも	かっぱの少女(3歳) 頭のお皿と、背中の甲羅がチャームポイント 好奇心旺盛で、何にたいしても興味を持つ ドーナツとモモが大好き	平田真菜
やころ	ひょうたんの子ども(3歳10か月) 性別はなく、8人きょうだいの末っ子 いつも冷静で正義感が強く、みももやルチータにするどいツッコミをする一面も 図鑑をいつも持ち歩き、調べものをするのが大好き	折笠富美子
ルチータ	ライオンの少年(5歳) 遠くの島からファンターネ島に引っ越してきた とても陽気でお調子者、アーティスティックな感性がある 歌って踊ることが大好きで、将来の夢はバレエダンサー	入江玲於奈

「ファンターネ!」では、車いすに乗ったカマキリの男性や、性別のないやころといった、多様なキャラクターが登場します。

現実世界における多様性をキャラクターに反映させ、さまざまなものの考え方や受けとめ方があることを個性豊かなキャラクターを通して伝えています。

想像上の生き物や妖怪、無差別の植物、鳥、虫、魚などのあらゆる種族が同じ島で暮らし、お互いの個性を認め合う姿は現実世界でも通ずるものがありますよね。

＼子どもが夢中になる!111枚のシールで遊べるシールブック／

おかあさんといっしょ歴代の過去作はどこで見れる?

おかあさんといっしょの歴代の過去作品は、動画配信サービスで視聴できます。おすすめはアマゾンプライムビデオとTSUTAYADISCASです。

過去作品が視聴できる配信動画サービスを、以下4つにまとめました。

それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

①Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)

アマゾンプライムビデオでは、プライム会員なら＋月額料金397円でおかあさんといっしょの歴代作品が見放題になります。

平日放送されている番組の見逃し配信や、Eテレ番組作品も豊富なので、飽きることなく見ることができますよ。

サービス項目	詳細
お試し期間	アマゾンプライム30日間無料 NHKこどもパーク14日間無料
月額料金(税込)	アマゾンプライム600円 NHKこどもパーク397円 ※NHKこどもパークだけの契約はできません
サービス内容	動画作品1万本見放題 レンタル作品4万本視聴可能※追加料金がかかります

おかあさんといっしょ作品を視聴するには、プライム会員＋NHKこどもパークの月額料金をそれぞれ契約する必要があり、月額997円(税込)かかります。

プライム会員になっただけでは視聴できないので、その点は注意が必要です。

プライム会員はアマゾンをよく利用している場合は、配送料無料、プライムセールの他、さまざまなサービスを利用できるようになります。

お試し期間であれば、無料で全サービスを利用できますので、この機会にぜひ利用してみてくださいね!

＼番組の見逃し配信はここだけ!／

②TSUTAYA DISCAS(ツタヤディスカス)

こちらは宅配レンタルサービスですが、おかあさんといっしょを取り扱う作品数は120以上と豊富です。より多くの作品を視聴したい場合は特におすすめですよ。

DISCASの月額料金は4パターンあります。

サービス項目	定額レンタル4	定額レンタル8ダブル	定額レンタルMAX	単品レンタル
お試し期間	14日間	30日間	なし	なし
月額料金(税込)	1,100円	2,200円	6,600円	月額料金なし その都度料金が発生する
サービス内容	35万本以上のDVD·CDのなかから月4本レンタルできる	35万本以上のDVD·CDのなかから月8本レンタルできる	35万本以上のDVD·CDのなかから上限なしでレンタルできる	35万本以上のDVD·CDの他にコミックも上限なしでレンタルできる

ご自分に合ったプランを選べるのも良いですね。

DISCASの最大の魅力は、未配信動画も対応しているという点です。レンタル方法もスマホやパソコンから注文するだけで自宅に届くので、とても簡単ですよ。

見終わった作品は最寄りのポストへ投函するだけなので、何かのついでに済ませられるのも便利です。

近くに店舗がない、忙しくて店舗に行く時間がないあなたにおすすめのサービスです。この機会にぜひ利用してみてくださいね!

＼おかあさんといっしょ作品取り扱い数No.1／

③U-NEXT(ユーネクスト)

U-NEXTでは、おかあさんといっしょのファミリーコンサート、ファミリームービーの歴代作品や、人気曲を約60作品見ることができます。

人形劇の作品の配信はありませんが、人形劇のキャラクターが登場する過去作動画を視聴できますよ。

サービス項目	詳細
お試し期間	31日間
月額料金(税込)	2,189円 毎月1,200円分ポイント付与
サービス内容	動画作品32万本見放題 200誌以上の雑誌見放題

おかあさんといっしょの動画は約60作品あり、無料期間も31日間あるので、期間内で多くの作品を楽しめます。

雑誌は歌のお兄さん、お姉さん中心の内容ですが、おかあさんといっしょを深く知ることができますよ。

月額料金は2,189円ですが、毎月1,200円分のポイントが付与されるので、実質負担額は989円になります。動画や雑誌が見放題でこの金額はとてもお得です。

ファミリーアカウントを作れば最大4つまで管理できるので、大人と子どもそれぞれプライバシーを守りながら楽しめます。ぜひ、利用してみてくださいね!

＼実質989円で見放題!過去作品を振り返ろう／

④Hulu(フールー)

Huluでは、おかあさんといっしょ配信オリジナル作品を含めて、ファミリーコンサート、ファミリームービーの約15作品を視聴できます。

Huluのサービス内容は以下の通りです。

サービス項目	詳細
お試し期間	なし
月額料金(税込み)	1,026円
サービス内容	14万本以上の動画作品見放題

お試し期間はないものの、月額料金は他のサービスに比べてお得です。家族一人が登録をしていれば、最大4つの機器で違う作品を視聴できます。

わが家でも利用しているサービスです。私も携帯で動画を見ながら、テレビで娘にも見せることができるので、便利です。

＼1つのアカウントで最大4台同時に動画が見れる／

まとめ

• 歴代人形劇の人気キャラクターランキングではママ友のように、当時見ていた人形劇のキャラクターや、キャラクターの個性や見た目が好きという理由が多い
• おかあさんといっしょの歴代キャラクターのなかで、「にこにこ、ぷん」の人形劇に登場した、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりが特に人気
• おかあさんといっしょは1959年10月5日から放送が開始され、人形劇は翌年の1960年9月からスタートした
• おかあさんといっしょは、子どもだけでなくママも楽しめる番組ということもあり、ファンの間では、「おかいつ」と呼ばれている
• おかあさんといっしょの歴代の過去作品は、動画配信サービスで見ることができ、Amazon Prime VideoとTSUTAYA DISCASが特におすすめ
• 歴代の過去作品を視聴できる動画配信サービスは①Amazon Prime Video②TSUTAYA DISCAS③U-NEXT④Huluがある

おかあさんといっしょは2025年で66周年をむかえ、歴代のメインキャラクターの数の多さに歴史や人気な理由を感じます。

朝と夕方のちょうど、ご飯の準備や家事をこなす忙しい時間帯に、子どもの相手を代わりに担ってくれる頼もしい存在です。

おかあさんといっしょの番組を、娘が夢中で見ている光景に、幼少期の私の姿と重なって見えます。

いつの時代も忙しいママの味方でいてくれるおかあさんといっしょは、これからも子ども達やあなたと共に成長していくことでしょう。

「おかあさんの時代は、こんなキャラクターがいたんだよ」と、ぜひお子さんと好きなキャラクターや物語を語り合ってみてくださいね。